2016年08月02日

NHKスペシャル「ミラクルボディー 第3回 未知の能力を呼び覚ませ 義足のジャンパー マルクス・レーム」

NHKスペシャル「ミラクルボディー 第3回 未知の能力を呼び覚ませ 義足のジャンパー マルクス・レーム」

これはちょっと前に放送されていたのですけど、
録画はしたが見る時間が無くてほったらかしになっていました。
一番興味のある第3回から見たら見入ってしまった。
(別に連続ものではないので、バラバラに見ても全然問題ないけど)
というわけで紹介してみます。

義足を使いながら、
走り幅跳びでオリンピック
(パラリンピックではない!)
の出場を目指す選手のお話です。

内容から。

○走り幅跳びの国際大会
 今年の5月、オーストリアで走り幅跳びの国際大会が開かれた。
 その中で健常者に混じって、義足の選手であるマルクス・レームが参加しています。

 選手はオリンピックの標準記録を目指している。
 健常者は8mの壁をなかなか超えられない。
 レームは8mを超え、4回目は8m18の驚異的なジャンプで標準記録を突破。
 本人も「オリンピックに出るのが夢なんだ」と語っていました。

○レームの経歴
 レームは14歳のとき、事故で右足の膝から下を失う。
 20歳から走り幅跳びを始めた。
 わずか4年後にはロンドンパラリンピックに出場、金メダルを取る。
 その時の記録は7m35くらい。
 しかしそこから記録をさらに伸ばし、
 2014年には健常者と同じ大会に出て、8mの記録を出すようになる。

 その間同じ義足を使っていたのに、
 レームが好記録を出すにつれ、
 「義足のばねが有利に働いているのでは」と言われるようになったらしい
 本人曰く
 「6m、7mくらいならOK、でも8mはダメだと言われる
  何かおかしいんじゃないかって話になる。
  周りの反応が変わっていくのが悲しい」

  国際陸上競技連盟は
 「オリンピックに参加したいなら、選手自身で、義足が有利でないことを証明せよ」と伝えたそうです。

○レームの驚異的な記録の秘密を調べる試み
 そこで、日本、アメリカ、ドイツのスポーツ科学の専門家が共同で、
 レームを含めたトップアスリートの跳躍を科学的に調べる試みが行われたそうです。
 舞台は東京の国立スポーツ科学センター。

 参加者は健常者の中の世界ランキング1位のヘンダーソンを含めた7人と、
 義足のアスリート2人。
 ヘンダーソンは「義足で8m以上も飛べるなんて大したやつだ」と言っていました。

 調べたのは2点でした。
 ・助走の際の速いスピード
 ・飛ぶときの強い踏み切り

○助走のスピード
 レームの助走の際のスピードは、健常者のトップ選手には劣るが、
 義足の選手よりははるかに速い。

 まず脚力を調べるため、
 静止状態の垂直跳びで、地面から両足にかかる反発力を調べていました。
 すると、健常者は両足に均等に力がかかるが、
 義足の人は義足を付けている足の方がかかる力が弱く、アンバランスになっている。
 なので、むしろ義足のある人の方が助走には不利ではないか、とのこと

 レームはそれでもなぜハイスピードで走れるのか?
 走りを画像で見ると、左右の足にかかる力は差があるのに、上半身のブレが少ない。
 他の義足の選手と比べると、上半身の動きにむらがないので、
 より前へ進む方に力がかかりやすいのだそうだ。

 筋肉を調べると、レームは背筋(脊柱起立筋)がものすごく発達しているそうです。
 筋肉の厚みを輪切り写真で調べると、
 日本の元陸上選手の朝原選手よりもさらに分厚いのだとか。
 
 そして、この背筋力があるために、
 両足からかかるアンバランスな力を調整し、
 義足の弱さを補うことができているのだそうだ。

 レームは他のドイツのオリンピック選手とほぼ変わりないウェイトトレーニングをしているとか。
 特に力を入れているのが、背中をまんべんなく刺激すること。
 背中は広いので、一般的にはむらなく鍛えるのは難しいのだそうです。
 
○レームと義足
 レームは義足を付けていますが、
 天候や体調により感触が変わる繊細なものなのだそうです。

 そんなレームは、
 他の人の義足を調整する技師の仕事をしている。
 義足の違和感を少しでもなくし、快適な日常生活を送るための手助けをしているのだそうです。
 「足を無くした多くの人に希望を持ってほしい、
  障害があってもいろんなことに挑戦ができると伝えたい」と言っていました。

○レームの跳躍の踏み切り
 さて、研究に戻ります。
 次は踏み切りの強さを調べていました。
 
 ●義足の踏み切りと健常者の踏切との違い
  踏み切りのとき地面から受ける力を調べたところ、
  レームは健常者のヘンダーソンほど、踏み切りからの力を得られていない

  ではなぜ同じくらい跳べるのか?
  踏み切り方が、健常者と義足とでは全く違うのだそうです。
  ヘンダーソンはブレーキをかけることで、反発力を得て跳びあがる
  レームはスピードを落とさず、義足をたわませて前に回転させることで飛び上がる
  専門家によると、「義足は弾力があるのでスピードが落ちにくい」とのこと
  義足の場合はばねみたいな感じでジャンプするということかな?

 ●レームは義足の方向を繊細にコントロールしている
  しかし、義足だと、跳び方が健常者とは違うから記録が出せるのか?というとそうでもない。
  その証拠に、他の義足の選手はレームほど跳べない(1m近く記録に差がある)

  では、他の義足の選手に比べて、レームは何が優れているのか?
  レームは、他の義足の選手よりも地面からより多くの力を得ているのだそうです。
  本人曰く「バランスを崩さずに踏み切れるかがポイント」

  健常者の場合、飛ぶ瞬間に微妙に足首を動かし、
  重心の真下に踏み切り位置が来るように調整しているらしい
  義足の場合、これができないのでなかなか跳ぶのが難しい

  しかしレームの場合は義足でもこれができているようです。
  跳ぶ瞬間をハイスピードカメラで見てみると、
  レームは義足の足先をわずかに内側に回転させて跳んでいる。
  他の選手はこれがなく、平行なまま跳んでいます。

  この角度がかかると、義足の着地面がちょうど地面と平行になり、
  一番大きな反発力を得られる。
  さらに、正面から踏切りの瞬間を見ると、
  レームの場合、重心の真下に踏み切り位置が来ているのだそうです。
  他の義足選手は重心と着地面がわずかにずれている。

  つまり、レームは他の義足選手に比べ、
  繊細に義足を動かすことができるために、
  安定したジャンプができるということらしい。

 ●レームは脳にも変化を起こしている
  なぜレームは義足を繊細に動かせるのか?
  そこで、レームが足を動かしているときの脳波を測定しています。
  すると、レームが右膝を動かすとき特異な現象が現れたらしい。
  普通の人は右膝を動かすと運動野の左脳の右ひざを担当する部位だけが反応する。
  しかし、レームは右脳も左脳も活発に動き、動く範囲も広いのだそうです。
 
  専門家がこんな現象は見たことがない、と漏らしていました。
  触覚などの感覚をつかさどる二次体性感覚分野というところも活発なのだそう。
  専門家によると、
  脳の回路を発達させることで、
  義足を自分の足の一部のように使う感覚がうまれた。
 「道具の身体化」が起きている、とのこと。

  普段の生活でも、レームは義足のどこが地面に触れているか、
  まるで自分の足のようにわかるのだそうです。
  跳ぶときの膝の位置や角度を調べても、
  毎回微妙に変わっている。
  踏み切りの状態により義足の角度を変え、ジャンプを調整できているのだそうだ。

○レームの運動能力の源泉
 レームはもともと、ウェイクボード(水上スキーみたいなの)をしており、
 プロになることを期待されるほどの腕前だったそうです。
 しかし、14歳のとき、練習中に船のスクリューに足を巻き込まれる事故に遭い、
 右ひざから下を切断することになった。

 一時は絶望も感じたそうですが、
 本人によると
 「自分自身で何かを達成したい
  なるべく人に頼らないで自分の力で生きていきたい
  困難だけどそれはエキサイティングな挑戦だ」
 と考えたのだそう。
 そのあとは、義足でもいろんなところへ積極的に出かけていたのだそう。
 でこぼこ道を歩くのがいいトレーニングになった、とのこと。
 
 父親によると
 事故から2年後、ウェイクボードの大会で、
 なんと一回転の大技(健常者でも難しい)を決めてユースの全国2位になったのだそう。
 「こいつはとんでもないやつだと思ったよ」だそうです。

 義足で行うウェイクボードが、膝の繊細な感覚を養ったようです。
 「色々挑戦してきたことが今につながっている、
 ここまで進化できた自分を誇りに思う」

○国際陸連の結論
 5月末、専門家チームとレームは研究結果を発表。
 専門家の見解では、
 助走の際は義足は不利、
 踏み切りの際は健常者と全く異なるやり方なので、義足が有利か不利かは何とも言えない、
 という結論でした。
 レームは記者会見で「国際陸連にはいい結果を知らせてくれることを期待しています」と述べていました。

 それから二週間後、国際陸連で緊急総会が開かれ、審議された。
 しかし「現段階では、義足が有利ではないと示す証拠は不十分」みたいな結論で、
 結局レームはリオオリンピックは出られないことが決定した。

○ドイツの陸上界の粋な計らい
 その後、レームはドイツのオリンピック出場者を決める大会に出ています。
 出られないことが決まっても、あえて勝負をしたいと考えたらしい。

 その日レームはあまり調子が出ず、7m50台。
 一方トップの選手は7m92。
 その後もうまいこと記録は出ない。
 しかし最後の跳躍で、レームは会心のジャンプを見せ、結局7m95でトップの成績でした。
 「困難な状況は強くなるチャンスかもしれない
  僕はそこから何かをつかみたい」
 
 しかし、レームは参考記録ということで、順位にはカウントされていませんでした。

 が…
 表彰台で、7m92を出した選手の横で呼ばれたのはレームの名前。
 二人に金メダルが渡されました。

 ドイツの陸上界が、レームに敬意を表した計らいだったそう。

レームは今、リオパラリンピックに向け、トレーニングを再開しているそうです。
目標はリオオリンピックの記録を超えること。
常に自分の限界に挑戦したいんだ、と言っていました。

感想など。
・レームの生きざまがとにかくかっこいい~と思ってしまいました。
 まぁテレビなので、ドラマを作っているところもあるのかもしれないんですけど、
 「義足でもいろんなことに挑戦できることを伝えたい」
 「義足でも自分でなにかを成し遂げた達成感を感じたい、それは困難は伴うけどエキサイティングな挑戦」
 「困難な状況はチャンス、僕はそこから何かをつかみたい」
 などの言葉一つ一つにシビレてしまいました。

・「記録が伸びるたびにみんなの態度が変わるのが悲しい」
 という言葉が胸に刺さりました。
 障害者は記録が健常者よりずっと下であるはずだ、という無意識的な偏見が我々にはあるのかもしれない。

 あるいは無知であることが誤解の原因なのかもしれません…

 レームは記録が変わっていく間にも同じ義足を使っている、
なので義足が記録をもたらしたわけではないことは明らかです。
 今回は更に、レームは努力により足りない能力を補って記録を伸ばしていることが明らかになった。

 でもそれを知らない人は多いのでは…
 実は、私も正直にいうと
 パラリンピックについては、ちょっと疑問を感じているところがありました。
 彼らは義足などの道具を使っているので、
 身体能力以前に、道具のテクノロジーが発達している国にいるかどうかでまず差が出てしまうのでは?
 実際は先進国だけの祭典なんじゃないか?と。

 しかし今回の話をみて考え方が変わりました。
 障害者は道具を使っても、体のバランスが取りにくいなどの不利な場合もある。
 そこを補う身体の鍛え方が記録の大きな要因になっているのだ、と。

 よくよく考えたら、健常者だって完全に体のバランスが取れているわけではない。
 みんなそれぞれ体のクセがある。
 トップアスリートは自分の体をを知り尽くして、
 強みを生かし、弱いところを補って記録を伸ばす努力を日々続けているわけです。
 そこはレームの行っていることと何ら変わりはないと思いました。
 ていうか、むしろレームは健常者以上に体を鍛えているのでは…。

 また、トレーニング器具や科学が発達している先進国がある意味有利なのはオリンピックでも同じなのかもしれない、とも思いました。
 
・脳の研究もされているのが興味深かったです。
 以前資格障害者で、エコーロケーション
 (舌打ちみたいな音を出して自分の位置を把握する技法)
 で自由に行動している方を見ました。
 その方の脳も、耳を使っているのに視覚野が活発でした。
 脳の潜在能力を引き出すことで、人間はまだまだいろんなことに挑戦できるのかもしれません。

・実際、国際陸連が今後レームのオリンピック参加を認める可能性はあるのだろうか…

 おそらく、一回前例を作ってしまうと今後にも影響するので、慎重になるだろうと思います。
 例えば義足などの道具があるので、
 今後テクノロジーが発達し、
 例えばバネの強い義足とか、
 記録に有利な商品が出る可能性も無くはない。
 そうなったときにどこで線引きするかの問題が出てくる。
 また、国際陸連のなかにも偏見がある人がいないとも言い切れない。
 パラリンピックがあるんだからそちらに出ればいいじゃないか、みたいな…

 まぁでもレームの場合、
 義足はずっと同じものだし、
 むしろ義足が加速に不利になっているのにそれを努力で補っているという明らかなデータがあるし、
 国際大会に何度も出て実績をあげている。
 なので個人的には特例として参加させてあげればいいのになぁ…と思ってしました。

 とはいえ、今回レームがパラリンピックでオリンピック以上の記録を出すことも期待できるわけで、
 そこは楽しみだなぁと思いました。

スポーツを科学で解析するのも面白いですね。
というわけで今回はこの辺で。
 
 
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2016年07月23日

「わらしべ長者」について考えてみた

「わらしべ長者」について考えてみた

以前子供がお子さまセットのオマケで紙芝居をもらいました。
その話が「わらしべ長者」
この話けっこう奥が深いなぁと思いました。

今回はこのことについて。

あらすじを書くと、

 貧しい若者が神様にお金持ちにしてください、とお願いする。
 神様は「お堂を出たとき最初に手にするものがお前を金持ちにしてくれる」と告げる。

 外へ出ると、あったのは一本のわら。
ちょうどアブが飛んでいたのでわらでくくりつけた。

 そしたらそれを見ていた男の子が、アブが欲しいと駄々をこねたので、
 お母さんがミカンと交換する。

 若者がミカンを持っていると、次に喉が乾いたお姫様に出会う。
 そこで反物とミカンを交換する。

 そしたら、次に布を買いに来たが、乗っている馬が動けなくなって困っているお侍に出会う。
 そこで反物と馬を交換する。

 若者は馬を一生懸命世話をし、やがて馬は元気になる。
 そこへ、旅に出たいが手段がない、という長者に出会う。

 そこで、馬と引き換えに広大な田畑と家のお世話をしてくれと頼まれる。
 長者は旅から帰らなかったので、田畑と家は若者のものとなり、
 わらしべ長者と呼ばれるようになる。

わらしべ長者って、何も努力せず棚ぼた式にお金持ちになったのかと思っていたのです。
でもよくよく読むと実はそうでもないのかも…と。

わらしべ長者さんは、凡人にはできそうでできない行動パターンがあるのかも、と思います。

例えば
・いただけるものを素直に「受け取っている」

例えば唐突にわらとか布とか馬とかをいただくわけですが、
それにたいして
「何これ?」とか、
「こんなん要らない」
はたまた
「いやいや私には受けとる資格はありません」
とか言わずに素直に受け取っている。

この「素直に受けとる」行為ってなかなかできそうでできないように思います。
思いがけない幸運が来ても、
それに疑問を持ったり、
拒否したり、
遠慮してしまったりしてしまいがちなのでは…と思うのです。

知らないうちに、価値のあるものを受け取っているのかもしれないですからね。
何事も、
「これは幸運をもたらしてくれる」
と信じて受け入れる素直さが大事なのかも。

・いただいたものを一生懸命「大事にする」

わらしべ長者さんは、
ミカンをもらってもすぐ食べたりせず、
動けない馬を文句も言わずに一生懸命お世話する。
田畑のお世話も一生懸命しています。

我々も、今持っているものを大事にし、磨いていくことで、
それがのちのち価値を持つようになるのかも知れません。
解釈を広げたら色々ありそう。
モノ、能力、人脈…とか。

・自分の持つものが欲しいという人がいたら、ためらいなく「渡す」

ミカンが欲しいと言われても「自分も食べたい…」とか言わず、
馬もせっかくお世話したから離れるのが嫌、とか言わず、
欲しい人には惜しみ無くあげています。

人に気前よく「与える」ことで、次のものが回ってくるのかもしれません。

つまりこの
「受けとる」
「今いただいているものを大事にする」
「気前よく与える」
の3つを素直にできることがポイントなのかなぁ、と。

ちなみにネットで見ていたら
「わらしべ長者は、自分の欲しいものを追求せずに、
ひたすら他人の欲しいものを与え続けていたのが良かった」

とか
「自分の与えたものは、雪だるま式に膨らんで返ってくる。
いいことも悪いことも」

…などの解釈もありました。

なかなか奥が深いですね。

しかし、これは「与える」面にクローズアップしているような気がします。

以前ワタナベ薫さんの本に
お金に好かれる人は、
「自分に「受けとる」ことを許す」(清貧を良しとしていては富は来ない)
「人にも気前よく与える」
つまり富はパイプを流れる水のようなもので、
富を受けとる、与えるの両方をせっせとして、
パイプを太くして循環をよくすることが豊かになることにつながる、とあったように思います。

そこから考えても、
わらしべ長者さんは、
モノの循環を
(何も考えていないからこそ)
スムーズにできているのが良かったのかなぁ、
と思いました。

ところで、「わらしべ長者」は経済学的にも色んな分析がされています。

・物の価値は需要と供給により決まるが、
同じ物でも、価値は人により違う。
 ある人には価値のないモノも、需要がある人からは高い価値がつけられる。

 なので、モノは需要のある人に運ぶことで価値が高まる。
 商売人はこれを利用している。
 その際商売人は
 「運ぶ」
 「相手を見つける」
 「需要のありそうなタイミングを見計らう」
 「交渉する」
 などの労力の対価として、大きな利益を得ている。

 わらしべ長者も、(本人は意図していないが)そのような役割を果たしている、というわけです。

・他にも、独占市場という考え方もあるそうです。

 例えばミカンを持っている人がいっぱいいたとしたら、わらしべ長者は反物をもらえなかったかもしれない。
 そのときミカンを持っていた人がわらしべ長者だけだったので姫様に対して強い交渉権を持てた、というわけです。

…しかしこのように考えてしまうとどうなんだろう、とも思います。
わらしべ長者がそのカラクリを知って商売っ気を出してしまったら?
やっぱりうまくいかなかったんじゃないかなぁ。

例えばミカンが欲しくて高い価値のあるものをくれる人がいるはずに違いない、
と探し回ってお姫様に出会えないとか…
馬を欲しい人がいるはずだし、その人に渡せばいいやとお世話をしなかったりとか…

私としては、やはりわらしべ長者は、
自分の運命の波というか流れというか、
そういうものにうまく乗ったのが良かったんじゃないかなぁと思います。

そしてそれは
「受けとる」
「大事にする」
「与える」
の3つの流れを実直にしていた結果、できたことなのかなぁ…と。

うまく言えないのですが、そういう自然体な態度が、
運命の流れをスムーズにしていく一番の方法なのかも。

私もわらしべ長者的な生き方をめざす、というか、
年齢を重ねるごとにそういう生き方に「なっていく」のが理想ですね~


わらしべ長者の話から色々考えてしまいました。
まとまりないですが、今回はこの辺で。




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2016年07月18日

「HDDにアクセスできません。録画を中止します」

「HDDにアクセスできません。録画を中止します」

先日、我が家の録画機能付きテレビが録画できなくなりました…
今回はこのことについて。

ちなみにテレビの機種は日立のWoooです。

症状としては
・ある日突然録画できなくなった
・録画しようとすると
 「HDDにアクセスできません。録画を中止します」と表示され
 勝手に録画をやめる
・録画はできないが、すでに録画したものは見られる
(ちなみに、内臓のHDDで、外部接続のHDDは無い)

で、トリセツを見たところ
「HDDの空き容量がゼロだったら録画できない」
「HDDに録画されている番組が999以上だと録画できない」
とありました。

確かにうちは、子供が録画したものを何回も見たがるので、
かなり録画されたものがたまっています。
(画質を落として録画したり、
 折を見てあんまり見てないものを削除したりはしているのだが)

空き容量はまだかなりあったけど、
それでももっとザクザク削除しました。

しかし録画はできず…

そこでググったところ
・HDDを初期化する(データはすべて消える)
・ダメならHDDを外して付け直す
・故障依頼

などと書かれていました。
体験談を読んでいると、HDD初期化してもダメで修理依頼、という人も結構いる。
ちょっと悲観的になり、
子供にも「データ全部消えるかもしれんけどいい?」と聞いていました。

しかし、よくよく読むと、修理依頼の人は再生もできない、というケースが多い。
つまりHDD自体がご臨終、というケース。

うちの場合、録画したものは再生できるので、
HDDは壊れていなさそう。
というより、データを削除したのに、HDDがそれを認識してないっぽい。

だんなは「うーん。まあ、ダメ元でテレビ本体の電源消して、あとは様子見したら」
と言ってました(ちょうど不在だったので電話で聞いた)
そうか、元電源を消すという手があったことを忘れていました。
パソコンでも元電源ブツっと消してリセットしたら直ることがある。

というわけで、元電源を消したのだけど…
ダメですね。

でもよく見ると、電源をそのまま消しただけでは録画の表示が消えないのです。
(詳しく言うと、元電源のところにランプが二つあり、
 一つは電源のオンオフを示すランプで、
 テレビが付いているときは緑、リモコンの電源を消したら赤、本体の電源を消すと完全に消える。
 もう一つは録画のオンオフを示すランプで、
 予約が入っていると赤、録画しているときは緑、本体の電源をそのまま消してもこのランプは消えない)
なので元電源を長押ししたら、ランプが全部消えました。

で、もう一回テレビの電源を付けてから、
録画を試しました。
そしたら、テレビがHDDを認識しなおしまして、
これにより録画が成功しました。

まあ、要するに
テレビの本体の電源を長押しして、HDD認識をリセットしたら録画できた。
ということになりました。

HDD本体はご臨終ではなかったので良かったようです。
しかし、やはり録画したものはこまめに削除しないと、
HDDは不安定になってしまうようなので
(パソコンもハードにデータをためすぎるとフリーズしやすくなるのと同じ)
見たらすぐに消したほうが良さそうです。

とりあえずデータ全削除にならなくてよかった。
子供はデータ消えるかも、と聞いて半泣きだったので…
あと録画もできるようになり、ほっとしました。

録画はできないけど再生はできる、
というケースはググっても出てきていなかったので、
一応メモ書きとして記しておきます。

というわけで、今回はこの辺で。



posted by Amago at 23:10| Comment(0) | 人生 | 更新情報をチェックする