2017年12月31日

ブログ終了のお知らせ

ブログ終了のお知らせ

突然ではありますが、12月を持ちましてこのブログを終わろうと思います。

突然とは言いましても私の中ではそろそろ止めようかなと考え続けていたところで、
理由は色々あるんですけど

1つはデジタル遺品の問題。
このブログは家族には内緒で書いていますが、
もし私に何かあったとき、放置されるのも何だかなぁ…と思うようになりました。
そんなこと考えるような歳でも無いんかもしれんけど、
書くとしたら残ってもいいような形にした方がいいのかな、と。

あともう1つは、自分の勉強の時間を取りたいなと思うようになってきたからです。
もちろん文章を書くのは勉強になりますが、
もう少し別の段階というか、
基礎的な知識やスキルを増やしたいなと思うので。

あとはSSL化の問題とか書く時間の問題とかもあるんですけど、
一番大きな理由は、
自分の中でそろそろやめ時だなぁ、
次のステージに進みたいなぁと何となく思ったことで
そこは本当に感覚的なものです。

ただ本とかテレビなど、
見たものの備忘録的なブログは、
自分としても便利なのでまた書くかもですが、
今のところは考えていません。

取り合えず本ブログはいったん終了したいと思います。

もともとPV伸ばそうとか、読んでもらいたい、とかいう気持ちは全くなく
場所情報の問題もあるので画像も絵も使わずでして、
見やすさはあんまり考慮して無かったんで、
多少の方々には読んでいただけていたのがむしろビックリではありました。

自分の文章が、少しでもどなたかの人生に役立てたとしたら良かったかなと思っています。

それでは、今までありがとうございました。
(ただ手続きは年明けにしようと思うので、
しばらくは置いておきます)
posted by Amago at 08:10| Comment(0) | その他 | 更新情報をチェックする

2017年12月30日

Eテレ「人間ってナンだ?超AI入門 特別編「今ここにある未来 ヒト×AI=∞」」

Eテレ「人間ってナンだ?超AI入門 特別編「今ここにある未来 ヒト×AI=∞」」

 先週でこの番組、終わったかと思ったらそこは年末、特別編がありました。
 といっても今回は徳井さんは出てきません(笑)
 松尾先生も冒頭と終わりだけで、
 AI、テクノロジーがもたらす未来はどんなものか?について、
 3人の方へのインタビューをまとめたものでした。

出演メンバーさすがに豪華です。
●レイ・カーツワイル氏
 かなり有名な方ですね。
 「シンギュラリティ」の言葉を世に広めた未来学者。
 もともとはGoogleの技術部門ディレクター、
 画期的な発明もたくさんされているそうです

●ノーム・チョムスキー氏
 言語学者、哲学者、論理学者、
 MITの方で、Wikiによると
 政治、社会、マスメディアに関する著作が100冊以上だそうです
 また心理学、コンピューターサイエンスにも大きな影響力を与えている方だそう

●フリーマン・ダイソン氏
 理論物理学者の方です。
 Wikiによりますと、電磁気学、数学で大きな貢献をされ、
 宇宙物理学でも遺伝子工学を利用した宇宙船や、惑星や恒星を動かす装置を考案するなど、
 かなり壮大な思想の持ち主で、SFにも影響を与えているそう

 インタビュアーはサイエンスライターの吉成真由美氏でした。
 サイエンスにも詳しく、質問も鋭い。

 カーツワイル氏は名前だけ知っていて、著書は全く読んだことが無かったので、
 考え方が生の声で聞けたのは感激でした。
 そしてカーツワイル氏の考え方とはまた違うチョムスキー氏、物理学者なのに発想がSF的なダイソン氏の話も刺激的でした。

○そもそもシンギュラリティとは
 最初はカーツワイル氏へのインタビュー。

 シンギュラリティ、とは、
 人間とAIが融合し、人間の進化が爆発的に進む現象、だそうです
 カーツワイル氏は10年前、
 「2045年にはシンギュラリティが起きる」
 と予言したそうですが、
 そもそもシンギュラリティとは何か?

 この質問について、カーツワイル氏は
 「計算によれば2045年には人間の知能は10億倍になる、
 これはシンギュラー(飛躍的)な変化だからシンギュラリティと呼んでいる」

 そもそもシンギュラリティとは物理学用語で、ブラックホールを指すのだそうです
 ブラックホールの境界線の向こうは劇的な変化をする、
 未来についても同じだということでこの言葉を借用したらしい

 カーツワイル氏は
 ブラックホールの境界線の向こうは何があるかは分からないが、
 知性があるなら予測はできる
 未来も同じで、知性で予測はできると考えているそうです

○指数関数的に進化する情報テクノロジー、それらがもたらす未来
 そもそもカーツワイル氏がシンギュラリティについて考えたのはなぜか?
 「最初に考え始めたのは1980年代だった」
 彼は発明家なので、ものを作るにはタイミングが大事で、
 そのためには未来予測が必要だと思ったらしい

 そして、情報テクノロジーについては予測できると気づいたのだそう
 というのは、情報テクノロジーはきれいな指数関数的な増大をしており
 年々倍々に増える曲線を描くのだそう

 しかし指数関数的な成長は生物学の成長とは異なる
 「昔は生物は世界を直線的に見ていた、
  例えば動物の走る速さは直線的だったから
  人間もぶつからないよう、そのように予測した」

 直線的変化の場合、1、2、3、4…
 指数変化は1、2、4、8…
 最初は大して変わらないが、
 30段階進めば10億倍、
 40段階進めば1兆倍になるそうです

 「例えばヒトゲノム解読プロジェクトは、
  全体の1%読むのに7年かかった、
  その時点ではみんな全て読み終わるのに700年かかると思っていた。
  しかし私は、1%進んだならほとんど終わったと思っていた」
 というのは、7年で1%なら、
 そこから倍々で増えればもう7年で100%に行くからで、
 実際そうなったそうです

 彼は更にスマホを取り出して
 「コンピューターは25年で数十億倍の速度になり、大きさは10万分の1になった、
  あと25年すれば速度は更に加速し、大きさは赤血球くらいになる」
 これはあらゆる情報テクノロジーで起きている現象なのだそう

 彼はこの加速するテクノロジーがもたらすものの1つとして
 「病気や老化に対抗し、人の体を健康に保つナノロボット」
 を予言していました

 今のところ、人間は年老いると免疫機能が役立たなくなる
 それは生物学的に長生きにメリットが無かったからで、
 人間は25歳くらいで生殖を終えればお役御免となる

 しかしAIが小型化し、
 計算能力やコミュニケーション能力を備えたナノロボットができれば
 2030年頃にはこれらが体内を駆け巡り、人々の体を健康に保つだろう、と。
 ガンやエイズなど、免疫機能が役に立たないような病気にも抵抗できるようになる、とのことです

○人とAIとの融合
 また、カーツワイル氏は、
 現在は仮想現実が段々実用化しており
 特殊カメラ、腕や耳につける端末が現実になろうとしているが、
 2030年にはこれが神経系の中で行われるだろう、と。
 拡張現実は日常のものとなり
何㎞先の人もすぐそばにいるように感じられる、と話していました

 更には脳がインターネットと直接つながるようになり
 翻訳や検索に役立つだけではなく
 知能の拡張が起きるだろう、とも。

 脳がAIとつながる…
 信じられない話ですが、
 彼は脳の構造を考えればそれができると話しています。

 脳は100の神経細胞が3億のユニットを作り、
 それぞれのユニットが違う機能を持っている構造になっており
 最下層は机のはしっこが直線だ、くらいしか分からないが
 最上層は美しいとか面白いなど抽象的なことも分かるようになる

 人類は200万年前、脳が急に拡大し
 そのため階層構造が可能になり、
 言語、音楽、芸術、科学が可能になった
 これは他の生物には見られないそうです

 そして今、これと同じ変化が起きようとしている、とのことです
 インターネットが200万年前と同じく人の脳を拡張し、
 知能が無限大に拡大する、と。
 彼によれば、これが2030年にはおきるのだそうです

 吉成氏はこの話を聞きながら
 「現実に戻った話をしたいのですが…」
 そして、脳科学の研究はまだ進んでいない、
 脳を真似するにはまだ知識は必要ではないか、
 やみくもに進むことにはならないのか、
 と聞いていました

 カーツワイル氏は
 「それには賛同しかねる」
 脳は分からないことも多いが分かってきたことも多い、と。

 森に入って木を見れば
 一つ一つの葉っぱや樹皮などの違いが複雑だと思ってしまう、
 しかし全体を見れば、木はどれも同じとも言える
 今は十分に情報があるとも言える、
 と反論していました

○意識とは、知性とは
 しかし吉成氏は
 「脳科学や心理学者は、まだ知能は定義できていない、
  脳は定義できるのか、
  あるいは脳のような構造を作れば
  感情や愛情のようなものは現れるのか?」

 カーツワイル氏は
 「私は知性を、限られた資源で問題を解決する能力、と定義する」
 人間の場合、限られた資源の1つは時間で
 「チェスの指し方を100万年後に見つけても、知能とは言えないよね」

 しかしAIは、この「限られた時間内で解決法を見つける」力も身に付けつつあるようです。

 カーツワイル氏は、
 「碁の指し方については、
  全てのデータを入れても解決しなかったが
  自分で自分と対戦させ、自己学習させたら名人にも勝つようになった。
  画像認識や車の運転など、
  人間だけができると思われたこともこなしつつある、
  まだ運転事故もあるが、人間よりはましだろう」
 と話していました

○人はなぜ忘れるのか
 一方吉成氏は
 忘れることが無くなったらどうなるのか、について聞いていました

 記憶に限界があるのはなぜか?
 1つの説は、忘れることが生存に有利だからで
 ストレス、トラウマを忘れることで人は生き延びてきた

 もう1つの説は、創造性をもたらすためで
 記憶が曖昧だからこそ色々組み合わせて創造できる

 「創造性は種の生存に有利だから記憶は忘れられてきた、
  AIとの融合で、人の記憶が鮮明に残るようになったら
  創造性が犠牲にはならないのか」

 これに対してカーツワイル氏は
 「我々の物忘れとは、能力の限界だ」
 と話していました
 記憶容量には限界があり、
 子供の時は容量が多くて使い放題でも、だんだんいっぱいになってくる、と。

 しかしコンピューターにも限界がある
 そこで重要になるのは情報の取捨選択で、
 そうしないと情報の波に飲み込まれる、とも話していました

 人間は、
 起きたことをレコーダーのように留めるのではなく
 記憶を断片化して再構築し、コンパクトにしている

 コンピューターも本質的には同じで、
 情報の優先順位を判断しているのでは、と。

 自動運転も木の枝など些末の情報は注目しないが、
 ボールがあれば子供がいそうだという注意は払う、
 重要なことだけに集中する能力が必要で
 コンピューターにも記憶の優先順位をつける能力が備わりつつある、
 と話していました

○シンギュラリティは根拠なきファンタジー?
 次のインタビューはノーム・チョムスキー氏
 吉成氏は
 「シンギュラリティ、つまりAIと融合した人類は万能になり、
  進化しなかった人類は仕事を失う、
  という考え方についてどう思うか」
 という質問には
 「完全なるファンタジー、全く根拠がない」と切り捨てていました

 チョムスキー氏は
 ロボットが進化するのはいいが、
 なぜ人間がつまらない仕事をしないといけないのか?
 ロボット化で生産性が上がり、
 低スキルの仕事が減り高スキルの仕事は増えるかもしれないが、
 人間はクリエイティブで満足できる仕事をすべきだ、と話していました

 そして、
 人とAIが融合する、
 という夢にはコンセプトも根拠もない、と。
 「今実現しているのは、
  膨大なデータと高速計算に頼ったものだ」

 そこで吉成氏は
 「カーツワイル氏は、テクノロジーの指数関数的な変化は止められないと言うが…」と聞くと
 「素敵なレストランでコーヒーを飲みながら、楽しく話すぶんにはいい話だ」
 なんの証拠もない、とこれも切り捨てていました

 例えば翻訳は、膨大なデータ入力によりある程度可能にはなったが
 これは科学や文化的にはあまり興味深いことではない、と。

 例えばアリ何万匹の振る舞いをビデオにとり、分析すれば
行動予測は出来るだろうが
 そんなものは面白くないから誰もやらない
 (「Googleならお金を出すかもしれないけどね」と言ってました(笑))

 チョムスキー氏は、カーツワイル氏のような主張は
 「巨大資本をバックにしたPR」だと言っていました
 テクノロジーの発展が情報処理を急速に拡大させるが
 それは創造性の本質を解明することにはならない、と。

 膨大なデータの分析だけなら、何も文化的なものは産み出さない、ということか。

○インターネットが知性を持つ?
 次は理論物理学者がフリーマン・ダイソン氏。
 彼は
 「サイエンスは本質的には予測できないもの、
  発見は常にサプライズ」
 とはしながらも
 「インターネットは理解を越えた情報の蓄積で、
  最終的には全体が1つの生物のように振る舞うかもしれない」
 と予測めいた話をしていました

 インターネットが、
 超生命体として自らの目的を見つけたり
 1つのシステムとして世界を支配することはあり得る、と。
 実際問題、すでにソフトウェアがコントロールする分野もあり、
 これは誇張ではなく知っておくべきことだ、と話していました

○人間とAIとの融合が進み、人間は不死になる?
 再びカーツワイル氏。
 AIと人間との融合について、さらに詳しく話していました

 「この100年、人間は生物学的にはほとんど変わっていないが
  文化やテクノロジーは大幅に進化している」

 また、
 「テクノロジーは今や我々の一部になりつつある」 とも。
 スマホを無くすと、自分の一部を無くした気分になる
 ネットのクラウド上の情報、個人情報、e-mail、画像情報も自分自身を作っている、と。

 このように、既に生物と無生物は一部は繋がっている
 彼によれば、
 2030年にはAIが赤血球くらいの大きさになり、体に入り込み、さらに融合が進む

 この際生物学的な所は変わらないが、
 無生物的な所は急速に進化し、人間のなかでその割合が増えていく

 彼によれば情報テクノロジー進化は倍々の増加ですので
 2045年には無生物的な部分が何千倍も成長し、
 体のほとんどが無生物的なものになり、
 だんだん無生物的な部分が体を制御するようになるのだそうです

 彼は、
 これは寿命延長をもたらし、
 最終的には人間は不死になるだろう、
 とまで言っていました
 というのは、無生物はバックアップがとれるからだそうです
 「100年後には、バックアップのない世界に生きていたなんてなんて恐ろしいんだ、と話しているだろう」
 と半分冗談?で話していました

 あらゆるものは消滅の恐怖を持っているが、
 人類はそれも克服するポストバイオロジカルとなるだろう、と。

○人類が地球、宇宙の未来を決める?
 チョムスキー氏は
 「2016年11月8日、世界気象機関が気候変動について悲惨な予測を発表した」という話をしていました

 しかしこの報告は握りつぶされてしまったそうです
 7日に会議が開かれ
 8日にレポートができたのに
 9日には会議が停止された、と。

 これは世界のリーダーの国(アメリカ)がしたもので
 メディアはほとんどが報道しなかったのは信じられない、
 これは過去20万年の人類最大の危機だ、と。

 チョムスキー氏によれば、地質学的には我々は新しい時代
 「人新世」
 なんだそうです
 人類が地球を滅ぼしうる力を持つようになった新しい世。
 「これは自然淘汰の結果ではなく、人類の選択の結果だ」

 一方カーツワイル氏のインタビューでは、
 テクノロジーがエネルギー問題を解決する、と話していました

 彼は、
 19世紀のテクノロジーを元に未来を考えるべきでない、
 もはや化石エネルギーは環境に良くない、
 再生可能エネルギーなら指数関数的に増やせる、と。

 テクノロジーを太陽光発電に導入し、推進することでコストは一気に下がる、
 太陽光発電のエネルギーは1年で倍々になる

 20年以内に人類の必要なエネルギーは太陽光発電で賄える、
 風力や地熱発電も利用すれば、
 必要なエネルギーの何千倍ものエネルギーが産み出せるだろう、
 テクノロジーの進化が無尽蔵なエネルギーを産み出す、
 と話していました

 カーツワイル氏は
 「進化の目的とは?」との質問に
 「超越すること」と答えていました

 音は超越して音楽になる、
 超越は進化の目的である。
 我々は宇宙の情報を読みとくことができ
 情報を操ることは進化にとって必須な条件である、と。

 吉成氏はこれに対して
 「人間は宇宙の中心として宇宙の進化に影響を与えられる、
  というのは傲慢では?」
 と聞いていましたが

 カーツワイル氏は、
 人間は宇宙規模で環境に作用する力を身に付けつつある
 核兵器など、自分を滅ぼす可能性もあるが
 カーツワイル氏は未来には楽観していると話していました

 そして、最終的には宇宙全体に作用して、宇宙の進化を進めるのがゴールだ、
 それは傲慢ではなく
 事象を観察して言える事実であり、
 もはや進化は避けて通れないと話していました

 そして、
 「シンギュラリティ」とは
 自らを改良していけるほどの知性を身に付けることであり、
 AIが自己改良していくことがシンギュラリティなのだと話していました

○最後の質問
 吉成氏は最後にカーツワイル氏に
 「人生の意味とはなにか」を聞いていました

 カーツワイル氏は
 自己増殖を繰り返し、進化していくのが生命だ、
 人生の意味は超越していくこと、あらゆる情報の構築物を作り上げることだ、と。

 人は自然の創造物だが、テクノロジーを産み出し、
 音楽、芸術、科学、文学を作った
 あらゆる超越がそれを作り出したのであり、それが人生の目的だ、と話していました

 一方ダイソン氏は
 「心や精神は存在する、
  でもそれがどうやって生まれているかは完全なミステリーですね」
 とも話していました

 松尾先生は
 「カーツワイル氏のいうことは信憑性があると思います。
  でも直近のテクノロジーの進化にとらわれてはいけないとも思います、
  それは彼の言うように2030年ではなくて、何百年あとかもしれない。
  でも彼の言う未来が来るのが僕は楽しみですね」
というようなことを話していました

○感想など
・カーツワイル氏の考え方はユニークではあるんですが、
 現実起きるかはどうかなーと思いました。

 例えばAIと人間との融合。
 AIが赤血球サイズになって体に入るとか
 脳とインターネットがコネクトするとか、
 そこはやっぱり異物が体に入る恐怖、危険性が先立つような気がする。

 もちろん現在でも障害を持った方が義肢を着けるとか
 人工の歯をつけるのは当たり前なので
 そのノリでいく可能性もあるけど、

 今の義肢や人工歯は代替物が無いと困るので使うのであって、
 別に入れなくても、着けなくてもいいものをわざわざ体内に入れるのはどうかなぁ、と。
 やはり抵抗があるというか、
 動機が無いのでめんどくさいと思う人が多いのではないか、
と思うのですよね…

 それからもう1つは、不老不死はそもそも幸せなのか?
 それは個人にとってもだし、
種としてもどうなのか、と思うのです。

 個人としては、たしかに世界が変わっていくのを見届けたい気もするが
 長く生きたら何したらいいんかなぁ、と思ってしまいます(笑)

 それに、新陳代謝って必要な気がする。
 みんなが善人というわけでもなく
 言葉は悪いが「あの人早く死んでくれ」なんて場合もあるわけで…
 (自分もそう思われてるかもしれないと言う意味も含めて)

 まぁそこまで言わないにしても、
 死ななくなった人たちは何をするのだろう?
 それまでしてきたこと、地位などを、
 若い人たちに譲ることができるだろうか?
 …多分それをしない人もいるんじゃないかと私は思う。
 権力者がずっと居座ることもあり得るわけで、
 そうなると新陳代謝が進まないんじゃないかなぁ…と。

 生物が老化と死をプログラムするのも
 種として多様性と新鮮さをを保つためなのかなぁと思います。

 ソクラテスも、
 死とは恐れるべきものかを考え、
 死は安らげるもののはずだ、という結論に至り、
 毒を飲むことを受け入れてますよね。
 うーん、少なくとも今のところは、
 私は不老不死を選択できても選ばないかな。

・チョムスキー氏は
 「今のような単なるコンピューターの処理能力の増大では文化的には何ももたらさない」
 と指摘していましたが、
 これは、
 少なくとも今のAI技術(ディープラーニングなど)は文化的には大したことがなく、
 この延長上にはシンギュラリティみたいな飛躍的な社会の変化はない、
 ということかなと思いました。

 少し前に「強いAI、弱いAI」という本(AI研究者へのインタビュー集)を読んだんですけど、
 どの方も今の技術ではシンギュラリティは起きないだろう、
 みたいな話をしておられました。
 アトムとかドラえもんみたいに知性や感情なども備えたロボットができるには、
 もっと飛躍的な数学や物理学の理論の誕生が必要だろう、と。

 松尾先生も最後に
 「直近のテクノロジーの進化にとらわれてはいけない」
 とおっしゃっていましたが、
 これもそのことかなと。

 カーツワイル氏はその辺どう考えているのかな?
 今のディープラーニングみたいなので十分シンギュラリティが起きうるとしているのかな?

 まぁでも少なくとも、まだ理論的な面でも人々の気持ちの上でも、
 シンギュラリティを受け入れる土壌は出来ていないのかなーと思います。
 それとも10年後にはアインシュタインみたいな大天才が現れて、
 また議論が変わっているのかな。

・ダイソン氏は「インターネットが知性を持つかもしれない」
 とおっしゃっていましたが、
 これは
 「AIが集まり、
  群知能のようなものを自然発生的に持って、
  勝手に進化するかもしれない」
 という考え方に近いのかなと思いました。

 これは「強いAI、弱いAI」という本でたしか栗原聡氏が言われていたと思いますが
 まぁたしかに科学では想定外、てのは付き物なので
 可能性はゼロではない。

 そうなったら、自然発生的なAI群知能が飛躍的な数学理論を作り上げる
 ということもあるのかな?

・一方で人間の感情や優しさ、思いやり、
 あるいは憎しみや恐怖による理性的でない行動、
 はいつまでも変わらないのかもしれない。

 それがAIと結び付いて暴走するのか
 それともより良い、温かみのある、面白い進化になっていくのか…

 そこは我々の選択に委ねられているのかなと思いました。

 私も未来が楽しみになってきました。
 とても知的な刺激に満ちたものを年末に見せていただきました。
 というわけで今回はこの辺で。

2017年12月28日

Eテレオイコノミア「オイコノミア流 2017年のニュースはこう読め!国際関係編」

Eテレオイコノミア「オイコノミア流 2017年のニュースはこう読め!国際関係編」

前回に続き、
又吉さん、大竹先生、森田アナが、
ゲストと今年のニュースにちなんだ場所をオイコノミア号で訪れるツアーです。
今回は国際関係だそうです

取り上げられていたニュースは
○上野動物園のパンダ、シャンシャンの誕生&命名
○ノーベル経済学賞
○国内でヒアリ確認
○外国人観光客が2400万人を突破

○上野動物園のパンダ、シャンシャンの誕生&命名
 最初のゲストは宮藤官九郎さん。
 脚本、監督、俳優として活躍されています。
 宮藤さんが選んだニュースがパンダでした。

 みんな不思議そうな顔をしていたせいか
 「皆さんパンダ興味ないですか?」
 「そういうわけじゃないんですが、何でパンダなのかなと…」
 宮藤さんは
 「パンダがニュースの年って平和だなと思うので…」だそうです

 そこでオイコノミア号が訪れたのは上野動物園。
 パンダの所では、シャンシャンの父親が笹をモサモサ食べていました。

 森田アナは又吉さんと宮藤さんに
 「シャンシャンのお父さんとお母さんは中国生まれですが、
  シャンシャンは初めて自然繁殖で生まれたんです。
  でも数年で祖国の中国に帰らないといけないのはご存じですか?」
 宮藤さん、又吉さんは
 「そうなんですか?」と驚いていました

 日本に初めてパンダが来たのはランラン、カンカンの2頭。
 このときは友好の証として「寄贈」されましたが
 最近では中国は、稀少動物だということで繁殖目的のレンタルしかしていないそうです
 そのレンタル料は2頭で年間1億円。

 「そのお金はどこから…」
 森田アナ
 「上野動物園は都立なので、都税で賄われます」
 宮藤さんは
 「我々の税金からですか…
  パンダのかわいさが少し減る」(笑)
 又吉さん
 「それくらいサービスしろよみたいな?」(笑)

 さてパンダを経済学に見るとどうかというと
 大竹先生
 「パンダは先ほど話していたように国籍は中国なんですね、
  そして自分の姿を見てもらうことで賃金を得ている。
  つまり外国人労働者なんです」

 さらに
 「上野動物園は初の自然繁殖だったと騒がれていましたけど、
  日本全体ではそんなに珍しくない」
 というのは、
 「私は大阪の人間ですけど、
  関西には和歌山のアドベンチャーワールドにパンダがいる、
  関西人はパンダと言えば白浜なんです」
 アドベンチャーワールドでは2、3年に1回くらいはパンダが産まれており
 今年の6月には3頭が中国に帰国しているそうです。

 (そう言われれば数年前に白浜で双子の赤ちゃんが産まれた、て言ってたけど、
  全国的には地味な扱いでしたね…
  だんなも上野のパンダの赤ちゃんフィーバーには冷めた目で、
  観覧が倍率すごいニュース見ても
  「白浜行ったらええやん」
  だって(笑)

  一応調べたら、ほかには神戸市立の王子動物園という所にも、
  レッサーパンダの双子の赤ちゃんがいるそうですよ)

 先生は
 「和歌山はなぜ東京ほどニュースにならないのか」
 について、
 カリフォルニア大学のエンリコ・モレッティ氏の本で説明していました
 「彼は、年収は住むところで決まる、と書いています」

 モレッティ氏によると
 イノベーションが進み、
 ハイテク企業が多く集まる所は雇用も増え、優秀なエンジニアも集まる、
 その結果、年収も上がりやすいのだそうです

 (モレッティ氏の本は
 「年収は「住むところ」で決まる 雇用とイノベーションの都市経済学」
  内容説明によれば、
  イノベーション産業のあるところは製造業のあるところより3倍雇用を増やす、
  などという内容もあるようです)

 先生は
 「宮藤さんは優秀な俳優さんがたくさんいる劇団に所属していらっしゃるから分かると思いますけど…」
 宮藤さん
 「そうですね、松尾スズキさんが面白いから自分が劇団に入ったのもありますし、
  それを目指してくる人も増える、
  知名度も上がってくし門を叩く人も増える、
  門を叩く人が増えれば優秀な人も増える…」

 先生によれば、
 上野のパンダもサービスの1つではないか、とのこと

 東京に企業が集まり優秀な人が増えれば、サービスへの需要も高くなる。
 東京の方が和歌山よりもパンダ需要が高くなるので、
 パンダの価値も高くなるのでは、とのことです

 宮藤さん
 「パンダにとっては、上野がすみたい町ナンバーワンなんですね」
 (まぁ、人が多く見に来るからといって、パンダにとって幸せかは分かりませんけど…)
 先生
 「そうですね、ニュースの価値も出てくるんでしょうね」
 宮藤さん
 「パンダのお陰か、他の動物も輝いて見えますね」
 先生
 「パンダの存在が、他の動物の需要も引き上げているのかもしれないですね」

 宮藤さんは
 「勉強になりました、
  パンダが割と現実的な理由で上野にいるのも分かりました」
 と言っていましたが

 先生は
 「もう少し経済学を覗いてみませんか」
 と言って次の場所に向かいます。

○今年のノーベル経済学賞
 先生は
 「どうしても取り上げてほしいニュースがあります」
 それは今年のノーベル経済学賞に
 アメリカ、シカゴ大の行動経済学者、リチャード・セイラー氏が選ばれたこと。

 (余談ですが最近読んだ本によれば、
 経済学賞は正式には
 「アルフレッド・ノーベル記念スウェーデンリクスバンク経済学賞」
 つまりスウェーデン中央銀行の作った章で、
 正式にはノーベルさんの遺言にはなかったそうです。
 でも賞金額とか授賞式はほかの分野と同列みたいですけど)

 先生は
 「普通の経済学は、
  人間は合理的、計画的に動くと考えるんですが、
  しかし本当は人間は合理的な行動からは系統的なズレがある、
  それを考えれば経済学に体系的に組み込むことができる、
  それが行動経済学なんです」

 最初に訪ねたのはある出版社
 この出版社は、
 今年のノーベル賞対象となった人たちの本を出版していたことで話題になっていたそうです
 それも文学、経済学、物理学の3つもなのだそう
 森田アナは
 「又吉さん、お近づきになったらどうですか」 と聞いてましたが
 又吉さんは
 「別に目指してないですから(笑)」

 編集部に行き
 狙ってたんですか?と聞くと
 「ある程度は狙ってますけど、3つだったのはラッキーでした」
 「てことはある程度は狙ってるんですか」
 「文学賞は難しいですが、自然科学は割りと当てやすいです」

 大竹先生によると
 企業の研究開発(research&development、R&D)の分野でも
 ある程度有望なところで、かつみんなそんなに注目していなさそうな所を狙う、
 つまり情報のギャップを利用して儲けることは可能なのだそう

 ノーベル賞も自然科学なら、
 「今年はこの研究分野だろう」
 という予想はありますね。

 しかしみんな手をつけていないないぶん、当たるかどうかも難しい
 つまりR&Dは成功の裏に数多くの失敗があるそうです

 さて経済学賞を受賞されたテイラーさんはどんな研究をしたか?
 先生は黒布をかけた謎の物体を指差して
 「これを使う実演をしてください」

 布を取ると、それは男性用トイレでした
 又吉さん
 「部屋のなかにあると違和感がありますね」(笑)

 さて宮藤さんが実演していましたが
 よく見ると真ん中へんにハエが止まっている
 「ハエに当てたくなりますね」

 テイラー氏はみんなオシッコをここに当てたくなることを利用して
 トイレの汚れの飛び散り防止を実現させたのだそう
 オランダの空港でハエの絵のあるトイレを試験的に実施したところ、
 清掃費が2割減ったそうです

 先生は、
 「これは汚さないで、という張り紙よりも効果が大きいんです。
  ハエの絵で、知らず知らずのうちにトイレを汚さない行動をする。
  これをナッジと言います、又吉さん覚えていますよね」

 ナッジはオイコノミアでも何回か出てきます。
 今年でも、ダイエットの回でナッジを利用した実験をしていました
 たしか2つのグループがサブウェイにサンドイッチを注文しに行く実験で、

 ダイエットがテーマだったので、
 メニューにももちろんナッジを仕込んで、
 片方のグループには低カロリーなものを目立つようにのせてそちらを選ばせていたが、
 その他にも、
 片方のグループでは密かに注文場所に線と足跡を付けて、
 ちゃんと列に並ぶようなナッジも仕込んでいました。

 宮藤さんは
 「たしかに並んで、と書いてあると強制されたように感じますね」
 先生は
 「ナッジは選択の自由を与えるんです、
  肘でちょっとつつくイメージです」

 宮藤さんは
 「ネットにはよくあるかも」
  この人何歳に見えますか?とかいう広告(化粧品とかにありがちだ)をついクリックしてしまうそうです(笑)

 日本でもこのナッジは利用されたそうです
 医療費は健康保健があれば7割が国の負担なので、
 国の医療費削減のため国はジェネリック医薬
 (特許切れした薬を他の製薬会社が後発で作ったもの、
  成分は同じだが安い)
 を勧めていますが、なかなか普及しない

 そこで、2008年まではジェネリックを処方するには医師の許可が必要、となっていたのを
 2008年以降は医師が先発薬品を明記しない限りジェネリックとする、
 としたため、ジェネリックが採用されることが増え、
 医療費が減りつつあるそうです

 「これは医師の面倒さをナッジに利用したんですね」

 宮藤さんは、ナッジはどうですか、と聞かれ
 「同じ結果ならその方がいいですね」

 先生は
 経済学は金儲けの学問と思われがちだが
 本当は、人はどういう行動をしたら幸せになれるかを考える学問だ、と話していました

 行動経済学の研究は、
 非合理的な決定で起こりうる不幸せを回避するもの。
 意思決定のバイアスや間違いをそっと直し、
 より良い意思決定ができるよう手助けするもの。
 それにより、
 人々がより幸せになり、
 社会がより良くなっていくことを目指しているのだそうです

 先生は
 「というわけで、
  宮藤さんの次の作品にナッジがどう生かされているのか…」
 と相変わらずの無茶ぶり(笑)
 又吉さんは慌てて
 「無理しないでいいですよ」
 とフォローしてましたけど(笑)

○国内でヒアリ確認
 さて次のゲストはギタリストのマーティン・フリードマンさん。
 彼の気になったニュースは
 「7月に大井埠頭でヒアリ確認」だそうです

 「日本は超安全と感じていたので、ヒアリのことを知りたくなった」
 というわけで訪れたのは大井埠頭。
 コンテナが並ぶ所が見える場所に行くと、
 何やら怪しい踊りをしている人が(笑)

 彼は九州大学の村上さん、
 アリの研究者で、ヒアリの駆除にも参加したそうです
 彼の怪しい踊りは「ヒアリダンス」だそう
 手足をブラブラさせています

 ヒアリのニュースについては
 「ヒアリが悪者になったなぁと…」
 アリの研究者からすると複雑な心境だそうです。
 アリからすれば侵入地でたまたま繁殖しただけで、
 人間の都合で大騒ぎしているだけのことだと話していました
 又吉さんは
 「アリ目線から見たらそうですよね」
 村上さんは
 「ヒアリは自然の中では弱いんですよ」
 森田アナ
 「その話を聞くと、追い込まれた中で巣を作るしかないようなイメージも…」
 又吉さん
 「ひたむきなアリなんですね」
 村上さんは
 「ただヒアリに関しては毒があるので厄介、複雑ですね」

 さてヒアリを経済学的に見ると
 大竹先生
 「ヒアリは外国から来てますよね、
  これはグローバル社会における必然的な存在と言える」
 …となんか難しい話になっています

 ヒアリを完全に食い止めるには鎖国しかないが、
 そうすると貿易をしない不利益を受けてしまう
 「だからこれはグローバル化における一種のコストですね」
 そして、
 「トランプ氏の演説で、
  「自国の繁栄を最優先する」と言っていましたけど、これと同じなんです。
  トランプ氏の話は保護貿易にするか自由貿易にするかの選択の議論で、
  ヒアリについても貿易のコストとベネフィットを考えるいい機会だと思います」
 とだんだん話が大きくなってきたような。

 そこでヒアリのコスト、損失を考えると
 村上さんによれば
 「アメリカや中国ではヒアリの被害が多くて、
  年間5000~6000億円の損失と言われています」
 農作物や家畜の被害のほか、不動産価格などにも関わるそうです

 大竹先生は
 「日本は人口が半分、GDPが1/4くらいなんで、概算すると1200~2500億の損失になる
 (↑これはアメリカとの比較と思われる)
  でも日本の貿易総額は70兆円と言われているので
  貿易を止める方が、損失がはるかに大きいんですね」

 つまり、貿易を止めるのはよっぽどの理由が無いとダメな時代になったということですね。

 それから
 「ヒアリとは話が違うんですけど、
  村上さんは昆虫の行動生態を研究されていて、
  これは経済学の研究と似ているんですよね」
 村上さんは
 「利他的行動」
 (自分の不利益を省みず他者や集団のためにする行動)
 の研究をされているそうで
 「大竹先生とは対象が人間かアリかの違い」
 なんだそうです

 「村上さんから見たらアリの方が人より進んでると思うんじゃないですか」
 の質問には
 「本当にそうです、
  我々はアリから色々学ぶべきです。
  地球に存在している時間も人間より遥かに長い」と力説していました(笑)
 又吉さんは
 「アリから見たら、人間は複雑なことしてんなー、と思ってるかもしれないですね」(笑)

○外国人旅行者が2400万人突破
 さて次に4人が訪れたのは歌舞伎座。
 扱うのは「外国人旅行者が過去最高、2400万人突破」
 というニュースだそうです

 森田アナは
 「なぜ外国人旅行者が増えているのか、それを知るために現場に向かいます」
 というわけで向かったのは夜景の綺麗なビル。
 実はここはカプセルホテルなんだそうです

 フロントを見ても外国人の人たちが多い
 ホテルの方は
 「カプセルホテルを体験してみたい、という方もおられます」

 さて実際に寝る場所に行くと、
 昔のイメージと違って寝るスペースがかなり綺麗、広い。
 フリードマンさんもゆったり寝転べるくらいでした

 寝るスペースを遠目で見ると、
 なんだろう、カプセルに入った体が並べられているみたいで、SF映画の1シーンにも見えます。

 統計では、外国人旅行者はこの5年で3倍に増えたそうです
 フリードマンさんによると
 「日本は物価が高い、飛行機代も高いイメージがあったけど、
  行ってみると思ったより高くないなという人が多い」

 大竹先生の表現によると
 「これは日本が貧しくなったということかも」

 貧しいと言うと語弊があるかも…
 国内の生活は変わらず豊かだが、
 円安のため、外国人からすると日本のサービスが相対的に安くなったんだそうです

 外国人が日本に来て消費するのは、
 日本の物やサービスを輸入するのと同じで
 円安のためそれが安くなった、と感じるのだそう

 もちろんほかにも
 ・外国人へのキャンペーンを増やした
 ・ビザなし渡航を増やした
 ・外国人向けのサービスを増やした
 などの効果もあるが、

 外国人旅行者の数のグラフと為替レートの変化のグラフを重ねると、見事に谷と山が重なる
 円安な時ほど旅行者が多く、逆のときは少ないという結果になっている

 ただこれはいいことばかりでもなく、
 先生
 「売る側にとってはいいんですが、
  働いている人にとっては労働が安く売られていることにもなる」
 つまり一生懸命働いてるのに、あんまり金銭的に評価されていないことにもなるそうです

 また、逆に日本人が海外に行ってサービスを受けるとお金がかかることになる
 「又吉さんの相方の綾部さんがニューヨークに行かれましたけど
  日本の円でお金を貯めていたなら厳しい暮らしをされているかも…」
 「心配ですねぇ」

 先生は
 「日本人はおもてなしの精神でサービスをしていますけど、
  円高になっても旅先として日本を選んでもらえるよう、
  今のうちに価値を感じてもらうことが大事ですね」

 フリードマンさんは
 「日本に来ると、近未来な所と昔の神社や芸能が共存しているところがある、
  それはいつも変わらないですね」
 又吉さんは
 「昔の文化に依存するだけではなく、
  新しい文化も作っていかないといけないかもしれないですね」

 日本にいると分からないことも
 外国の方の話を聞くと気がつくことがある、
 という感じで終わっていました

○感想など
・モレッティ氏の本は読んだことないですけど、
 能力を活かしたいなら、自分の得意分野が盛んな所に行くべしということですかね。
 田舎もいいところはあるんですけど、そこは人生観にもよりますわね。
 読んだら今住んでるところが嫌になる人もいるかも(笑)
 まぁ遠隔で在宅通勤できる時代になれば変わるのかもしれないですね…

・行動経済学の話は興味深かったです。
 私もこの番組見てだいぶ経済学のイメージが変わりました。
 経済学ってきっちりしてそうで心理学的な影響って大きいですね。

 その心理学の影響、ズレも設計に組み込もうとする発想が合理的、というかアメリカンな感じ。
 でも人間ってバラツキもあるから統計では割りきれないところもある。
 そこもすくえる研究には、日本人的な曖昧な考え方も組み込めるんかな。

・ヒアリは気の毒ですが、ヒアリだけじゃなくて外来種は植物も動物も邪魔物扱いですね…

 貿易については、以前の回で坂井先生が
 「戦争回避には貿易を密にするという手もある」
 と言っていたのを思い出しましたけど
 もはや止める方があらゆる意味でリスクが高そう。

・外国人旅行者については、最近は体験型、リピーター狙いのツアーが増えていると聞いたことがあります。
 あと、欧米人は夏のバケーションの時は、
 観光よりもゆったり同じところで過ごしたい需要が高いとも聞いたことがあります。

 旅行者なら観光地、だけではなく
 普段の肩肘はらないいい日本を見てもらうのも大事なのかもしれないですね~。

 私も旅行したいけど、海外行くなら円高の時を狙う方がいいのかしら。

今年は平和なニュースもそうでないニュースもあったかもしれないが
私はなるべくいいニュースを探して見るようにしています。
うっかりすると新聞とかテレビってネガティブなニュースが多くなるからね。

来年もハッピーで平和なニュースに注目していきたいなと思います。
というわけで今回はこの辺で。
posted by Amago at 15:00| Comment(0) | テレビ(オイコノミア) | 更新情報をチェックする