2016年07月30日

NHK BS1 世界のドキュメンタリー「勝てる脳の秘密~完璧なアスリートを目指して~」

NHK BS1 世界のドキュメンタリー「勝てる脳の秘密~完璧なアスリートを目指して~」

オリンピック間近ということで、
アスリートの脳科学についての番組があったので、
興味がわいて見てみました。
2015年フランスのドキュメンタリー番組だそうです。

冒頭で、アスリートの体の研究はされ尽くした感がある
次の研究対象はアスリートの心や脳である、という話がされています。
筋肉だけで記録を伸ばす時代は終わり、
これからはアスリートも脳を鍛える時代なのだそう。

○棒高跳び
 棒高跳びは20年もの間、世界記録は破られなかった
 2014年フランス人選手がようやく更新

 棒高跳びの選手の話によれば、
 「飛ぶ前に結果が5~6割決まっている」とのこと
 選手は、飛ぶ実際の動作をする前に、
 あらかじめ跳躍を視覚化し、感覚をイメージする。
 
 ここのイメージが重要らしい。
 助走の速度も速いし、
 毎回同じ状態というわけではない難しさがあるとのこと

○イギリスの神経科学者による空手の達人の研究
 アスリートの脳の研究はイギリスが発祥
 元々は、アスリートに限らず色んな分野で卓越した人たち(プロのミュージシャンなど)の脳の研究

 その中で、空手の達人と素人の脳を比較する研究も行われた
 その結果
 ・空手の達人は驚異的な速さで体をコントロールしている
  必要な動きが素早く正確に無駄なくできる
  (測定機器が壊れないよう、調整しないといけないくらい速かったらしい)

 ・空手の達人の脳を素人の脳と比べたところ、小脳で使う神経回路が少なかった
  これは科学者にとっては予想外だった(達人の方が神経が発達していると思われていた)
  見方を変えると、達人は使う脳の神経回路を絞り込んでいる
  これにより余分な動作を省き、理想的な動作を反射的に行えるようになっていると思われる

  つまり、一流のアスリートは、トレーニングを積み重ねることで、
  体を鍛えるだけでなく脳も無駄な神経回路を省くように作り変えている
  「脳の可塑性」(脳の神経回路は作り変えることができる)がこれを可能にしている

一流のアスリートが脳を作り変えていることを示唆した研究があるそうです。
○重量上げ選手の脳を調べた研究
 重量あげは力勝負、というイメージがあるが、
 実際にバーベルを上げる以前に使うエネルギーは、我々の想像以上に大きい
 
 選手は持ち上げる前、まず集中し、心の準備をする
 次に、持ち上げる動きを視覚的に想像する
 そして、自分の体が実際に動く感覚をイメージする

 ・重量あげ選手が競技を行うときの脳の動きを調べた実験
  被験者は、一流の重量あげ選手
  最新の技術を利用
   「脳磁図記録法」
    脳の電気活動により生じる磁界を記録する
    記録される磁界は微小なので人の目では分からないが、
    コンピューターで解析すれば画像化できる
  この測定器を装着してもらった後、
  バーベルを持ち上げるときの動作を言葉により誘導し、イメージしてもらう
  「バーベルの前にたちます、呼吸をして…」など

  結果の画像を解析すると、
   ・まず、瞑想やリラクゼーションの時のような脳の状態
    これはまるで雑念を払っているかのようだ、と表現していました
   ・その次に後頭部の視覚野が活発になる(動作を想像している)
   ・次に、感覚野、運動野も活発になる(バーベルを上げる実際の行動の準備をしている)

  さらに、初心者を対象に同じ実験をして比べたところ
  ・初心者は、最初に雑念を払うステップが見られない
  ・また、色んな脳の部位が活発で、脳の働きが散漫なように見られる

  (確かに画像で比べると、
   一流選手は脳の特定の部分だけがはっきりと活発になっているのに比べ、
   初心者の画像は、あちこちまだらに活発になっていたし、その信号も弱いのが分かる)

  ここから、一流選手は
  「より少ない脳の活動で最大のパフォーマンスを引き出している」ということが示唆された

逆に、この結果を練習に反映させ、
トレーニング量を省略する試みもされている

○柔道の選手のリハビリ
 このフランス人女性選手は、肘の靭帯断裂により、2ヶ月半練習中断を余儀なくされた
 トレーニング量の減少はパフォーマンスの減少につながる
 そこで、「メンタルイメージング」によるリハビリの手法を取り入れた

 「メンタルイメージング」
  対戦相手を想像することで脳の特定部分(運動野)を活発にさせる
  体を動かせなくても、脳が活発に働く

 ここで応用されているのは
 「ミラーニューロン」
  イタリアで、猿の観察により発見された現象
  物をつかむ猿は、脳の特定部位が活発だったが、
  他の猿や研究員が物をつかむのを「見ている」だけでも同じ部位が活発になっていた

  つまり、他の人の動作を「見る」だけでも、
  脳にとっては自分がしているのと同じ、ということが分かった

 「ミラーニューロン」は対戦型のゲームに応用できる
  バドミントン、テニス、サッカーなど
  いずれも「相手の動きを読む」ことが重要
  そのうえで、相手の裏をかき、出し抜くことが必要
  一流の選手は、自身も動きながら周りの動きもよく見ている

  相手を「よく見る」ことで相手の動きを肌で感じ取れ、
  次の動きに対応できる、ということかな?

○サッカー選手の認知能力を鍛える研究
 一流選手の脳を調べ、それを練習に応用する研究がされています。
 「時間遮蔽検査」
  キーパーに、PKでキッカーが蹴ってくる画面を脳を見せる。
  左右どちらにボールを蹴るか予想させ、そのときの脳の働きを調べる

  この結果分かったのは、
  ・一流選手は相手の方向を読むときは、中殿筋(腰の筋肉)の動きを見ている
   ここは方向を定めるところ
   つまり腰の位置を観察すれば次にどこに行くのかが読めるが、
   この微妙な動きを読み取れるのは一流選手のみ

  ・一流選手は、動作の前に数秒停止して判断している
   見たものに対し決まりきった対応をせず、
   あらゆる可能性に対処できるようにしている
   間違った方にむやみに反射的に動いてしまわないように、
   自分の動きをコントロールできている。
   つまり自分の反射運動さえも疑うこともできるのが一流選手。

 この能力は、生まれつきではなく、鍛えることで身に付けられるらしい
 それを応用したシミュレーターが開発されています。

 「ニューロトラッカー」
  同時に複数の認知プロセスをこなせるように訓練するシミュレーター
  テレビゲーム感覚で使えるようになっている

  「複数の認知プロセス」を解説すると…
  一流の選手は、予測力にたけているが、
  予測するにはまず「見る」能力が必要
  つまり目に見える色々な情報から必要な情報だけを集めて、分析し、正確に判断を下す能力が重要
  一流選手はこうした情報処理が上手、しかもこれを同時に複数行っている
  この
  「情報を集めて判断する」ことを「複数同時に」行う訓練をするシミュレーター

  具体的には、
  ・黄色いボールが8~10個くらい画面にあり、番号が書いてある
  ・始めに4つだけ赤く点滅
  ・そのあと全部黄色になり、ランダムに動きまわる
   しばらくしてからどのボールが点滅していたかを当てさせる
  ・この間、背景は白黒の市松模様がぐるぐる動いていて、見た目にもチカチカする

  解説によると、 
  ・黄色いボールは、試合中ピッチにいるときの動線(対戦相手やボールの動きなど)
   を再現している
  ・周りの市松模様のチカチカは、周りに複雑な背景をわざとおいて脳に負荷を与えている
   こうすることで、脳に複数の処理を同時進行的に行わせている

  (見ているだけだと、本当にゲーセンでボールゲームをしているだけのようでした)

 研究者によると、アスリートの脳の研究はまだ開発途上で、
 まだまだ進化の余地はあるようです。
 「ニューロトラッカー」は名門サッカークラブが実際に若い世代育成に使っている方法らしい。
  さらに、このゲームで育った世代が間もなく表舞台に登場するらしい

○グラクソ・スミスクラインの研究所兼トレーニングジム
 製薬会社がアスリートの研究所を作っているそうです。
 スポーツ選手のパフォーマンスと脳の変化との関係を調べ、
 新薬や治療法を作るのに役立てる試みらしい。
 湿度や温度がパフォーマンスにどう影響するか、などの研究もされているそうです。

○スキー選手の集中力維持の研究
 次は視点を変えて、本番にいかにパフォーマンスを発揮できるか、の研究です。

 スキー選手の話によると、
 スキーは2分間の集中が必要
 いくら能力を鍛えても、本番に集中できないと結果は出せない
 本番に集中力を維持するのは、一流のアスリートでも難しいのだそう。
 集中力を維持させられなければ、事故につながったり、メダルを逃したりする
 
 ・スキー選手の脳波の変化を視覚化した研究
  この研究者も元スキー選手なのだそう。
  脳細胞の電気的活動を記録、
  脳波の変化(α波、β派など)を選手自身にもリアルタイムに見られるようにしている
  この方法で3人の選手のパフォーマンスを向上させているらしい

  冒頭の選手は、脳波の変化をリアルタイムで示しながら、
  パソコン画面でヨットが倒れないように2分間(競技と同じ時間)コントロールするゲームをしていた

  この選手はこのゲームで、
  2分間のうち1分30~45秒くらいに集中力が途切れやすいことがわかった
  更に実際の試合も調べると、失敗しているのはこの時間帯

  ゲームにより集中力を鍛えることで、試合にも集中できるようになった

  この選手によると、
  「集中力が続くと、いい流れを感じられる
   流れに乗って滑ることができる」とのこと。

「流れに乗り、何もかもうまくいっている状態」
というのは、ミハイル・チクセントミハイのフロー理論で説明されています。
○フロー状態を説明しているハンマー投げ選手
 フローとは、川の水が流れるように、
 意識がスムーズに流れ、障害があっても影響を受けない。
 本人も心地よい状態、なのだそうです。

 フローにある状態を語っているハンマー投げの選手によると、
 「フローにあるときは、周りのすべてがシンクロしている。
  体の筋肉が一定の方向にぴたっとそろっている
  世界が停止していて、
  まるで自分が神になったように、すべてがコントロールできている、という感覚
  自分が望むところにハンマーを動かすことができ、
  エネルギーをすべてハンマーに注ぐことができる。
  自分の持てるエネルギー全てを注いで投げる歓喜の瞬間は、
  まるで宇宙の始まりのビッグバンのよう」
 フロー状態を再現する研究もこれから進むのかもしれません。

これからは、脳科学がスポーツに欠かせないものとなり、
「ニューロスポーツの時代になるだろう」という締めくくりがされていました。

感想など。
・最近は何でもかんでも脳科学…ですが、
 スポーツも脳科学の時代なんですね。
 ちょっと前の新聞でも、
 マラソンの福士選手が脳の分析をして走り方を変え、
 それからマラソンで結果を出せるようになった話が載っていたような。
 (たしか35キロ付近でいつも失速してしまっていたので、
  35キロ付近までは押さえて、そのあと仕掛けるようにした…とか)
 とはいえアスリートの脳を分析する、というのは面白い試みだと思います。

・一流選手は無駄な神経回路を削ぎ落とす話では、
 人工知能のディープラーニングの話を思い出しました。
 
 ディープラーニングの囲碁ソフトは、
 過去の対戦記録をたくさん見ていくうちに、
 有効な手の候補だけを選び出し、どんどん絞りこんでいけるようになるのだそうです。
 囲碁や将棋の一流棋士の対戦中の視線を調べても、
 盤の中で有効な手を打てる部分しか視線が行っていないらしい。
 つまり、素人に比べ視線に無駄な動きがないのだそうです。  
 一流選手は脳の回路も実際の動きも省エネなので、
 無駄な力みがないのでしょうね。

・「見る」だけで、体のトレーニングをしなくても脳が鍛えられるのは面白いですね。
 いくら努力してトレーニングしても、
 ただの根性論で方向性が間違っていたら体を壊すだけですから。
 野球肘のように、子供が過度の練習で体を壊すのはかわいそうなので、それを防げるのはいいと思う。

・サッカー選手のニューロトラッカーは面白いと思いました。
 これってEテレの「シャキーン!」でもやってそうなゲームだけど…
 (この番組、朝から子供が見ているけど、
  確かに真剣にやったら頭フル回転で目が覚めそうなゲームや歌が多いので、
  よくできているなあと思います)
 これで育った世代がどういうプレーをするのか、今から楽しみですね。
 アスリートでないふつーの子供もこれで能力アップできるんかな。

・スキー選手の集中力のコントロールにゲームみたいなのが使われるのも面白いと思いました。
 冬のオリンピックでよく目にするのはフィギュアスケートなんですけど、
 あれも2分半だか4分だか集中しなくてはいけないのが大変そう…って思ってしまう。
 ジャンプ一つ崩れるだけで、精神的に崩れてしまう人も多いし…
 (ブレが大きい浅田真央ちゃんなんかにはつい感情移入してしまう)
 曲の世界に入りこんだ人がうまくいっている気がする。
 何かメンタルトレーニングできるソフトがあるといいですね。

オリンピックも、行動科学や心理学的な視点で見ると面白いのかもと思いました。
今から楽しみですね~

というわけで今回はこの辺で。




 
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2016年07月29日

Eテレ オイコノミア「納涼企画!恐怖の経済学」

Eテレ オイコノミア「納涼企画!恐怖の経済学」

今回は恐怖に関する経済学、だそうです。
恐怖は経済活動にも大きな影響を与える、
という行動経済学の研究があるそうです。
たしかに、銀行の取り付け騒ぎ、株価の大暴落などは恐怖心が起こすものですね。

真っ暗闇のところで又吉さんと大竹先生が、
「何が一番怖いか」ということについて話しているところから始まりました。
大竹先生は「論文が書けなくなること」
又吉さんは「海のことを考えること」が怖いらしい。

○ゲストの真壁刀義さん
 プロレスラーの方だそうです
 (申し訳ないですが私は存じ上げませんでした…)
 職業柄強そうだけど、とても怖がりなのだそう。
 暗闇だと寝られなくて、電気をつけているのだとか。
 本人曰く「ちょっと慎重なだけ」らしいですが…

○恐怖と経済学
 ・恐怖とは何か
  「怖いと思うこと」と又吉さんは言っていたけど、そのまんまですね(笑)
  学者さんによる定義ですと
  「危険な状況にあると判断したときに感じる感情」だそうです。

 ・ノストラダムスの大予言
  16世紀の予言者ノストラダムスの「1999年の8月に地球が滅亡する」とかいう予言
  1970~80年代センセーショナルに伝えられ、多くの人が影響を受けた
  (五島勉さんの本でしたっけ…)

  又吉さんも当時小学生で、かなり影響を受けたそうです。
  1999年には自分は19歳になるが、それまでしか生きられないと思い、
  歯医者に行かなかったり、勉強しなかったりしたらしい。
  辛い思いをするより、今やりたいことをやればいいと思ったのだそう。

  「でも予言が無くても、
   他のことを言い訳にして、やっぱりどちらもしなかったかもわかりませんけど」
  とは言っておられましたけど…
  (又吉さんのこういう正直さがいいですね~)
 
 ・世界終末時計
  1947年、アメリカの科学雑誌に掲載され、それ以来毎年更新されている
  人類の絶滅を午前0時として、
それまでの残り時間がどれだけかを示した時計
  戦争や地球温暖化など、絶滅のリスク要因が増えると残り時間も少なくなる
  (今まででは、冷戦、ソ連崩壊、地球温暖化、テロなどにより時間が変動している
   最新のはあと3分だそうです)

  この終末時計の残り時間と人々の貯蓄額を比較した研究によると、
  残り時間が少なくなると貯蓄額も減るらしい
  つまり、どうせ滅亡するならお金を貯めていてもしょうがない、という心理が働く

  このように、恐怖は大きな影響を与える
  しかし、リスクを取らないと経済活動は前進しない面がある

 ・凶悪犯罪と報道の関係
  少年犯罪は増えていると思うか?
  又吉さんも真壁さんも「増えていると思う」

  実際は少年の殺人罪は、1970年代くらいにがくんと減り、
  そのあとは微増微減はあるがほぼ横ばい
  しかし、少年犯罪についての報道は2000年ころから増えている
  このため、少年犯罪が多いような気がする人が多い

  「想起可能性ヒューリスティック」availability heuristic
   人は複雑な問題を考えるときに、過去の思い出しやすい経験などから
   手っ取り早く答えを導いてしまう
   つまり、少年犯罪の報道をよく目にすると「最近の若者は怖い」と感じてしまう

  このように、過度の恐怖があると正確な判断が狂う、という問題がある
  例えば911のテロの後、自動車事故が増えたという統計がある
  これは飛行機に乗らない人が増えたからで、
  合理的に考えれば飛行機事故より自動車事故に遭う確率の方が高いのに、
  恐怖を感じて自動車を選んでしまったから起きた現象

 恐怖は判断を狂わせる、という実験を実際にしています。
○ジェットコースターの実験
 又吉さん、大竹先生、真壁さん、
 それから他の被験者6人が遊園地に来ていました。
 真壁さんは絶叫系の乗り物も苦手らしく、
 「ここにいるだけで心拍数があがる」とのこと。

 実験の概要は以下の通り。
 ・赤玉と白玉が入っている二つの袋A、Bを用意する
  A 赤玉と白玉が10個ずつ入っている
  B 赤玉と白玉は何個ずつ入ってるか不明
 ・どちらかの袋を選び、玉を一つ取り出してもらう
  ただし取り出す前に、赤か白かどちらかを予想してもらう
  取り出した玉が予想とあっていれば賞金がもらえる
 ・これを10回してもらう
 ・賞金はAとBで異なる
  A 一律1000円
  B 1回目900円、2回目950円…と値段がどんどん上がっていく
 
 なんか書いていると複雑なんですけど、
 要するに赤玉と白玉の数が確定しており、賞金が一定な袋(A)と、
 赤玉白玉が何個あるか不明だが、賞金が高くなっていく袋(B)とどちらを選ぶか、というのがポイント。

 何もない状態で選んでもらうと、
 人によって違うけど、最初の数回はAを選び、
 賞金が高くなる後の回になるとBを選ぶ人が多い(何回目からBを選ぶかは人によって違うが)

 このあと被験者全員にジェットコースターに乗ってもらう
 …はずでしたが、真壁さんは「絶対ダメ」と拒否、
  「じゃあ私が乗りましょう」となぜか大竹先生がジェットコースターに乗っていました(笑)
  (先生の男気(?)を感じました~)
 
 さてそれはさておき、実験の結果。
 ジェットコースターに乗り、恐怖を味わった後では、
 よっぽど値段が高くならない限り、Bを選びたがらない人が増えた
 つまり、確実そうなAを選ぶ傾向になった
 又吉さんの感想によると、怖さを味わうと「もはやどっちでもよくなる」のだそうです。
 意外なことに、ジェットコースターが「楽しかった」と言っていた人も、
 Aを選ぶ回数が増えていました。

 ちなみに真壁さんは、あとでお子様用のコースターにちびっ子たちと乗っていました。
 「あんな子供だましと思っていたけど意外とキタ」そうですが… 
 でも真壁さん自身は、乗っても乗らなくても選択肢に変化はありませんでした。

○スタジオでの実験の解説
 実際は、Aの袋を選ぼうがBの袋を選ぼうが、
 賞金がもらえる確率は1/2なので、変わりはない
 しかし、Aの方が確実そうなイメージがあるので、そちらを選んでしまう
 「曖昧性回避」
  確率が未知なものを回避する傾向
 
 恐怖心が強くなると、この曖昧性回避が強まるのだそう。

 真壁さんが
 曖昧なものを回避するという感覚はよくわかる、とのこと。
 弟子時代、先輩たちにかなりしごかれたそうです。
 スクワット500回とか言われ、やり終えても声が小さいなどと言ってやり直しさせられる。
 いくら大きい声を出しても怒られ叩かれるので、
 いつまで怒鳴られるかという恐怖心があったらしい。
 声を出し、スクワットを確実にやれば怒られることはないので、限界を超えてできたのだそうです。

 ちなみに玉選びも、赤が出ようがどうでもいいので選択肢に変化がなかったのだそうだ。
 「間違えたらジェットコースターに乗れって言われたら全然違ったと思うけど」とのこと(笑)

○恐怖とうまく付き合う
 恐怖は判断を狂わせることもあるが、悪いことばかりではない
 危険な生き物に遭ったとき、何とも思わなければ死んでしまう
 
 恐怖をうまく使えば、より望ましい選択ができるようになるかもしれない

 ・地震災害のリスクを認識してもらう
  地震や災害などは、経済活動にも打撃を与える
  なので、できるだけ耐震性のある家に住んでもらう方がありがたいが、
  政府などに強制されると嫌になってしまう心理も働く

  ・耐震性能が違う家4種類から一つ選んでもらう実験
  「今住んでいる家を建て替えるとして、どの家に住むか」
   耐震性が低く価格が安い家(A)~免震構造の家だが価格が高い家(D)
   耐震性のランクに応じて値段が4段階ある家から一つを選んでもらう

   結果は、1割の人は一番耐震性が低く安い家を選んでしまう

   しかし、ここで、「今住んでいる家はCランクの家」という仮定を入れると、
   C、Dの耐震性が高いものを選ぶ人が増える
   Cが標準仕様ですよ、みたいな言い方をすれば、
   そんなもんかと思い、CDを自然に選ぶようになるのだそうです。

   つまり、選択肢の設定の仕方により、多少高くても耐震性の高い家を選ぶ人が増える
 
  この手法を「リバタリアン・パターナリズム」と呼ぶ
   リバタリアン…自由意志を尊重する
   パターナリズム…干渉主義
   政府や組織がある方向に人々を導きたいとき、
   人々が自分の自由意志で選んだように持っていくやり方

   これにより意思が統制される恐れもあるわけだが、
   望ましい方向に持っていこうとするときには役立つやり方

○まとめ
 恐怖心は間違った選択をさせることもあるが、
 うまく刺激すると、望ましい方向に持っていくことができる

 つまり、恐怖はうまく付き合うことが大事
 恐れるべきときに恐れなくなること、
 恐れる必要が無いのに恐れてしまうことが問題

 真壁さんも、けがなどが怖いと思うからこそ練習して備える、とのこと
 又吉さんも、芸人としてすべることへの恐怖はあるのだそうです。
 しかし、先輩芸人から
 「臆病なやつの方が残る」と言われたことがあるらしい。
 怖いもの知らずだと、いつかすべっていなくなる、ということなのだそうです。

 怖さに備えて準備する、ととらえれば、慎重さもプラスに考えることができる、とのことです。

感想など。
・ノストラダムスの大予言、久しぶりに聞きました。懐かしいですね~
 ちなみに私も子供のころ聞いたときはとても怖かった記憶があります。
 でも又吉さんみたいに感受性は強くなかったようで、すぐ忘れてしまっていましたけど…
 ていうか、みんなで死ぬならいいかとも思っていたふしがある。
 (1999年が過ぎたら、2012年のマヤ歴がどうとかいう話もありましたね…)

・「想起可能性ヒューリスティック」の話を聞いていたとき、
 そういえばこの前から図書館で借りている
 「リスクにあなたは騙される」
 という本を思い出しました。
 これも恐怖の心理学を扱っている大変面白い本です。
 恐怖により判断が狂う、という話を緻密に書いてくれています。
 911の後の交通事故の話も載っていたような記憶があります。

 ただ残念なことに、経済に関する部分は量が多すぎるということで
 筆者が意図的に削除してあるとのことで、そこでちょっと読む気をそがれていました…
 この本分厚くて、期限まで読めそうにないので半分諦めていたのですけど、
 頑張って読んでみようかしら。

・リバタリアン・パターナリズムという言葉だったか分かりませんが、
 以前読んだ本に「保険に加入してもらうために政府がやり方を工夫した」話があったと思います。
 そのときは「先に全員加入してもらい、自由意志で抜けることができるようにする」
 というやり方だったと思う(だいたいの人はめんどくさいので、そのまま更新する)。
 このように、政策もやり方次第で人々をいい方向に導けるのですね。

・「恐怖と経済学」というと、
 大恐慌やリーマンショックの話もあるのかなと思ったけど、
 そういうありきたりの切り口ではないのに感心させられました。さすが~

今回も勉強になりました。
心理学や行動経済学なども、面白い分野ですね~

というわけで今回はこの辺で。

 

 
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2016年07月27日

Eテレオイコノミア「イケてる社長はこんな人!リーダーの経済学」

Eテレオイコノミア「イケてる社長はこんな人!リーダーの経済学」

しばらく外出していたのでテレビは見てなくて、
久しぶりに録画していたものを見ました。

今回は社長のお話。
どちらかというとリーダー論や経営学のような話でした。

舞台は銀座。
銀座の高級クラブで大竹先生がバーテンダーに扮していました。何やってんですか(笑)
銀座の高級クラブといえば社長さん、だそうで(そうなの?)社長さんの話。
日本人の49人に一人が社長なのだそうな。

ゲストは太田光代さん。
芸能プロダクションの現役社長さんであり、
爆笑問題の太田光さんとご夫婦なので有名ですね。
爆笑問題が独立したのをきっかけにマネージメント会社を立ち上げたのだそう。

○社長のイメージ
 社長のイメージは?と聞かれ、
 又吉さんは「強い人」
 (隣のかたをイメージしてですか?と突っ込まれてましたが(笑))
 太田さんは「雑用係」だそうです。
 社員のできないことをサポートする、みたいな役割らしい。

結局、社長って何する人?
社長業をイメージしやすいように、すごろく形式になっていました。
コマが又吉さん人形で妙にリアル…

○社長って何をする人?
 最初は、そもそも社長は何をするのか?という話。
 太田さんの話では、とにかく考えることが多い、とのこと。
 情報収集などをして、考えることが多いのだそうです。

 社長が何に時間を使っているかを調べた方がいたそうです。
 それによれば、
 8割は会議、
 自分のために割く時間は9分
 これは100年前と変わっていない。

 これでは時間の無駄
 最近では、会議や合議で物事を決めるのではなく、
 社員や社長権限で物事を進める、
 という方式を取っている会社もあるらしい。

○業績アップのためにすべきことは何?
 答えは一つではないが、色々面白い研究が紹介されていました。

 ・契約書への署名の文字から「伸びる社長」が分かる?
  突然、先生が二人に契約書にサインしてください、とのこと。

  署名の字と業績の関係を調べた方がいるそうです。
  それによれば、自分の名前を大きく書く社長の会社は、業績が良くない傾向があるらしい
  (605人の社長を調べた結果だそうだ)
  字が大きい人はナルシスト、ワンマンになりやすいからではないか、とのこと

  ちなみに太田さんは普通の大きさ、
  又吉さんは小さめでした。

  又吉さんは、
  小さい頃、名前を大きく書きすぎてよく怒られたんで、それが残っているのかも、
  なので本来はナルシストの素質があるのかもしれないですね、
  とのこと。
  太田さんが
  「又吉さんは作家ですよ?
   しかも芥川賞ですよ?
   ナルシストですよそりゃ」だって(笑)

  芸人や作家など、表現する仕事だと、
  ナルシストの方がいい場合もあるようです。

 ・声紋分析によるリーダーの資質
  日本音響研究所で、
  ソフトバンクグループの孫正義さんの話し方を声紋分析していました。

  それによると、
  ・低い声の部分が強く、安定感がある
  ・2000~3000ヘルツの音域が強い
   この音域は、人の耳に聞こえやすいところなのだそう。
   
  ちなみに又吉さんの声紋を分析してもらうと、
  ・低音域は強く、安定感はある
  ・しかし2000~3000ヘルツの音域は弱い
   ハッキリ話すようにすると、この音域は聞こえやすくなる、とのこと
   相手からすると、この音域が聞こえにくいと何を言っているか分からず、不安感が増すのだそう。

 ・銀座のママの見る「リーダーの資質」
  社長さんにたくさん接している銀座のママによると
  できる社長は
  「気配りできる人」
   約束をきちんと守る、
   信頼関係を大事にする、
   など、とにかく気配りできるのが一番らしい

なるほど。いろんな面からリーダーが研究されていますね。

○起業して5年目の壁
 すごろくが進み、起業して5年目になりました。
 会社を起こしても、5年目で倒産する人が少なくないらしい(18%くらい)

 太田さんの会社は23~4年目だそうです。
 5年目のときは、
 システムが色々確立されてきて、
 だんだん他人に任せることも増えてくる
 そこで信頼できる人を見つけ、うまく引き継ぎできるかどうかの問題がある、とのこと

 他にも、会社を立ち上げて時間が経つと、環境や世の中が変化してくる
 そこに対応して会社も変えていかないといけない難しさがあるらしい。

 太田さんの場合は、流行ってくるものがどんどん変わるのに合わせて、
 色んな事業を部署を作るように立ち上げることで会社を維持してきたらしい
 彼女の会社では、
 エンターテインメントを軸に、
 ネット配信、アパレル、アロマ、フラワーアレンジメントなど多角的に行っているそうです。

 立ち上げたときの時代だけに合わせていると、
 時代が変わったときに対応できない、という苦しさがあるらしい。

 太田さんによると、小さい会社は30年もったら万々歳というくらい、維持するのは大変なのだそう。

○会社が上場。では、会社は誰のものか
 すごろくが進み、又吉さんの会社も上場しました。
 会社が大きくなってくると、
 会社の社会的責任、
 という問題が出てくるようです。

 「会社は誰のもの?」街頭インタビュー
 ・株主のもの
 ・従業員、社員のもの 従業員がイキイキすれば会社も良くなる
 ・社会のもの
 ・社長のもの(家族経営している方の意見)
 立場により色んな意見がありました。

 現役社長の太田さんの意見は?
 上場していれば株主のもの、
 自分の会社は自分が100%株主なので自分のものと言えばそうだが、
 社員など、利益を生み出すみんなのものでもある、とのこと

 「コーポレートガバナンス」
  欧米で1980年代、会社のモラルが問題になって出てきた
  株主、銀行、従業員などの会社の利害関係者が
  企業が健全な経営ができるように、監視する仕組み

 社長へのアンケート
 「従業員は生産手段に過ぎず、会社は出資者である株主のものである」という考えに賛成できるか
 アメリカなどでは67%がyes
 日本では?
 太田さんはyesが多いのでは、という予想でしたが、
 実際はわずか9%

 アメリカでは、会社は株主のもの、という考え方だが、
 日本では、会社は従業員のものでもある、と考える人が多いらしい。

 日本の雇用制度の特徴として
 ・社員の雇用が守られる傾向にある、
 ・会社の利益を分け合う
 ・経営に意見を言う …というのがある。

 会社にとっては、長く勤める従業員が多いので、
 会社にとっての資産が従業員、と考える傾向にあるらしい

 太田さんによると、
 株主はお金を出して会社を応援する人なのに、
 そこへの意識が薄いのはショック、とのこと
 「だから日本の会社はダメなのよ」だそうです(笑)

 ここのくだりはいまいち言いたいことが分かりにくかったのですが、
 私なりに整理すると
 ・会社が上場するほど大きくなってくると、
  利害関係者が増え
 (株主だけでなく、従業員、銀行、取引先、関連会社、社会、政府なども含む)
  それだけ責任も増し、監視の目も増えてくる、ということ、

 ・ただ日本の場合は特殊な会社構造があるようで、
  株主の目による企業統治という意識は薄い、ということでしょうか。

  アメリカなどは、株主がお金を出し、経営者(社長や役員など)を雇っている感じ。
  なので経営者は株主利益を重視する。
 
  対して日本の場合、
  株主の多くは関連会社であったり銀行であったり
  経営者と同じ側の「物言わない株主」であることが多い。
  なのでどちらかというと、お客様とか従業員やメインバンクの利益を意識することが多い。

  (これは、日本では個人資産として株式を持つ文化があまり育っていないのも関係しているのかも。
  つまり個人も株主になって経営を監視するより、消費者目線で企業を見ることが多い)

  これはこれで、従業員が経営に関わりやすい、などのいい面もあるのだろうけど、
  企業とメインバンクとのなあなあな関係がバブル崩壊後の立ち直りを遅らせたという指摘もあったり、
  外資系の「物言う」株主も増えてきたりで、
  日本でも株主や社外取締役など、外部の目を意識した緊張感ある経営を迫られてきているようです。
  
 ・社長の鞄持ち制度
  この会社では、社員に「社長の鞄持ち」をしてもらう制度があるらしい
  社長と共に会議に出席したり、取引に同席したりして、
  社長の仕事を肌で感じてもらう

  内定の時鞄持ちになった方によると、
  鞄持ちを経験したおかげで経営者的な考え方ができるようになった
  営業での提案などにも役立っている、とのこと

  社長によると、社員でもないのに鞄持ちをしたいという人もいたらしい
  独立するので勉強したい、と。
  社長さんは社会に社長の役割を知ってもらういい機会と考え、OKしたらしい
 (この社長さんも、サラリーマンから独立したのだそうです)

 太田さんも、結果的に鞄持ちさせてうまくいった例があるらしい
 会社で浮いている子がいて、
 社長の鞄持ちをしてもらったところ
 社長のやり方を真似しながら学び、
 そのあとのギャラ交渉などで手腕を発揮するようになったのだそうだ。

○リーダーの資質とは?どうしたら社員に頑張ってもらえるか
 経営者と、従業員との意識をいかに一致させるか、という話のようです。

 又吉さんは深夜のコンビニバイトをしていたとき、
 バイト中なのにネタを考えたりしていたのだそう。
 自分としては真剣だったけど、経営者から見たら困る社員だった、とのこと
 しかし、バイトの先輩から
 「お前の働いてない分、昼間のおばちゃんが代わりにしてくれてるんやぞ」
 と言われて、そこから
 お金をいただく以上ちゃんと働こう、と考え方が変わったのだそう

 社長としては、
 社員がさぼったりごまかして、自分の利益を優先する状況は避けなければならない

 「モラルハザード」
  仕事を依頼された人が、
  ばれないのを利用して、依頼された以外のことをすること

  一般的には、「モラル」というと倫理に外れること、というイメージがあるが、
  経済学的にはちょっと違う
  例えば掃除をする、接客を丁寧にするのも
  会社が求めているものと違う場合、モラルハザードと言われる

  「掃除も丁寧な接客も、目に見えない価値なんじゃないか」
  という意見もあるが、
  会社がそれを利益につながるとみていない場合、問題になる
  例えば、掃除をしている時間、別の仕事ができない
  接客が丁寧なのも、そのお客さんと社員にはいいけど、その分他のお客さんの相手ができない

 これを防ぐには、企業文化や社訓などを従業員みんなと共有することが大事になる
 企業文化はだんだんはぐくまれてくるものなので、
 新しく入ってくる社員にも共有してもらうことが大事

 太田さんの会社の社訓は?
 個人で色々やる会社なので
 「できないと言うな」だそうです(笑)

 又吉さんの会社(すごろくの)は?
 「そもそもなんの会社やろ?」と自分で言ってましたが(笑)
 「社会になんやあいつらと言われても困るので
  社会のためになる活動をして、ごはんも食べていける会社」

 先生によると、
 冒頭で言っていた、社長の時間の8割が会議に使われる、というのは無駄な部分もあるが、
 そういう文化を伝え合う、会議などで共有するために使われるのであれば
 それはそれで重要だ、とのこと

ここですごろくはゴールとなり、終了でした。

又吉さんはどんな社長になりそうですか…
と聞かれていましたが、

後輩に甘いとか言われるので、
儲けが出たとしても、
従業員の福利厚生を派手にしすぎて2年でつぶれる会社とかになりそう、とのこと(笑)

太田さんによると、
又吉さんが社長に向いていると困ります、だそうです。
芸人さんはその分野で才能を発揮していただくのが仕事、
社長はその人たちが手が回らないところをするのが仕事なので、
芸人さんに社長の仕事をされると私たちの仕事が無くなります…だそうです。


感想など。
・私が働いていた頃は周りに社長という人もいなく、
 雲の上の存在でした。
 でも経営学の本とか読むようになってから、
 会社を作るってこんな考え方なんだ~と興味が湧きました。
 (ただかなりパワーと勢いが要りそうなので、自分で起こしたいとは思いませんが…)

 私の今の社長さんのイメージは、
 「人を使える人」
 自分ができなくても、誰にこれを任せればやってくれるか分かっていて、
 頼み方も上手な人が成功しそうだな、と思います。

 でも太田さんの場合、
 別のインタビューによると
 「色々考えてしまうタイプなので、やってみたら意外に向いていた」と言われていました。
 彼女の場合、人を使うというより、
 自分がこまごまと気が付いて先に動くタイプなのかなと思います。
 たしかにそういう方もうまくいきそうな気がする。
 社長さんにもいろんなタイプがあるのかな。

・「5年目の壁」というのも厳しい話だなと思いました。
 いくら面白いことを思いついても、経営し続けるというのは大変そう。
 常に新しいことに好奇心を持って、変化を先読みできないと、
 なかなか会社の経営はできないのかな。
 一発野郎で終わらず、長いこと続けている人はすごいですね。

・社長のかばん持ち制度は面白いなと思いました。
 子育てしてないときだったらやってみたかったな~

・「モラルハザード」ができるのは
 「意思疏通の不足」と
 「雇われ人のやらされ感」が原因なのかなと思います。
 会社が目指すものを自分の言葉で語れる発信力、
 従業員の意見を聞く耳、
 あとある程度相手に任せる度量
 などがリーダーには必要なのかな。

・すごろくは他にもマスがあり、何が書いてあるのかちょっと気になりました。
 それぞれネタを仕込んであるのかしら…先生すごいですね。
 消化不良の感もあるので、
 (それだけリーダー論は奥が深いのかな?)
 機会があれば残りも見てみたいです。
 商魂たくましいNHKさんなので、そのうち先生の解説つき社長すごろくが売られるかも?(笑)


結局、イケてる社長とはどんな人か?
会社の規模や、その会社が目指すものによって色々ありそうですが、
最終的には、銀座のママの言う
「信頼関係を大事にする」
などの人間性が重要なのかもしれないですね。


というわけで、今回はこの辺で。





posted by Amago at 20:36| Comment(0) | テレビ(オイコノミア) | 更新情報をチェックする