2016年08月31日

ヤマザキ「こいくち マロン」

ヤマザキ「こいくち マロン」

コンビニで購入。
チョコ、チーズ、抹茶に続いてマロンが出ていたので買ってみました。

ヤマザキだから甘そう、カロリー高そう…と思いつつ開けてみます。
小さいどら焼きみたいな外観は相変わらずで、
今回はマロン色の生地にマロン色のクリームが挟んであります。
さていただきます。

まずは生地から。
何とも不思議な食感です。
ふわっとして柔らかなケーキですけど、
きめが細かくてずっしり詰まっている感じ。
ガトーショコラのようなしっとり感があります。
このしっとりずっしり柔らかな感触は好きですね~
味はマロンの風味がそれなりにします。濃いとは言えないかな…と思うけど。
とにかく甘い。

次はクリームの部分。
こちらは思っていたよりなめらかなクリームです。
モンブランの栗みたいなざらざら感があるのかと思ったけど、
どちらかというとバターのようななめらかさの方が強い気がする。
なので、マロン自体は濃厚ではなく、マロン「風」のクリーム?かなと思います。

というわけで、マロンは「こい」とは言えませんけど、
生地の食感は気持ちよかったです。
全体的に非常に甘いので、小さいけど全部食べたら結構お腹にきます。
コーヒーがないとキツい…

ちなみに食べているとき材料を見ていたんですけど、
(メモってないので私の記憶によると)
たしか「マロンペースト」と「マロン風味ペースト」と書かれていました。
どういう違い?どっちが生地でどっちがクリームに使われているんかな。
クリームの方が風味が弱かった気がするからクリームの方がマロン風ペーストかな?

それから「白あん」とも書かれていました。
クリームは白あんの味はしなかった気がするので、
生地に白あんが使われているのかな。
それであのしっとり感が出ているのかも。

私個人では、今までの順位をつけたらチョコ、チーズ、マロン、抹茶かな。
チョコとチーズはなかなか良かったですけど、
抹茶は香りがあんまりしないかなと私は思いました。
マロンは、そもそもマロンスイーツ自体にあんまりこだわりを感じないせいか、評価しにくいのよね…
そういや昔はモンブランがなんか苦手でした(今はそんなことはないけど)
まあ季節は感じられる味かなと思います。

シリーズ化してきた感があるので、
次は何かなと期待して待とうかと思います。
メープルとか出てくれると嬉しいな。

というわけで今回もごちそうさまでした。
ありがとう~



posted by Amago at 23:25| Comment(0) | | 更新情報をチェックする

「オイコノミア ぼくらの希望の経済学」

「オイコノミアぼくらの希望の経済学」NHK Eテレ「オイコノミア」制作班 又吉直樹

Eテレの番組「オイコノミア」の本があったので、図書館で借りてみました。

2012年4月~2013年2月の放送内容をまとめたものらしいです。
当時は25分放送で1テーマ二回に分けていたようですね。

番組と同じく、MCの又吉さんが、経済学の先生と会話をしている形式です。
この本で扱っているテーマは12あり、
講師の先生は回毎に交代で4人。
現在番組に出ておられる大竹先生と安藤先生のほか、安田先生と川口先生です。
(他にも過去には講師の方が色々おられたようですが…
 今はなぜ2人体制かは不明。準備とか色々大変なのかな。)
先生それぞれのカラーもちょっとずつ違うのが見えて、また面白かったです。

まあそれはさておき、
大竹先生によると
「経済学は、お金儲けのための学問ではない。
 人間の意思決定のありかたを研究して、
 世の中のしくみを考える学問」
なのだそうです。

たしかに経済学って、昔は
ガチガチ数字、冷たい、難しい、お堅い、こじつけ的…
というイメージがありましたけど(私だけ?)
最近は行動科学とか心理学の要素もあり、
人間臭くて面白いなぁと思います。
お金という、人間の欲と直接絡むものなだけあって、
世の中や人間心理がダイレクトに現れるものなのかもしれない。

さて12の話題を挙げておきます。カッコ内は講師の先生の名前です。
「幸福」(大竹先生)
「就活」(安藤先生)
「スポーツ」(大竹先生)
「携帯電話(規格競争)」(安田先生)
「貯金」(大竹先生)
「恋愛」(安田先生)
「結婚」(大竹先生)
「給料」(安藤先生)
「格差」(川口先生)
「保険」(大竹先生)
「少子化」(川口先生)
「人生設計」(大竹先生)

内容について、印象に残ったところだけを私なりの解釈で書いてみます。
一番考えたのは「貯金」「人生設計」のあたりですかね…
(「時間割引率」という考え方が分かりにくかったので…)

●貯金、人生設計の話(大竹先生)
 ・「夏休みの宿題を先にやってしまう人だったか、後回しにする人だったか」で貯蓄行動が決まる
  先にやる人はお金が貯まりやすく、後回しにする人は貯まりにくい
  つまり将来の利益を考えるか、今の楽しみを優先するか。
 
  人生設計の回では、有名な「マシュマロテスト」の話も出ていました。
  (4歳の子に、マシュマロを1個我慢したら後でもう1個あげる、と告げて、
   部屋にマシュマロとその子だけ残し、行動を観察した実験。
   我慢できた子は、その後の人生も、収入や人間関係で成功する確率が高かった。
   ちなみに又吉さんだったら、食べてしまって後で駄々コネしてもう1個せしめるらしい(笑))

 ・お金が貯まりにくい人
  「時間割引率」が高い人はお金が貯まりにくい
  「時間割引率」…将来のお金の価値を現在の価値から割り引くこと。

   これは「今、1万円もらえるとする
    いくらプラスしてくれたら1年待てるか」という質問でわかる
 
   例えば、5千円だという人は、
   1年後の1万円の価値は、今の1万円より5千円分低い、ということになるらしい。
   この値段が高いほど、時間割引率が高い人。

   しかし私は、最初これを聞いたとき、
   「いくらでも、多いに越したことはない」
   と思って分かりにくかったです…
 
   この質問の聞きたいのは
    「いくらまでだったら、「そんだけしかプラスしてくれないんだったら今もらう方がマシ」
     と思うか」
   ということみたいです。
   1円でも待つ方を選ぶ、と言える人ならお金がたまりやすいんでしょう。

 ・お金を貯めるためにどうすればいいか
  ちなみに上の質問には又吉さんは「5万」だそうで、お金が貯まりにくいと言われていました。
  「先生冷たい…」とか言っていましたけど(笑)
  お金を貯める方法として提案されていたのは
  ・天引き貯金にする
   今使うか将来使うかによりお金の価値が変わるので、先に強制的に貯金する
  ・コミットメント(制限)を作る
   ローンを組んで先に投資する、
   「お金を貯める」と宣言するなど

 ・他、「貯金」の回では、
  日本人は貯蓄過多の傾向にある、という話もありました。
  特に高齢者は貯蓄が多く、若者は貯蓄している人が少ないとか…
  貯蓄と消費のバランスがいいのが理想だそうで、
  貯めるばかりでなく、消費や寄付もしてお金を回し、
  「みんなが豊かになれる世の中を考えることが大事」とのこと。
  「みんなが豊かになる」っていいことばですね~
  
  お金持ちの生き方にも、
  「お金持ちはお金をためず、循環させる」とありました。
  これは経済学的にも言えるのね。

 ・また、「人生は有限、目的のある貯金を」とも。
  つまりあてのない貯金なら人生を豊かにするために使う方がいい、という考え方もあるとのこと。

もう一つ異色だったのは「恋愛」。これも興味深かったです。
●恋愛(安田先生)
 ・異性10人から告白されるとして、何人目で付き合えばベストパートナーになれる可能性が高いか
  これを確率論で計算している方がいるそうです。
  正解は3人目。人数が増えてもだいたい37%のあたりで付き合うのがベストなのだそうだ。
  (ただし現実的には、人生で何人出会えるかは分からないので使えませんが…
   カップリングパーティーとかには使えるのかしら)

 ・合コンを成功させる戦略
  「おとり戦略」
   自分と方向性は似ているけど、
   自分よりちょっとイケてないかなという人を連れていくと、
   自分を良く見せることができる

   例えばAさんが高収入、Bさんがめちゃんこイケメンだとしても
   長所が違うので比較できない
   ここへ、Bさんと同じ感じでちょっとイケメンのCさんを連れていくと
   Bさんが良く見える、みたいな現象らしい
   (ただしイケメンか、とかの判断は女性側にあるので、
    実は自分の方がおとりにされてたりするのかもしれませんが…)
 
  「マッチング戦略」
   カップリングパーティーなどで、各人にそれぞれの異性に順位をつけてもらう
   (女性AさんBさんCさん、男性DさんFさんGさんがいるとして、
    Aさんの好みは1位Dさん、2位Fさん、3位Gさん…など)
   結果を出して、それぞれ順位が高い方から順にカップルにしていけば一番不満が出ない

   これはもともと、就職活動で企業と働く人のマッチングで出てきた理論だそうです。
   恋愛のばあい、1番好きなのに気を引くためにあえて3番と書いてみる、など、
   駆け引きも入ってくるので複雑になるみたいですけど…
  
  ・その他、浮気防止戦略の話もありました。。
   「自分が浮気したら相手もしてもいい」というルールを決めると「トリガー効果」があるらしい。
   しかし、世界の終わりが分かっていると、散財も浮気もしてしまえと思うのが人間らしい。
   …まあ個人的に現実的でない気がするので割愛。

他、豆知識的な話もあったのでメモ程度に書いておきます。(思い出せる順)
●幸福(大竹先生)
 ・年収と幸福度の関係を見ると、年収700から900万、1700から1900万で幸福度がいったん下がる
  年収があがるとそれなりに仕事も大変になるから、とのこと。
 ・「相対所得仮説」 
  人は、収入や生活など、他人と比べて幸福を測るという説
  いくら収入があっても、近所がもっとお金持ちなら幸せになれない
 ・「順応仮説」
  人は収入があがってもすぐ慣れる
  同じお金なら、物を買うより旅行した方がいい(モノは古くなるが、思い出は色あせない)

●就職活動(安藤先生)
 ・就活のスタートが早いのは「囚人のジレンマ」による
  他社に先んじて優秀な人材を取ろうと思うと、結局お互い早まってしまう
 ・就活が新卒に絞られるのは、企業が同じスタートラインの人材を比較しやすいという面があるから
 ・就活
   「チープトーク」口で簡単にいえることは誰も信用しない
   「シグナリング」本気や能力を示すために、あえて難しいことを相手のためにする
    エントリーシートをしっかり書く、大学受験に合格する、しっかり勉強するなど
   「スクリーニング」考え方を見るために、いろんな条件を示して反応を見る
    エントリーシートや面接での質問はこのため
  つまり、エントリーシートの書き方や面接時の服装がいろいろうるさいのも、
  それなりに理由があるということですね。
 ・企業は、いろんなタイプの人を採用するので、誰にでも働けるチャンスがある
  「比較優位」
   いろんな人の中で、全部できる人に全部任せるよりも、
   それぞれが得意分野を担当し、みんなで分業すれば結局効率がいい 
  逆に言えば、自分の得意分野をたくさん作っておくことで、就職のチャンスが増える

●給料(安藤先生)
 ・給料は労働者が一方的に決められているイメージがあるが、雇う側も制約を抱えている
  「参加制約」いい給料、条件でないと労働者が集まらない
  「インセンティブ制約」ボーナス、歩合制など動機付けがないと働いてもらえない
  つまり、労働者も対等に交渉する余地がある、ということです。

 ・年功序列は、生涯を通じて企業への貢献度と給料が釣り合うようになっている仕組み
   新人時代と、ある程度の年齢以上は、会社への貢献度よりもらう給料の方が多い
   (新人は教えてもらうことの方が多い、高齢になるとバリバリ働けないし頭も固くなる、など)
   中堅くらいだと、貢献度よりもらう給料の方が安い
  なので、「働いてないのに高い給料をもらっているように見える定年前のおじさん」も、
  昔は「バリバリ働いていたのに安月給でこき使われていた」時代があったということらしい。
  
  しかし、最近は企業の倒産もあり、年功序列があてにならない企業の方が多いようだ。
  これからは、どこにいっても通用するような
  「自分だけの仕事力」を持つことが重要ではないか、とのこと

●結婚(大竹先生)
 ・結婚は経済学的には「価値の交換」
  同じ価値の人同士でないと結婚は難しい
  「自信過剰バイアス」
   自分の価値を実際より高く評価していること。うぬぼれ
   ありすぎても困るが、なさすぎても高嶺の花にアタックできない
 ・結婚の市場価値
  安定性、収入、趣味、家族、年齢などで決まる
  今は男性の売り手市場なのだそうです(女性にはきびしい)
 ・結婚のメリット
  「比較優位」パートナーと家事など分業することでお互いの自由時間が増える
   新たな家事能力が開化することも
   家具、光熱費など共同で使えるのでコスト削減になる
 ・結婚式の費用が高いのは離婚への歯止め、という考え方もある
  婚約のときの結納金とかも、言ってみれば契約の前払い金みたいなものなのかな?
   しかしながら、
   「これだけお金をかけたのだから離婚できない」
    という考え方は、経済学的には合理的ではないらしいです。
    「サンクコスト」
     過去に払って回収できない費用
     例えば1000円払って買った本が面白くないとき、
     もったいないと最後まで読むより、読まない方がまし

     これは、どっちみち、払った1000円は回収できない。
     つまらないと思いながら読む時間の方がもったいない。
     という考え方だそうだ。

   実際は、最初つまらんと思っている本も、
   読んでいるうちに1000円の価値が出てくる場合もなくはない。
   結婚もだんだんうまくいく場合もあるので、一概には言えませんが…
   要は自分が後悔しないかどうか、でしょうね。

●保険(大竹先生)
 ・保険の仕組み
  保険会社は、加入者から月々保険料を取る代わりに、
  病気などもしものときに加入者に大金を支払わねばならない
  「大数の法則」
   保険会社にとってみれば、支払いがあれば損するし、保険料を受け取るだけなら儲けになる
   加入者数が多ければ、両方の場合の確率が平均化されるので倒産の危険が減る
  保険会社が勧誘に熱心なのは、人数を増やすためなのですね…

 ・保険会社もリスクを背負っている
  「モラルハザード」
   加入者が、保険に入ることで行動が変わる場合がある
   これを防ぐために、医療保険は医療費を一部自己負担にしたり、
   自動車保険や死亡保険金などで、支払い条件を定めている
  「逆選択」
   リスクの高い人(支払いの可能性が高い人)が保険に入り、リスクの低い人が入ってくれない
   このため、医療保険などは加入前審査がある
  保険に加入するとき、分厚い小さい字の約款を読まされたり、審査がうるさかったりするのは
  保険会社の倒産の危険を減らすためなのですね…
 
 ・保険料は高い買い物
  分割払いだと総額をとらえにくい、生涯で計算するとどれだけ払うかが分かる

 ・適切な保険を見つけるためには
  ・自分にどんなリスクがあるかを知り、その保険となる商品を探すべき
  ・リスク感覚を知ることも大切
   一般的に、リスクの少ない人ほど、ちょっとリスクがあがるとそれが大きく感じてしまう
   リスクの大きい人ほど、リスクが多少上がっても気にしない傾向にある
   (つまり、普段健康な人は、ちょっとした病気を気にして保険に入るが、
    普段から不摂生している人は、多少のことがあっても大丈夫と保険に入らない、ということかな)
・人間はリスクに対し合理的に判断するとは限らない
   「損失回避」
   人間は利益より、損失の額を大きく感じる
   なので、保険料を惜しんで保険に入らない、などの判断が働く場合がある

  保険の回では、保険自体分かりにくい制度ですが、
  実験や質問を使っていて説明が面白かったです(長いので省略しますが…)

●格差(川口先生)
 ・日本の格差は世界的に見れば真ん中よりやや高いくらい
 ・日本では、格差は20代では少なく、30代くらいから広がる傾向だったが、
  今は若年層から格差が始まっている
 ・格差があっても頑張れる社会を作るには
  「不況になっても、国の富は75%人間が持っているから大丈夫」
  (株の大暴落のとき、ゲーリー・ベッカーさんという経済学者が言った言葉)
   75%の富というのは、人間が教育や仕事を通じて身につけた技能や才能のことだそうです。
   つまり教育や訓練を充実させれば、どんな不況にも格差にも立ち向かえる、ということらしい。
   なんだか希望が持てる言葉ですね。
 
   ほか、頑張ればどん底からでも這い上がれるような仕組み
  (頑張っている若者を支援する制度、など)を作れば将来に希望が持てるのでは、とのこと

●スポーツ(大竹先生)
 ・一流選手が高給取りな理由
  「スーパースター現象」
   みんなが一流選手の試合を見たがる現象。テレビの普及により強まった
   このため、一流選手は大きな利益を生み出すので給料も高い
  ただし経済学的には、スポーツ選手は成功確率が低く、わりに合わない職業なのだそうだ。

 ・一流でなくても生き残るには
  「代替可能性」の低い人になること
  つまり差別化をはかり、代わりがきかない人になればいい
  仕事でも同じ

 ・オリンピックのメダル数はその国の人口数よりGDPで決まる
  (GDP1%上がるとメダルが0.01増えるという説)
  つまり、スポーツ人口の量より、マネー効果の方がでかい
  ただ、国のスポーツへの投資額が増えれば変わるかも、とのこと。
 
  実際計算上では、ロンドンからリオでは日本のメダル数は1つ増えるか増えないかでしたが、
  スポーツ強化策の成果か?38から41に増えています。

 ・銀、銅メダルがあるのはなぜか
  2位や3位にもご褒美があり、諦めず頑張れるため、結果的に1位の記録も上がる
  「インセンティブ」(人の意欲を上げるための動機付けや刺激)

●携帯電話(安田先生)
 ・みんなが携帯電話を持つと便利になる理由
   ネットワークができるため
   「直接的なネットワーク外部性」 たくさんの利用者とつながれるため便利になる
   「間接的なネットワーク外部性」 ソフトやコンテンツが共有できるので便利になる
   会員が多いほど便利になる。これはクレジットカードや、デパートのテナントも同じ原理だそうです。

 ・携帯電話の料金プランがいっぱいありすぎる理由
  「価格差別」 
  消費者により価格を変える戦略
  これにより、消費者も価格を選べるし、企業も儲けが最大になる
   例えば同じサービスでも、
   必要な人は1000円払ってもいいと思うが、
   あまり使わない人は1円しか払わないと思う場合、
   一律1000円にしたら買ってくれない人がいるし、
   一律1円にしたら企業の儲けが少なくなる
  
  「完全価格差別」消費者によって完全に区別する。
          ただし、誰がいくらで買ってくれるかが分かってないとできない
  「グループ別価格差別」グループ分けして区別する。子供料金と大人料金、など
  「自己選択型価格差別」クーポン券を配るなど、消費者が選択できるようにする

 ・携帯の機種変更がしにくい理由
  「スイッチングコスト」変えることによるコスト
   契約の義務が果たせなくなる、
   ポイントなどの優待が使えなくなる、
   新しい機種探しが面倒、
   充電器など付属品を買わないといけない、
   コンテンツのデータベースを一から作り直さないといけない
   使い方を一から覚えないといけない  …など

感想など。
生活のなかで疑問(というか不満?)を感じることも、
経済学的にはそれなりに意味があるのだなと思いました。

例えば
就活の時「何でこんないっぱいエントリーシート書かなきゃいけないの?」
→シグナリング効果(本気度を示す)のためなのね。

働き始めたとき「あのおじさん、絶対私より働いてないのになんであんな給料高いの?」
→きっと若い頃は安月給で働かされていたんだろう

携帯買うとき「何でこんないっぱいプランがあってややこしいの?」
→こっちが払ってもいい、という値段を選べるのだ

保険に入るとき「何でこんな審査がうるさいの?何でこんなめんどくさい説明読まなきゃいけないの?」
→保険会社もつぶれないために必死なのね

などなど。

更には、今まで受け身的、被害者的に考えていたことも、
自分に有利なように変えていけばいいのだと気付かされました。
「希望の経済学」とはそういう意味なのかなと。

例えば
「給料は雇用主に一方的に決められている」
→そうではなく、雇用主も優秀な人材を引き留めるため必死。
 「代わりのきかない人間になる」(自分にしかない能力を磨く)
 「比較優位を保てる仕事を増やす」(どんな仕事もある程度得意になっておく)
 など自分の価値を高めれば、いい条件の給料を引き出せる。

「就活では、採用側が一方的に評価している」
→評価というより、相手は自分のとを知りたがっている。
 自分は企業にとってどれだけ価値あるのかアピールするのが大事

「携帯の契約、保険では、セールスに騙されているかもしれない」
→選ぶのはこちらの自由。
 自分がほしいサービスを定めて、自分が払っていいと思う価格のものにすればいい

「格差は乗り越えられない」
→知識、能力を身につければ可能性が広がる

こう考えていくと元気が出てきますね~

まあ取りあえずは、必要なお金は天引きなど強制貯金で貯めて、
それ以外の使ってもいいお金は、経験や知識アップなど、
財産となるところに使っていこう。

ところで経済学って、高校のころ習ったときは、
需要供給曲線と国の景気対策(今は無いけど公定歩合がどうとかこうとか)とか、
どうもピンとこないというか、あんまり面白さが分からない印象がありました。

でもこれだけ生活に関わっているんであれば、
必須授業にしてもいいくらいではないかしら。
若者の貯金が少ないとか格差がどーとかいう前に、
若者にももうちょっと興味のわくような教え方をした方がいいのでは、と思います。
(そういう意味では、この番組はなかなか良いと個人的には思います)

というわけで、長くなりましたけど、今回はこの辺で。


posted by Amago at 06:31| Comment(0) | 本(お金) | 更新情報をチェックする

2016年08月29日

オーカワ「まろん風ごま豆腐」

オーカワ「まろん風ごま豆腐」

スーパーで購入。
豆腐コーナーに売っていたけど、デザート豆腐ですよね?
ほどほどに甘いものが欲しいときに食べてみた。

栗色のごま豆腐です。所々にごまの粒々が…

さていただきます。
スプーンですくうのが難しい。
びよーんと伸びて、ねっとり感が半端ない。

口当たりはねーっとりびよーん、噛むともっちり。
冷たいし、この感触が気持ちいい。

栗の香りがぷーんとして、ほんのり甘いです。
スイーツというには甘みが足りないという人もいるかもですが、私はこれくらい優しい甘さがいい。
後からすりごまの舌触り、香ばしさが来ます。
食べたときのねっとりな弾力と、ごまのこくが最後に舌に残る感じはやはりごま豆腐。
栗とごま豆腐一緒になったらどうなるのかな、と思っていたけど相性がいいですね。

ただちょっと塩味があるのが気になりました。
隠し味というにはちょっと塩気が効きすぎというか。
なんだろ、なんか懐かしい味。
遠い記憶を辿りましたが、
甘露飴(醤油入りの飴)と雰囲気が似ている気がします。

もっちりねっとりなので食べごたえがあり、
けっこうお腹が張るのに低カロリー(100キロカロリー弱)、
なのでダイエットにはいいかもです。
あっさりした甘さでベタベタ口に残らないのも良かった。

ところでごま豆腐って作り方を知らないのでちょっと調べました。

レシピはいろんなサイトにありますが、ざっとまとめると
葛粉を少量の水で溶き、
この水溶き葛粉を練りごまに少しずつ混ぜる。
これを濾してダマを取り除く。
これを鍋に入れ、
練り練りしながらとろ火で炊いていく。
弾力が出てきて、半分の量になるまでひたすら練るのだそうな。
そのあと型に入れて冷やす。

…というわけで、大豆から作る普通の豆腐とは全然違います。
普通の豆腐はタンパク質ににがりを加えて凝固させるけど、
こちらは葛粉のでんぷんを水で練って熱して固めるやり方ですね。

また、由来や歴史を調べてみると
中国の精進料理である「普茶料理」の中の「麻腐」がごま豆腐にあたるらしいです。
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000030031
Wikipediaによると
「普茶料理」自体は、江戸時代に禅僧が来日して伝えたみたいですけど、
日本の精進料理は、鎌倉時代くらいに日本から中国に留学した禅僧が、
帰国の際持ち帰ったのがきっかけで始まっているようです。

なのでそのときから、ごま豆腐は精進料理の一つとして日本で作られていたようだ。
歴史はけっこう古い。
高野山、永平寺など、いろいろなところで老舗のごま豆腐のお店があります。

(ちなみに豆腐も中国由来。
腐ってないのになぜ豆「腐」?ですが、
中国での「腐」は腐る、の意味ではなく
「液状のものが寄り集まって固 形状になった柔らかいもの」
「液体でもなく固体でもない様なもの」
という意味なのだそうだ。
http://www.tofu-as.com/tofu/history/11.html
なので、「麻腐」も、ごまを固めたもの、という意味なのだろう)

そういえば昔永平寺に行ったときのごま豆腐は美味しかったなあ…
本場のごま豆腐、また食べてみたい。


あと、今回の商品を作っているオーカワという会社、
あんまり聞いたことがない会社なのでちょっとネットで見てみました。

奈良県吉野郡の会社だそうで、
ごま豆腐のほか、ところてんやこんにゃく製品、麺類などを作っているらしいです。
「Deats(ディーツ)」という名前のおからこんにゃくというのも作っているらしい。
これは大豆が入ったこんにゃくで、
低カロリーながらタンパク質があり、
唐揚げとかシチューにいれたりしてもいいのだそうな。

私もそういえば昔食べたことがありますけど、
クリーム色のこんにゃくという感じで、あまり豆腐の風味はしなかったですね…
(残念ながらリピートは無し。というか、最近見ないな)

またここの会社のごま豆腐は、
原料にごまと吉野葛を使用し、
高野山の伝統製法を守っていることから、
高野山の金剛峯寺御用達なのだそうです。ホントに?
(高野山に老舗のごま豆腐やさんは他にもいっぱいあるみたいですけどね…)


まあ、正直、普段あんまりごま豆腐って食べないので、
ごま豆腐としては美味しいまずいを言う自信はないですが、
たしかに市販にしてはねっとり感が強く、
ごまの香ばしさも良かったなと思いました。
「まろん風ごま豆腐」も、スイーツとしてはお手頃な値段な割になかなか良かったかなと。

というわけで、今回もごちそうさま、ありがとう~




posted by Amago at 22:44| Comment(0) | | 更新情報をチェックする