2017年07月21日

Eテレオイコノミア「経済学で知ってびっくり!肥満の正体」

Eテレオイコノミア「経済学で知ってびっくり!肥満の正体」

今回は肥満の話でした。
昔から色んなダイエット法が流行っては廃れ…しているところを見ると、
痩せることは難しいのでしょうね…

今回はダイエットがうまくいかない理由や
どうしたらいいか、を経済学的に分析しています。
講師は大竹先生でした。

冒頭は番組に寄せられたハガキが紹介されていました。

 「私はポッチャリ系女子です、
  肥満を経済学でなんとかできませんか」という内容。
 又吉さん
 「何でも経済学で解決できるって言ってもねえ、先生」
 先生
 「できますよ」

○今回のゲスト
 ところで差出人をよく見ると「江上」とあります。

 又吉さん
 「江上?」
 そこで登場したのがニッチェの江上さん、近藤さんのお二人でした。
 「この手紙、江上さんのだったんですか」
 江上さん
 「そうですよ、経済学でなんでも解決できるって聞いたから…」

 江上さんによれば
 「痩せたいわけじゃないんですけど、もうちょっと減らしてもいいかなぁと…
  かわいい洋服が着たい」
 又吉さん
 「先生、どうなんですか」
 先生
 「本当に痩せたい人の手助けならします」
 ニッチェのお二人
 「本当に痩せたいんですよ」
 先生
 「お二人とも本当に痩せたいんですか?
  今でも十分素敵じゃないですか」
 江上さん
 「え?先生そっちですか、ポッチャリ好きなんですか(笑)」
 先生
 「私の好みじゃなくて、本気かどうか…」

 「現状に不満は無いんですが、健康になりたい」
 「ちょっとポッチャリ度を下げたい」

○まず、肥満とは
 先生
 「WHOでは、肥満は世界の最大の問題、と言っています」
 江上さん
 「そうなんですか」

 近藤さん
 「私芸人始めてから20キロ太りましたよ~」
 江上さん
 「昔はニッチェの痩せてる方と太っている方と言われてたんですよ。
  今は太っている方と、より太っている方って言われる(笑)」

 先生
 「皆さんBMIってご存知ですか」
 江上さん
 「…お医者さんに怒られるときよく聞きます」(笑)
 これは、体重を身長の2乗で割った値で
 肥満の尺度として使われています。
 先生
 「3人の身長と体重は?」
 「先生、レディに聞きます?そんなこと」
 先生、一応お二人のレディに関しては、筒を使って聞いてました。

 BMIを出すと
 又吉さん24.2、江上さん33.7、近藤さん30.3

 WHOでは30以上を肥満、25以上を過体重とする
 日本肥満学会では、25以上を肥満としているそうです。
 日本人と外国人は体質が違うということで、厳しめにしているらしい

 又吉さん
 「僕も過体重ですかね?」
 先生
 「ギリギリですね」
 ニッチェ
 「ええ、そうなの?」
 又吉さん
 「なんで二人とも僕の数字にショック受けてるんすか(笑)」

 そのあと白い塊が机にあり
 「これ何ですか?」
 「脂肪の塊1キロです」
 模型でも現物大のものを見るとリアルですね。
 「見えないからいいけど」
 「皮膚に感謝やな(笑)」

 世界には肥満の人が多いそうで、
 WHOによれば、世界の人口74億人のうち
 BMIが30以上の人は6億人、
 25以上の人は19億人いるそうです。

○太る原因はシンプル
 先生
 「太る原因は何だと思いますか?」
 江上さん
 「やっぱり仕事だとか、ストレスが多いんですかねぇ…
  あと食べ物が美味しすぎ」
 「そうそう」

 先生
 「肥満の理由は、医学的には単純なんです。
  カロリー摂取量、つまり食べる量が、
  カロリー消費量、つまり運動する分を上回れば太る」
 「シンプルなんですね」
 「これが、経済学なんです」

 先生はさらに
 「環境のあり方が肥満の原因となっている、という見方もあります。
  つまり、美味しいものが消費者に安く手に入りやすくなったということです」
 技術革新や生活環境、生活習慣の変化、それから政策も関わっているそうです。

 例えば、技術革新により美味しい商品が大量生産できるようになり、
 消費者の選択肢が増えた

 また、アメリカの農業政策が肥満を促進したという見方もあるそうです。
 アメリカでは農家の支援のため、補助金をたくさん出し、
 その結果トウモロコシや大豆がたくさん作られ、
 過剰生産されたものでガムシロップが作られた
 それを消費者が消費する

 江上さん
 「じゃあ肥満って環境のせいなんですかね?」
 …だといいのですが、先生によれば環境が全て原因というわけではなく
 「環境は要因の1つ」だとのこと
 先生
 「ということは、社会を変えればお二人も変わるかもしれない」
 「そうですよ、社会が変わればいいんですよ。
  自分を変えるのは難しいですよ」(笑)

 先生
 「実はね、社員食堂で有名な計測機器メーカーがあるんですけど
 そこの社食は一般の人は使えないんですが、
 どこを工夫しているか又吉さんと聞いてきました」

 NHKなので企業名は出ていませんがタニタですね。
 社食のレシピ本も出しているし
 社食と同じメニューを出すレストランも経営しています。

 先生と又吉さんが食堂を訪れて、
 いただいたのは鶏肉唐揚げ定食、534キロカロリー。
 栄養士さんが
 「まずスープで体を温めてください」
 食べる順番もあるそうです。
 野菜も大きくカットしてあり、
 たくさん噛むことで満腹感をもたせる工夫もしてあるのだそうです。

 一方トークスタジオでは、
 ニッチェによる若手時代の「ぜいたくディナー」が…

 レシピを書くと
 ・パスタの醤油マヨ和え
  茹でたパスタてんこ盛り(300グラム)
  刻みのりと醤油とマヨネーズをたっぷり絡める
 ・牛乳寒天
  牛乳250ミリリットルに対し砂糖大さじ6
 ・桃ジュース1リットル

 先生が試食していましたが
 てんこもりのお皿から、恐る恐るパスタを一本引っ張り出す…(笑)
 たしかに迫力ありすぎて、逆に食欲無くなりそう(笑)
 「先生、それパスタの食べ方じゃないですよ」
 先生は一口食べて
 「マヨネーズの味…」
 又吉さんも試食して
 「マヨネーズですね」(笑)
 というものの、
 「でも美味しいのは美味しい。ついつい食べてしまう味」
 とフォローするのはさすが。
 ちなみにニッチェのお二人は
「美味しすぎ」と勢いよく食べていました。

 又吉さん
 「若手時代これ食べてたんでしょ?」
 「そうですね」
 「だとしたら、痩せてる方ですよ」(笑)

 実際にカロリーを調べてみると
 先ほどのフルコースで合計2452キロカロリー。
 ちなみに女性の平均摂取カロリーは「1日」につき1600キロカロリー…

 やっぱり太る原因はシンプル?

○所得と肥満との関係
 江上さんは
 「でもね、若手時代ってお金ないでしょう?
  パスタはものすごく安くて、まとめて買ってたんですよ」
 近藤さん
 「野菜は高くて買えないですよ。
  お金持ちの食べるものと思っていました」
 お金がないので、安い炭水化物でお腹を満たしていた、とのことです。

 データでも
 野菜や肉の消費量は、所得が高いほど増える傾向にあるが、
 米やパスタなどの炭水化物は、
 所得が低いほど増える傾向にあるそうです。
 これは男女ともに同じだそう。

 江上さん
 「たしかに昔はパスタたくさん食べてましたけど、
  今はそれほどでもないですね」

 先生
 「ヨーロッパの研究では、
  肥満の人は、賃金が低い傾向にあるそうです」
 「逆ですか」
 「特に女性にその傾向が強いそうです」

 先生はさらに
 「また、スウェーデンの研究では、
  10代に肥満だった人は、大人になってから所得が低いという結果もあります」

 昔は肥満が裕福の象徴だったが、
 それは食糧難の時代の話で、
今では逆のようです。

 又吉さん
 「僕ら小さいときって、漫画の社長さんってだいたい恰幅良かったけど、
  今は社長さんジム行ってますよね(笑)」

 先生はそこで
 「お二人は今は十分にお金がおありだと思うので、痩せようと思えば痩せられるのでは…」

 「それがですね、お金があると新たに美味しいものを食べてしまう(笑)」
 貧乏だった頃に食べられなかったものを食べてしまうのだそうです。
 「親の仇くらいに食べてますよ(笑)」
 又吉さん
 「大人買いですよね。僕も分かりますよ。
  我々は5年後くらいに痩せられるんですかね…」

○「1年後に欲しいお金」と「夏休みの宿題」が肥満に関係ある?
 先生は
 「今又吉さん、今「5年後」とおっしゃいましたけど…」
 といって先生が示したボードには
 「今すぐ10万円もらえる」
 「1年後に○万円もらえる」
 と書いてありました。

 今10万円もらう代わりに、いくらなら1年待てるか、という質問だそうです。
 「このくらいの額をもらえなきゃ1年待てない、ということですね」

 3人に聞くと
 又吉さんは15万、近藤さんは20万、江上さんは11万

 江上さんは意外に少なくて
 「1万くらいでいいです」
 近藤さん
 「1年待つなら10万もらいたい」
 又吉さん
 「今すぐ欲しいですけど、5万増えればいいかなって感じですね」

 先生は
 「この結果を見ると、又吉さんの場合は、1年後の15万と今の10万は同じ価値、てことですね」
 又吉さん
 「?…そうですね」
 先生
 「この考え方は時間割引といいますが…」

 時間割引とは、将来得られるものの価値を
 今得られるものの価値より低く評価すること

 先生
 「時間割引が低い人は、比較的我慢強い、
  例えばこの場合又吉さんは年利にしたら50%、近藤さんは100%、江上さんは10%上乗せを要求していることになりますが、
  要求している額が高い人ほどせっかちということになります」

 そして、
 「これはあくまでも平均的な話ですが」
 という前置きをしつつ、
 せっかちな人はダイエットに失敗しやすい、
 というようなことを言っていました。
 「せっかちな人は、
  将来健康が悪くなることは大したことがない、
  それよりも今食べる方が嬉しい、
  と思う傾向にあります」

 なので江上さんのように時間割引が低い人は
 健康が悪化するのが辛いと思うので、食べるのを我慢する傾向にある

 …はずですが、江上さんはBMIが少々お高い。

 そこで先生は
 「夏休みの宿題はいつやっていましたか?」
 と唐突な質問。

 「…最終日にまとめて」(笑)
 「じゃあ、夏休み始まる前はどうですか?」
 「計画的にコツコツとやろうと…
  計画表は書くんですけど…」(笑)

 先生は
 「おそらく江上さんは、痩せたい、痩せなきゃとは思っているけど、
  ダイエットはいつでもできる、明日から…と思っている。
  そういう人は太りやすいです」
 本当は太りたくない、太るとよくないとは分かっているが、
 言い訳して先延ばししてしまう、ということらしい

 大竹先生の研究では
 夏休み宿題を最終日にやる人は肥満傾向がある、という結果だったそうです

 江上さん
 「痩せない言いわけなら100個くらい言えますよ」(笑)

 ちなみに先生は
 「先ほど江上さんに質問したときは大丈夫かなと思っていたけど、
  夏休みの宿題のことを聞いて安心した。経済学が正しいと思いました」
 学者ですねぇ…

○タニタオフィスの痩せやすくする工夫
 さて、さきほどのタニタの取材に戻ります。
 この会社では社食だけではなく
 ほかにも社員の健康促進のための工夫がされているそうです

 例えばオフィスのフロア。
 一見普通のオフィスですが
 「この中に、普通のオフィスにはあるのにここにはないものがあります」
 又吉さん
 「ないけどあるものはわかりますけどね…バランスボールとか」
 たしかにバランスボールがデスクの横にゴロゴロしてましたが…(笑)
 「あ、ゴミ箱がない」

 このオフィスでは、広いへやにゴミ箱が二つしかないそうです。
 ゴミを捨てるために歩くのが、健康促進になる

 ほかにも社内に体重計、体脂肪計があり、
 1日1回計測することを奨励されているそうです。

 又吉さんも計ってましたけど、意外に値が良かったらしく
 「運動して体絞ろうかなと思ってたけど、安心しちゃったなー」(笑)
 しかし
 「お腹は出ているので安心はしない方が…」と鋭く言われていました(笑)

○行動を無意識に変える「ナッジ」の効果
 江上さん
 「分かってる、飲んだ後にラーメン食べちゃダメってのはわかってる」
 近藤さん
 「私たちも1+1は2くらいわかってるんですよ」(笑)
 江上さん
 「分かってんだけどできない…、
  分かるでしょ?でなきゃこんな体型じゃないですよ、
  正論はいらないよ(怒)」
 と最後はキレ気味(笑)

 先生
「わかりますよ。
 先延ばし傾向の結果がこうなっているのは分かる」(笑)

 経済学では解決法があるそうですが
 「ヒントは…」
 と江上さんの腕を指先でツンツンつつく。
 「なんですかこれ」
 「だからツンツンですよ」
 「ツンツンてなんですか、したいからしてるんでしょ、なんですか人妻ですよ」(笑)

 ツンツンの意味を示すため
 ある実験をしています。

 ポッチャリアイドルのpottaに協力していただき
 サンドイッチチェーン店
 (これもNHKだから名前出さないけど、たぶんサブウェイだろう)
 で品物を注文してもらいました。

 Aグループにpottaの3人
 Bグループに又吉さんとpottaの2人
 分かれてもらい、品物を注文してもらう

 ちなみに先生は店員役で、ユニホームを着てました。
 又吉さん
 「先生よく似合ってますね」
 先生、芸が細かい…(笑)

 さて実験では、見せるメニューの内容は2グループとも同じです。
 しかし結果は
 Aグループの注文した品物の合計カロリーは1028キロカロリー、
 Bグループの合計は906キロカロリーと
 Bの方が低い。

 「これはどういうことですか」
 「又吉さんだけカロリー低いの選んだわけではなく?」
 「僕だけじゃないです」
 「又吉さんは関係ないですね」

 種明かしをすると、
 A、Bグループは同じ内容のメニューを見せられていたが
 お勧めサンドイッチ
 (上の方に大きめの写真で載せられているもの)
 が違う。Bグループはより低カロリーのものになっていました。
 中身は同じだが、目立つものが違うということですね。

 又吉さんによると
 2つあるお勧めのうち、
 「ベジーデライトはアッサリしすぎなので
  ローストビーフを選んだ、
  ほぼ2択でした」

 江上さん
 「たしかにお店屋さんだとお勧めに従っちゃいます
  メニューの種類が多いと自分の頭で判断できない」

 先生
 「だから人は、全部の情報が必要なわけじゃなくて、
  こういうのに選択が引っ張られているんですね」

 江上さん
 「でもこれいいですね、
  痩せなきゃいけないからカロリー見る、てのも嫌なんですよ、
  これ食べたらダメだなとか思っちゃうから。
  これならストレスが低いです」
 先生
 「だから家でも、
カロリーの低いものを手前に置いておく。
  カロリーの高いものは取りにくいところに置いておけばいい」
 (まず買わなきゃいい、という気もしますが…)
 江上さん
 「そこまでしなきゃいけませんかね~でも効果ありそう」
 又吉さん
 「ゴミ箱遠くに置くとかね」(笑)
 先生
 「でもちょっとした工夫でしょう?辛くないじゃないですか」

 さらに先生は
 「実は先ほどの実験では、
  もうひとつの仕掛けがあるんです」
 VTRをもう一度見ると
 Aグループはカウンター前で人が混雑し、
 店員さんに「並んでください」と注意されていた
 一方Bグループはきちんと並んでいる

 よく見るとBでは、カウンターの手前に足跡マークがありました。
 先生
 「コンビニとかでもありますよね」
 又吉さん
 「足跡マークついてると自然にそこ並びますね」

 先生
 「サンドイッチのメニューも足跡マークもちょっとしたことで選択を変えているでしょう?
  これが「ナッジ」なんです」

 ナッジとは、ひじや指先で軽くつつく、そっと促すという意味の英語。
 この場合は、人に意識させず、よりよい選択に誘導するという意味合いです。

 「ナッジのいいところは、
  その行動を「させる」んじゃなくて、
  きっかけさえあればしたいと思わせることができる」

 日本でも政策で、
 2017年4月から、
 「メタボ健診」の受診率が低い健康保険組合には、ペナルティを課すことが決まったそうです
 これは負のナッジですね。

○肥満は他人にも迷惑をかける
 先生
 「肥満は本人だけの問題ではないんです」

 肥満は見た目だけではなく、健康にも悪影響を及ぼす
 特にガンや糖尿病、高血圧など
 生活習慣病にかかりやすくなり
 医療費が増える

 医療費は社会保障で賄われており
 これが増加すれば税金や社会保険料の値上げを招く
 つまり他人にも迷惑をかける、ということになるそうです

 この30年、特に男性の肥満が増えているそうで
 医療費抑制の対策が必要とされているそうです

 又吉さん
 「たしかにここまでくると、みんなで考えなかんと思いますね」

○最後は言い訳…?
 ニッチェの二人
 「でも我々はこの体型でお仕事もらってるんですよ」
 先生
 「そうですか?痩せてもきっと面白いですよ」
 「いやいや太ってないと面白くない。太ってないと…ただのかわいい子になっちゃう(笑)」

 又吉さん
 「僕もこの髪型だと普通の企業なら落とされてたかも…(笑)
 この仕事だから採用されたのかもしれないですね。
 芸能界って特殊な世界ですね」
 ニッチェ
 「我々はビジネスデブなんですよ。
  これがないと仕事をいただけない」

 …てないいわけ(?)をひとしきり聞いた後、
 先生は
 「でも健康には、気を付けてくださいね」
 と最後に真剣に言っていました。

○感想など
・江上さんが時間割引が低いのに、ダイエットがうまくいかない、
 というのが興味深かったです。

 痩せるために必要な性質は1つだけではなく、
 いくつかあるってことなんかな?

 時間割引が低い、てことは
 先々の「いいこと」のために今我慢できる、
 つまり我慢力、気の長さに関係しているように思える。

 一方夏休みの宿題を先にするというのは、
 こちらは「嫌なこと」を先にやれる能力だから、
 実行力みたいなもの、という気がする。

 江上さんの場合は、
 いいことも後にできるし、
 嫌なことも後にしちゃうし、
 つまりはのんびり屋さんなのかな?

 私の場合、嫌なことは先にさっさとやって忘れたい方です(笑)
 (せっかちなんで…)
 でも物欲もさして無いので、お金はすぐほしいわけでもないが、生活に困ってたらすぐ欲しいだろうな。

 こうして見ていくと
 肥満になるタイプもいくつかあって、
 それぞれに合う対策法があるのかもしれない。

 例えば江上さんみたいにのんびり屋さんだったら、
 ナッジどころか、尻を叩くくらいしないといけないかも。
 「カロリーが高いものは遠くに置く」
 とかアドバイスされていたけど、
 これもたぶん「明日からやろう」と言ってやらないだろう(笑)
 だから同居人に油っぽいものを隠してもらうとか、
 あるいはダイエット仲間を作って毎日競争するとか
 実行せざるを得ない状況に持っていくのがいいのかも。

 逆にせっかちタイプで、宿題は先にやるがお金も先に欲しい、という人は、
 すぐ食べないように目の前に食べ物を置かないとか、
 あるいは食べる以外の楽しいご褒美、夢中になれるものをちょこちょこ自分にあげるとかするといいのかも。

・肥満と賃金との関係も興味深かったです。
 先に書いた肥満にならないための能力って、
 気の長さとか実行力とか計画性とか、
 つまりは成功するための条件と同じなんだろうと思う。

 日本での調査でも
 生活保護を受けている人は肥満が多いとか、
 また、肥満だけでなく喫煙率も高い、生活習慣病も多い、虫歯も多い、部屋も汚い…
 など行動に問題がある結果がある、
 と書いてあるサイトはいっぱいありました。

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/11023256/
http://sharetube.jp/article/4147/
http://www.iza.ne.jp/smp/topics/economy/economy-8906-m.html

 肥満だと自己管理する力が低いので仕事に就けず、低所得になる。

 そして、低所得になると
お金がないからファストフードしか買えない、
 ジムに通ったりする余裕がないからよけい太る
 という悪循環になる。

 しかもそれが子供世代に伝わると
 低所得の親のもとだと教育が受けられず、
 栄養などの知識が身につかない、親の習慣を真似してしまう

 …という負の連鎖が続いていく
 ということらしい。
 (太ってたって成功する人もいるから、人にもよるとは思うけど)

・野菜が高い、というのはそうかな?と思います。都会はそうなのかな?
 私一人暮らしで収入が少ない時はまぁまぁ都会に住んでましたが、
 キャベツ1玉とか白菜丸ごと、大根1本とか買って、
味を変えてひたすら消費してましたけどね…
 むしろ肉が高いから買わなかったな。

・私はこってりしたの苦手なんで、パスタマヨ合えが美味しい感覚はわからないんですが(笑)
 甘いものは好きなので、止められないのは何となく分かる。

 しかし食べたいものは、いっそのこと好きなだけ食べてみたらどうか、とも思う。
 私の場合ですけど
 たべたーい、ていうときはそれなりに体に理由があるはずで
 我慢しててもストレスになるから食べた方がいいと思います。
 そういうときは寒天とかでごまかさず、本当に欲しいケーキとかチョコを食べたらいいと思う。

 私の場合なんですけど、そうしてしばらく甘いものを好きなだけ食べてる生活をしていると
 (毎日でなくても)
 なんか飽きたなぁという瞬間が訪れて
 そういうときって口の中も体も甘いのもういいや、てなるので自然に食べなくなる。

 テレビとかで見る太っている人の食べ方って、
 なんか「急いで食べないと損する」くらいの勢いでがっついているように見えるんですが、
 それって目が食べたいというか、
 頭で「これは美味しいものだから食べなきゃ」て反射的に反応してるだけの印象を受ける。

 もう少し味わってゆっくり食べたら変わるのでは、と思うのですが…

・ニッチェのお二人は、最後まで「ビジネスデブ」と抵抗されてましたけど、
 痩せるのをためらうのは、自分が変わることへの抵抗もあるのかもしれない。
 たしかに生活を変えるのは勇気が要る。
 太っていた人が痩せると意外に綺麗になったりするんで
 そんなニッチェも見てみたい気もします(笑)
 痩せたら別の仕事が入るかも?

トークが軽快で楽しく見られました。
それにしても、現代は食べ物の誘惑が多いですね…
世界では飢餓で苦しむ人が多いことを思えば、ありがたいことなんだとは思うのですが。

というわけで今回はこの辺で。
posted by Amago at 08:18| Comment(0) | テレビ(オイコノミア) | 更新情報をチェックする