2017年07月02日

Eテレ地球ドラマチック「5歳児のヒミツ~大人への第一歩~」

Eテレ地球ドラマチック「5歳児のヒミツ~大人への第一歩~」

以前同じ番組で「4歳児のヒミツ」をやっていたんですが、その姉妹番組みたいな感じでした。
イギリスの幼稚園?で、子供を6、7人集めて1週間過ごさせ、様子を観察するというもの。
子供と接する先生は二人いましたが
その他に専門家が二人、陰からリアルタイムで様子を見ていました

4歳児の時は半年後どうなったか、
という話もあったけど今回はそれはなかったです。
今回はメンバーに脳性まひの車イスの子がいて、
その子との関係が軸になっていたかなと思います。

○今回のメンバー
 全員は紹介しきれず、特徴的な子がピックアップされていました
 名前多くて覚えられなかったんですけど

 ・目立ちたがりのAくん
  彼は特徴的な髪型
  (スポーツ刈りで横は短くしていたが、頭の上の方はくせ毛でフワフワ)
  をしていました
  自信家で支配的、
  自分はカッコいい、できると思っていて、
  みんなの中心にいたがるようです

  彼はお母さんと二人暮らし、
  お母さんによれば
  「彼は私のパートナーです。
   こちらも大人扱いしてしまうせいか、なんでも自分でやろうとします」
  「それから女の子と仲良く   なるのが得意で、
   彼に夢中の子も何人かいるみたい」

  女の子好きなのかな?
  さっそく隣にいたBちゃんと「恋人宣言」していました

  専門家によると
  「彼はBちゃんと恋人宣言することで、自分は特別だとみんなに思わせようとしている」
  とのこと
  パートナーを持つ自分は特別だろ、という感じなのかな。
  お互いを「私の彼氏」「俺の彼女」と呼んでいました

 ・お姫様になりたいBちゃん
  この子は最初にAくんに
  「私は女王さまになるの、あなたは王様よ。私たちは結婚するの」
  と言ってました
  おませな女の子みたいです
  獣医さんにもなりたいけど、お姫様にもなりたいんだって(笑)

  専門家によると
  この年齢の子は大人の世界に興味を持ち始め
  大人のような振る舞いをするそうです
  でも責任とか意味は分かってないようで
  「彼のどこが好き?」
  と聞いても
  「髪の毛がフワフワなところ」
  だそうです(笑)
  あと、彼が「キスしていい?」
  と聞くと
  「ママが子供はしちゃいけないって言ってたわよ!」
  と言っていました

 ・脳性まひ、車イスのCちゃん
  彼女は支援学校には行かず、地元の普通学校に通っているそうです

  両親によれば
  彼女は両親が40歳を過ぎて授かった子で
  予定日より12週間早く産まれたんだそうです
  1歳を過ぎた頃、脳性まひと診断された
  自分で筋肉をコントロールできず、歩くのも入浴も助けが要る
  しかし認知機能は問題がなく
  勉強も会話も普通にこなすそうです

  ただ他の子は彼女の病気を理解できず
  あの子どうしちゃったの?
  という目で見られることもあるらしい

  今回も、
  彼女が小柄なのと、歩けないのとで
  最初はみんな彼女を赤ちゃん扱いしていて
  「本人にとってはイライラするだろう」
  と彼らを観察していた専門家は話していました

  また、専門家は
  「この年齢は大人の振る舞いをしたがる、
   そんな彼らが彼女にどう接するか見てみたい」
  と話していました

 ・お世話好きなDちゃん
  そんなCちゃんを熱心に相手するDちゃんがいました

  彼女は別の女の子とお医者さんごっこをしているとき
  お医者さんの役をして
  「あなたはもうじき死ぬかもしれません
   でもいいことをしている人は天国に行ける、良いところですよ」
  と少々ギョッとする発言。

  しかしこれには理由があって
  彼女の母親は2年前、脳腫瘍が見つかったそうです
  母親はショックで仕事も手につかず、泣いてばかりだったそう
  お墓の用意もしたそうです

  幸い腫瘍の成長は遅く、大事には至らなかった
  ただ娘には影響があったと思う、とのこと
  お医者さんの話を聞いていたんですかね…

  Dちゃんは思いやりがあり、
  他の人が悲しむのを嫌がるのだそうです
  「みんなそれぞれ特別なのね」
  「嬉しいことはみんなと分かち合う方がいいわ、
   その方がみんなも喜ぶから」
  と、大人でも驚くような発言もしていました

 ・長髪のEくん
  彼はきれいな長髪ですが、男の子でした
  彼の生い立ちはよくわからんが、
  「僕は特別なんだ」
  みたいなことを言っていました

○赤ちゃんのお世話
 次に実験者は何人かの子供に課題を与えていました
 赤ちゃんの人形を与えてお世話させる

 この人形はリアル赤ちゃん人形で
 着替えさせたりお世話しないと泣いてしまう
 大人の世界に近い環境にしたらどうか、という実験らしい

 お世話したのはAくんとBちゃんのペアと、
 Dちゃんともう一人の男の子(小柄でぷくぷくした感じのFくん)のペアでした

 Bちゃんは少々女王さま的なので
 「お世話するのは好きじゃない、でも赤ちゃんは好き」
 と話していました
 Dちゃんはお世話好き

 実際実験すると
 女の子はどちらも、泣いてる赤ちゃんを何とかしようとする。

 でも男の子はつまんない、と言って赤ちゃんを蹴ったり落としたり…

 女の子はそんな男の子を叱りつけ
 「あの人最悪」
 「他の子がパートナーならいいのに」
 と嘆いてました。

 Bくんは
 「お前指図するなよ」と逆ギレしていたし
 Eくんは赤ちゃんはどこ吹く風、という感じで勝手に遊んでいました

 男の子は幼いのかしら。
 女の子は本能的に赤ちゃんのお世話をするんでしょうかね?
 専門家は
 「周りの大人と近い反応をする」
 とのことなので、イクメンパパの家なら男の子も世話するのだろうか。

○Cちゃんとの関係
 Cちゃんはみんなと遊びたいのだけど、
 体が動かないのでみんな遊びたがらない
 Dちゃんは相手するけどお母さん代わり

 対等に遊びたいCちゃんにとってはストレスなようです
 学校ごっこをしたくて他の子に呼び掛けるのに
 みんな
 「ごめんね、忙しいの」
 と相手にしてくれない
 Cちゃんは遊べないので泣いていました

 専門家によれば
 「この年齢は遊びが切り替わる頃。
  彼女はそれについていけないから辛いだろう」
 と話していました

 Dちゃんは
 「Cちゃんの悲しむ顔は見たくない」
 と、一生懸命遊び
 他の子に呼ばれたら
 「誰か代わりにCちゃんの相手してあげてー」
 と彼女なりに頑張っていました

○競走、けんか
 次に実験者は二人ずつペアを作り
 障害物競走をさせました
 ただしこれはペアの一人が目隠しをしていて
 もう一人は言葉で誘導してあげないといけない
 「コミュニケーション能力と協調性が必要」
 なのだそうです

 Aくんは自信満々、
 優勝宣言をしていました
 「彼女」のBちゃんと組みたがっていたが
 違う人とペアになって
 「俺の彼女と一緒にしてくれ」と抗議。

 しかしそれに構わず実験者はレース開始

 途中でずるをしたのでAくんのペアは最初からやり直しして、
 結局彼は負けてしまった
 優勝したのはロン毛のEくんのペア
 Eくんも勝気なタイプで、大きく喜んでいました

 買った子たちはチョコレートがもらえる
 みんな大喜びでした

 それを見て悔しがるのがAくん
 ひっくり返って大の字になって泣いていました

 みんな最初は同情するが
 そのうち別の遊びをしに行ってしまう
 Aくんはいつまでも泣いていて
 しかも誰か見てないかチラ見しながら大袈裟に泣く(笑)
 観察していた専門家は
 「彼はいつもみんなの中心になりたがっていたから、悔しさは大きい。
  相手をしてほしいからよけい大袈裟に泣くのね」
 と話していました

 そしてその悔しさはEくんへの怒りに変わっていく
 「俺もチョコが欲しいんだよ!」
 と奪い取りに行く
 Eくんも
 「嫌だね」
 と言うから他の子も
 「E、謝れよ!」と怒り出す

 Aくんは「彼女」のBちゃんを使ってチョコを戦略的に奪おうとしていました
 「君が「ここに象がいる!」って言って、Eが驚いてる隙にチョコを奪うんだ」
 Bちゃんも協力するが、チョコは奪えず…

 Aくんに
 「なんでEくんに怒ってるの?」
 「だってチョコを分けてくれない、ずるい」
 「どうして?」
 「人と分け合わないといけない」

 専門家は
 「大人は子供の争いを見るのは辛いと思うかもしれないが、
  彼らはけんかして社会性を身に付けていく。
  残酷に見えるかもしれないが、ぶつかり合うことで人間関係を学んでいく」
 と話していました

 Eくんに
 「なんでAくん泣いてたと思う?」
 と聞くと
 「負けてチョコが貰えなかったから」
 「あなたは勝つことと友だちとどっちが大事なの?」
 「友だち」
 「どうして?」
 「誰も遊んでくれなくなる」

 Eくんも理解はしているようだが
 Aくんにあげるのはなんかシャクにさわるのかな?

 でも後でEくんはAくんに
 「次に僕が勝ったらチョコを分けてやるよ、
  だからお前も次はがんばれ」
 と彼なりの励ましをしていました

 また、Aくんの「彼女」のBちゃんにも心境の変化が。
 「Aくんはいい人だけど、結婚はしたくない」
 と言い出しています
 「どうして?」
 と聞くと
 「だってあの人時々大泣きするんだもん」
 …恋も冷めてきた?

○最後のチャレンジ
 次に車イスのCちゃんとAくん、もう一人の子にチャレンジを与えていました
 彼らにロープ、バトン、ちり取りを与えて物語を作らせる
 その話をみんなの前で発表してもらう

 最初はCちゃんは置いてけぼりで
 他の二人はロープで電話ごっこ

 専門家は
 「Cちゃんの視点から見る世界を想像するのは、他の子には  大変だろうと思う
  ここは大人が介入してあげないといけない」

 そこで先生は
 「Cちゃんも入れてあげて」
 「だってCちゃん何にもやらない、動かないだもん」
 
 「どこまでお話を考えたの?」
 すると、
 Cちゃん以外の子がバトンを持ち
 「これは魔法のステッキで、伸びたつる(ロープをつるに見立てる)を消すんだ」
 またCちゃんが
 「私が掃除してたら熊が出てきた」
 とちり取りを持って言う

 そこで先生はCちゃんの体にロープを巻き
 「Cちゃんの体につるが巻きついた、てしたらどう?」
 と2つの話をつなげるサポートをする

 すると別の子が
 「魔法使いが出てきて、世界が闇に包まれる…」
 とストーリーを考え始めていました

 「Cちゃんは役を得て、成功体験と感じたことでしょう。
  これは、Cもみんなと同じなんだと伝えるチャンスです」

 3人は通しで練習し、みんなの前で披露します

  世界は魔法使いのために闇に包まれ、熊も出てくる
  掃除していたCちゃんは、ちり取りを落とす
  しかし最後はステッキで魔法が解け、Cちゃんも助け出される
  …というストーリー

 「彼女は最後は、危機から救われたヒロインになったんです。
  うまくいきました」

 最後はみんなCちゃんと仲良くなっていました
 「Cちゃんのこと好き?」
 「かわいいから好き」
 「車イス押しながら一緒に坂を下るのが楽しかった」

○恋ははかなく…
 最後にちょっとほろ苦い?話
 Aくんはご飯を食べているときBちゃんに
 「君は俺の彼女だろ」
 と言っていました

 しかしBちゃんは
 「あの人嫌」
 「Aはもう私の彼氏じゃないの」
 とみんなの前で宣言

 Bちゃんは他の子に
 「もういいの?」と聞かれたが
 「嫌いになったの。Fくんがいい」
 そしてAくんのいる前で
 「私の新しい彼氏は恐竜の服を着た子よ!」
 とはっきり宣言していました

 ふられたAくん、顔をクシャクシャキにして悲しそう…
 しかし、専門家は
 いつも自信を持っているAにとっては今回は辛い経験もいくつかあっただろうが
 それも成長の一過程、というようなことを言っていました

 恋は移ろいやすいもの、だそうで、
 さっそくDちゃんをナンパ?
 「君は新しい彼女
  キスしていい?」
 とか聞いていました。
 現金な子ね(笑)

○感想など
・自分の子はどうだったかな~と思いながら見てしまいました。
恋バナについては、
 上の子も下の子も、恋愛についてはあんまり興味なさそう
 (ドラマとかそういうテレビも見ないので)

 ただ下の子は、同級生に女の子好きな男の子がいますね。
 好きな女の子がいるそうで
 男の子はテレビの真似をよくしているんですけど
 好きな子が
 「その口癖やめてよ、うざい」
 と言ったのでその子の前だけは言わないのだそうです
 片思いみたいだけど、
 年少さんの頃からずっと好きなんだって。けっこう一途…

 でも男の子のお母さんによれば
 別の場所では他の子にちょっかい出されてまんざらでもないらしく
 「この子将来女ったらしになるんちゃうかと思うときあるわ~」
 だそうな(笑)

 そう言えば私の小さい頃も
 幼馴染みの男の子は女の子が好きで
 幼稚園くらいから「女ったらし」
 と呼ばれてました(笑)
 (まぁ今では3人娘のパパさんらしいです)

 子供って何も分からずにやっているのでかわいらしいですね。
 逆に大人やテレビの真似を何も知らずにするからこわいところもあるけど…

・障害者の子との接し方は興味深かったです。
 ヒロイン役になったCちゃんのように
 みんなにスポットライトが当たるようにしてあげることで
 みんな価値がある、役割があると思えるようになるのかな、と。

 子供がマイノリティの人たちへの差別意識を示すときって、
 周りの大人を真似して習得しているのかなと思います。

 子供は、その子を前知識なく見たら「なんか違う」と思い、
 率直に口には出して言うけど
 理由を説明してあげたら、
 それなりに理解して平等に接しようとすると思う。

 でも大人が変に隠したり、
 あんな子と付き合うの止めなさいと言うとか、
 関わらないようにさせるとかすると
 子供も「この子は変なんだ」
 と思って差別してしまうのかなと思います。

 私は子供の頃、電車などで障害者を見ると
 母親に
 「見たらダメよ」
 と言われていたが、
 なんでダメなのかよくわかりませんでした
 (というか、未だに母の意図が何だったのかわからん)
 私の場合は子供に「足が不自由だからだよ、周りにそういう人がいたら助けてあげて」とかちゃんと説明するけどなぁ。

 ただ上の子が支援学級の子について
 「支援の子だから…」
 という言い方をたまにするのが気にかかる。
 身体的な障害者だと説明しやすいんだけど
 発達障害の子だと見た目は変わらないから説明しにくい…
 (しかも個人差がありすぎて、関わってないからどんなタイプの子か分からないし)
 「なんかその子なりに理由があるんじゃないの」
 とは言って、あんまり深追いはしませんが
 こんなんでいいんかなぁ、とかちょっとモヤモヤしたり…

 色んな経験を積んで、色んな人がいるんだなと分かってくれるといいな。

・けんかからの仲直りも興味深かったです。

 そういえば、上の子がこのくらいの年齢のとき
 傘を取り上げるとか、意地悪をする子がいたのですが
 その子は
 「仲良くなりたかった」
 と言っていました。

 それで調べたら、
 どうも低学年くらいまではそういうことはあるみたいです。
 うまく表現できずに叩いたりしてしまうなど。
 分かりにくいなぁと思いました。普段はどういう行動してるんだろう、と思った。

 今回のけんかの例は勝負に負けたとかいう、とても分かりやすい例なんですけど
 そういう分かりにくい例をする子の行動も見てみたいなぁ、とか思いました
 期間が短いので、支配的なタイプの子、目立ちたがりの子などがピックアップされるんだろうけど。

自分の子供も、親の見てない所で何してるんかなぁ。
カメラ置いて見てみたい気も…
(しませんけど(笑) )

というわけで今回はこの辺で。

posted by Amago at 20:44| Comment(0) | テレビ(育児) | 更新情報をチェックする