2017年11月21日

「インターネットは自由を奪う <無料>という落とし穴」アンドリュー・キーン

「インターネットは自由を奪う <無料>という落とし穴」アンドリュー・キーン

 題名にひかれて借りた本ですが、
 読んでみて個人的にはけっこう衝撃を受けました。
 というか、インターネットを使うそこのアナタも知っておくべきですよ、
 と言いたいくらいの内容です。

 内容はシリコンバレーのIT長者への批判、
 インターネット文化への批判、
 と書いてしまえばそれまでで、極端な表現も散見されますが、
 極論だけどあながち間違いじゃないよね、と言いたくなるような指摘が多かったです。

 筆者はもともとシリコンバレーで音楽関係のIT企業「Audiocafe」を起業された方ですが
 今はデジタル革命について鋭い批判論を書く作家さんだそうです。
 彼自身も「インターネットの無限に見える可能性に魅了されていた」
 つまりシリコンバレー側の考え方もよくご存じであるし、
 シリコンバレーの方々とも交流があるような記述も見られるせいか、
 ただの感情的なインターネット文化バッシング本ではないです。

 私が特に印象的だったのは
 「我々ネットサービスの利用者は、タダ働きしている」
 という意見です。

 筆者によると、
 GoogleとかFacebookみたいなIT系の企業の経営者が
 めちゃんこ儲けているのはなぜかと言えば、
 従業員を減らして効率化しているため、だが、
 それがなぜ可能かと言えば、
 「利用者も無償で労働力を提供しているから」なのだそうです。

 というのは、Googleの検索アルゴリズムもFacebookの広告もAmazonの書籍推薦も、
 利用者の使用履歴や個人情報を利用している。
 我々が使えば使うほど、
 それらの企業のサービスの質が良くなり、企業価値も高まり、株価も上がる仕組みになっている。

 それって利用者にとっても企業にとってもいいことで、ウィンウィンじゃないの?
 と思うかもしれないが
 その結果彼らが何をしているかと言えば
 少ない従業員でサービスを提供できるので(利用者を労働力として使うからね)価格破壊をおこし、
 既存の実在店舗を市場から排除して、
 結果として雇用の機会を世の中から減らしている…

 つまりですよ、
 彼らは我々利用者をタダ働きさせて
 それで儲けているのに
 見返りをくれるどころか働き口を奪っている、
 というわけです。
 そして彼ら経営者は、信じられないくらいのスーパー億万長者になっている。

 格差が広まる理由が何となくわかりました。
 なんで最近こんなに株価上がってるのに一般市民は実感ないんだろう~
 と思っていたんだけど
 それは我々がただで働いているからなんですね。
 ネットサーフとか、フェイスブック、ブログなどに時間を取られているアナタ、
 その時間も彼らに労働力として取られているのですよ。お金はないのに(私もそうですが)

 そして筆者によれば、
 これは産業革命と変わらない構図だと言います。
 大資本家が手織業者から雇用を奪い、
 労働者階級から搾取していたのと同じだ、とのこと。

 しかしその時代とは違うのは、
 我々はそれに対してラッダイト運動を起こすどころか、
 喜んでタダ働きし、喜んで個人情報を提供している、ということです。

 それはなぜかと言えば
 1つはIT企業の経営者たちは
 自分たちだけが儲かろうと考えていたんじゃなくて、
 むしろ、みんなのためにより良い世界を作ろうとしていたからで
 Google検索も、より正確で使いやすい検索を追求してあの形になったわけだし
 Facebookも、みんなでアイデンティティを共有すればより幸福になれるはず、
 と思ってシステムを考えた、
 そしてそれらのサービスを無料で提供してくれています。

 しかしこの構造が落とし穴だ、と筆者は言います。
 無料、というのは高くつく。
 無料で利用する代わりに、我々は無限の情報や労働を提供しているわけです。

 もう1つの理由は
 我々も「インターネットは善き世界を作ってくれる」と信じているからです。

 筆者は、我々の「インターネットは善、自由、民主的、平等」という考え方は
 一種の宗教、狂信みたいなもので事実は違う、と言います。

 いや、正確に言うと、初期のコンピューター開発を公的機関がしていた時代にはそうだったが、
 ネットが商業利用されてからは変わってきてしまった、
 むしろ偏見を助長し、多様性を失わせ、勝者と敗者の格差を増やすというのです。

 例えば、ネットのおかげで
 無名な人がユーチューバーとして有名になるチャンスは(理論的には)産まれたが
 実際は、視聴者は情報や選択肢が多いほど、有名人、ビッグネームを選ぶ傾向にある。
 なので、「大多数はいつまでもインターンのまま」なのだそうです。

 また、ネットで言論の自由が産まれた、というが、
 見る人は、自分が見たい情報を選んで見る傾向にある。
 このためむしろ自分の意見に凝り固まる人が増え、差別は増えている、と。

 この理由については、筆者はそんなに細かくは分析していないが、
 要するに人間の脳の限界なんだろう。
 理論的には選択肢や自由が増えるほど幸せになりそうな気がするが、
 人間の脳は、選択肢や自由度が多くなると逆に混乱して、選ぶのがめんどくさくなる。
 なので、逆によく知っているものしか見なくなってしまう。
 つまり、選択肢が増えすぎるがゆえに、自分の考えに凝り固まるし、勝者独り勝ちも起きるのだろう。

 筆者は、なのにシリコンバレーの人たちは
 いまだに「インターネットは善」と主張している、彼らは偽善者だと言います。
 我々の「インターネットは良きもの」と信じる気持ちに付け込んで儲けている、と。

 では筆者は、こうした現状へどうすべき、と思っているのか?
 この本では、筆者自身の解決策についてはあまりページを割いていなくて
 政府による規制、企業による自己規制が必要、
 企業自身が「ノブレス・オブリージュ」
 (特権階級の人が特権に伴う責任感を持つこと)
 のような自覚を持つことが必要、というようなことを書いています。
 
 この時代にネットサービスを使わない、てのも現実的ではないし
 民主導で発展してきたネットを、今更公的機関のものに戻すことも現実的ではない、
 ということかな?と思うのだが、
 筆者も、1年後のあとがきで
 規制は自分の希望的なもので、実現するかは執筆当時自信がなかった、
 と書いており、筆者自身にもまだ答えは見いだせていないのかもしれません。

 (一応1年後の後書きでは、
 最近は現実世界でもオバマ大統領やEUが規制を口にするようになった、未来は明るい…
 みたいなしめになっていたけど)
 これからみんなで議論していくべきことなのかもしれません。

 ただ私個人の意見を言うと
 規制もあんまり期待できないかな…とも思うのですよね。
 我々が無自覚にネットサービスを喜んで使っている限り、格差はどんどん開いていくのかな~、と。
 IT長者などのお金持ちが政府と結びついて、
 規制を骨抜きにしちゃうことだって可能でしょうし。
 実際、トランプさんになってからは逆行していそうです。

 一番理想的なのは
 ネットサービス提供者、ネット企業の経営者が
 利用者にも働いてもらっているから自分たちが儲かっているんだ、
 という自覚をもってもらうこと、
 そしてもっと社会に貢献してもらうことかなと思います。
 税金たくさん払って、ベーシックインカムに貢献するとかね。

 筆者の指摘によれば
 「シリコンバレーの連中は労働者階級には冷酷」
 らしい。
 「俺たちは自分の力で儲けてきた、人を雇ってやってる、サービスを提供してやってる」
 と思う人が多い、ということなのかな?
 もしそうなら、考えを改めてほしいなあと思います。

 あともう一つは、我々利用者も自覚が必要だということ。
 利用者みんなでちょっとずつ労働力を提供しているから、ネットサービスが成り立っているのに
 それを構築した一握りの人たちだけに富が集中する今の構造はなんかおかしい、
 と私はこの本を読んで思いました。

 そして、そう思う人が増えれば、
 インフラサービスみたいに、ネットのサービスも
 公的な機関にゆだねる、あるいは規制や監視を厳しくしよう、
 という機運が高まる可能性もあるのかなと思います。
 
 筆者の言葉が結構批判的なので、あんまり話題に上らないのかな~
 経済学者さんとかにも読んでもらいたいな~、っていう本です。

 一応メモ程度に内容を書いておくと
 〇第1章はインターネットの歴史その1。
  コンピューターやワールドワイドウェブ(WWW)が公的機関で開発されていった時代の歴史です。
  第二次大戦中から1990年代くらいの話。

 〇第2章はインターネットの歴史その2。
  コンピューターのサーバー管理が民間に委託された時代のことで
  これはさらにウェブ1.0時代とウェブ2.0時代に分けられるようです。

  ウェブ1.0は、無償で提供されていたWWWが民間の手に渡り、商売道具になった時代。
  WWWを使いやすいソフトにして売ったNetscape社が大儲けしてしまったことから、
  ネットはお金になる、という認識が広まった。
  そこからIT企業がたくさん生まれたそうです

  ウェブ2.0は、利用者参加型のサービスが産まれた時代です。
  NetscapeやYahooなんかは、収入源をスポンサー広告で賄っていたそうですが
  それを変えたのがGoogleだそうです。

  Googleは画期的なアルゴリズムを発見したそうです
  これは、あるページの重要性を、そのページとリンクを張っているページの数と質でランク付けする、
  というもので、
  これにより、検索を使えば使うほど精度が上がる仕組み、というのができたのだそう。

  またGoogleは最初の画面での広告をやめて、
  検索結果のところに、検索結果に合わせてカスタマイズされた広告が示される仕組みにした。
  これにより、最初のごちゃごちゃした画面がすっきりして使いやすくなり、
  一方で広告収入は確保できるようになった、とのことです。

  また、Facebookも、参加者が増えるほど便利になる仕組み
  広告も、参加者が増えるほど有益なものが提示される仕組みになっている。

  Amazonの推薦図書や書評の仕組みも、利用者参加型の仕組みを利用しているし
  フェイスブックの写真版みたいなインスタグラムも出てきている。

  利用者参加型のウェブサービスは、無料で提供され、
  また使うほど便利なので、ますます利用者が増えている、
  とのことですが、
  この構造が落とし穴で、利用者をタダ働きさせ、企業の雇用を減らし、格差拡大を助長していく。

  また、この「利用者参加型」というビジネスモデルはほかの経済にも影響を与え、
  シェアサービス(ライドシェア、民泊など)、 
  ブロックチェーンシステム、
  クラウドファウンディングなどのサービスももたらしている、とも書いています。
  筆者によれば、これらはシュンペーターの言う創造的破壊をもたらしている、とのこと。
  しかもそれは本当の意味での大きな破壊で、
  既存の産業の雇用を奪い、労働条件を悪化させているそうです

 第3章から8章までは、インターネットの負の面について論じています。
 〇第3章は、インターネットが既存の雇用や経済システムを破壊した、という話。
  デジタルカメラの普及で衰退を余儀なくされたコダックの話が軸になっていました。
  コダックは、現像サービスなどで稼いでいたが、
  みんなが手軽に写真を撮れるようになってしまった、
  つまり機械と利用者が労働するようになったために衰退したのですが

  ほかの産業でも、人工知能や機械により人の労働が奪われている。
  また、IT企業などに見られる効率化で、
  従業員が少ないのに収益を上げる企業が台頭してきている、とのことです。
  「今後は、高スキルの富裕層だけに雇用がもたらされ、
   中間層は壊滅的になる」
  という経済学者たちの予想も紹介されています。

 〇第4章は、インターネットが文化の破壊をもたらしたという話。
  Facebookの画像版のようなサービスを提供するインスタグラムの話が軸になっていました。
  筆者は、インスタに代表されるような自撮り文化は
  現代文化を聞きに追い込む、としています。

  自撮りや投稿などの行為は、ナルシシズム、自己愛を増大させ、
  他人に対するのぞき趣味を助長する、とのこと。
  つながりたい人とだけつながることで、他人への信頼感もむしろ減るそうです
  ある調査では、自撮り世代(2000年以降生まれ)は、
  ほかの世代に比べ他人への信頼感が薄い、
  という結果があるそうです。
  
  また、インスタなどのサービスは、
  利用者は、無料で楽しめる代わりに無償労働をするシステムになっており、
  それは既存の雇用を破壊する。
  また、ユーザーのプライバシーもさらけ出してしまう問題もある。
  筆者によるとその構図は
  「ユーザーの自己愛につけこみ、非常にわかりにくく隠された
   利益を得る手段として企業が利用している」としています
 
 〇第5章は、インターネットが音楽などのクリエイティブ産業の空洞化をもたらした、という話。
  楽曲データがユーチューブやナップスターなどで
  誰でも無料で入手できるようになった結果
  失業するミュージシャン、アーティストなどが急増したそうです。
  (筆者はインターネット上の海賊行為、経済レイプ、泥棒などと
  結構過激な表現をしていますが)
  
  これは、インターネット経済が広まりだしたころ
  インターネットは平等、自由という理想のもとに
  ウェブ上で配るものはすべて無料で提供していた文化にも原因があるそうです

  筆者はこれを「サンタクロース経済」と表現していますが
  確かにウェブ上のものって無料が当たり前、有料のものは敬遠されてしまいますよね…
  (ウェブライターの収入もかなり低いし)
  これは立ち上げの時期に、
  きちんと労働に対する対価を取ってこなかったツケが来てるのでしょう
  
  同様の理由で、電子新聞の普及でジャーナリストも仕事の場を失っている。
  若いクリエイターたちが。低賃金の労働でこき使われる構造になっているそうです

 〇第6章は、インターネットが格差や分離、差別をもたらし、多様性を失わせている、という話。
  筆者は、インターネットの民主化(ウェブ2.0)で、
  一般の人たちも平等に発言できる場ができる、
  選択肢も増えて多様性も増す、
  と思われていたが
  むしろますます不平等になり、
  多様性が無くなっている、としています。

  これは
  「楽曲オンラインストアの独占と、
   消費者が選択肢の過多という横暴にさらされているため」
  と筆者は書いていますが、
  つまり人が多すぎるので、無名なものは選ばれず、安パイだけ選ばれる、とのこと
 
  この状況はオンライン教育の分野でも起きている
  ネット授業は限られたカリスマ教師だけが選ばれ、
  その授業を受けられるのも一握りの金持ちである。
  また、ジャーナリズムはスポンサー企業の広告手段となり
  独自性、質の良さはおろそかになっている、とのことです
 
  また、心理学者によると
  「我々は喜びより怒りを分かち合いたがる」(被害を受けた仲間を求める)そうで
  ソーシャルメディアでは、怒りが最も拡散されるのだそう
  その結果、差別的な言葉や憎悪を伴う言葉が広がっていく
  「ネットは弱い人、不幸な人の味方と言いながら
   経済格差を増やし、無防備な人たちに向けられる憎悪を増やす」としています。

  さらにたちが悪いことに、ネットは匿名性があるので
  悪意や間違った情報を出す人たちが隠れることもできる
  情報の改ざん、不正確な情報も広まってしまう、としています。

 〇第7章は、インターネット企業は個人を丸見えにさせる、という話。
  Googleは、グーグルマップとかストリートビュー、Gmailなどで
  個人情報を集めているし、
  最近ではウェアラブル端末で何もかもがネットワークされる
  自動運転車も、走った経路がデータとして収集されるのだそうです

  筆者はこの状態を皮肉って
  旧東ドイツの「シュタージ」(個人の情報を監視する秘密警察)
  と同じようなもの、としています
 
  さらにこれらの企業のデータは
  NSA、CIAなど国の機関に提供されている可能性もある
  企業が国の言いなりになっているかもしれない、とのことです
  (アメリカの場合、個人が国家もあんまり信用していないところがあるので
   これが問題視されるのだろうと思われる)

 〇第8章は、シリコンバレーの人たちの考え方への批判ですかね。
  これは筆者の偏見も入ってるかも?で、かなり辛辣でした。
  筆者によれば、シリコンバレーの人たちは失敗を自慢したがるんだそうです。
  どんどん失敗して挑戦せよ、既存権力を破壊せよ、それがイノベーションだ、みたいな考え方です。
  しかし筆者によれば、それは彼らが雇用や経済を破壊して独占するための方便だ、としています。

  この章の後半はシリコンバレーでの格差増大についてで、 
  儲かっている企業の従業員はプライベートバスを使って公共機関のバスを妨害しているとか、
  貧困解決の答えは「インターネットだ」と主張し
  自分たちの儲けになるような慈善事業をしている、
  という感じの批判をしています。
  
 〇第9章は、筆者なりの解決策を述べています。
  コンピューターをたたき割る、
  ネットワークから離れる、
  マグナカルタみたいな決まりを作る、
  公共的な対抗商品の開発、
  匿名コメントの規制、
  オンラインの商品に相応の値段をつける
  「どうせ解決しない」とあきらめる
  …などの各人の解決案?を紹介しつつ

  筆者自身は「歴史に学べ」と述べています。
  産業革命が起きて、労働者は苦しい立場に置かれたが
  政府の規制がバランスよく働いて、世界の繁栄を築くことができた
  同じように、政府の規制をしたり、業界で自主規制をしたり
  シリコンバレーの人たちが「ノブレス・オブリージュ」(特権に伴う責任感)を持ったり
  などをすべきだ、として終わっています。


ネット社会のことについては、
以前読んだ「アマゾノミクス データ・サイエンティストはこう考える 」
(データサイエンティストのアンドレアス・ワイガンド氏)
という本で

「個人データをネットやウェアラブル端末などで使われるのは、
 もはや時代の流れなのだから受け入れろ、
 その代わり個人がそのデータを管理する権利を主張せよ」

…って感じの考え方を目にしたけど、
その本を読んだ時は、それが時代の流れなのかな~と思いつつ、
なんか横暴というか、違和感がありました
(シリコンバレー側の人たちの思想ですね)

なので、今回、ネット社会の「個人データの危機、格差の拡大」
などについてズバズバ指摘してくれた今回の本は気持ちよさも感じたのですが
しかし、解決策としては両者はかなり似ているのかな、と思います。

我々ネットの利用者が
「我々の個人データや時間、労働力を利用されている」
ということをそろそろ自覚して、
相応の権利を主張すべきだ、
という点では同じなのかな、と。

まあでも、現実としてはそういう運動は起き無さそう…
と個人的には悲観的に思っています。
個人データの利用とか
ユーザーによる無償労働、それによる雇用破壊、雇用の減少は進みそう。
ベーシックインカム導入論もあながち夢物語ではないかな、と。

無償労働については
これだけたくさんの人がブログを書いていて
しかも仕事じゃないのに、マニアックで素晴らしい内容を書く人もいる。
プロよりも情報が多いかもしれなくて
そういう時代に、プロの書き手って存在意義あるのか?という話にもなってしまうと思われる。

それに対して、個人としてできることとしては
あんまりネット依存にならないこと、
ネットに使う時間をそんなに多くしないこと
「タダ働きを減らす」「働いてもいいくらいのタダ働きを提供する」ことなのかなあと。
私もブログ書くのに時間かかるので、
そろそろ引退しようかな~と最近思ってたとこです。

それから、ネット上の海賊行為、
ネット上の憎悪の拡散、などは
ある程度はこのまま進むんじゃないかなぁ、と思います

それに対しては、
違法の音楽コピーを使わないとか
悪意のある意見、間違った意見を見抜く力を身につける、
いろんな意見、特に自分とは違う考え方を見るようにすること、しかないのかなあ。
(それこそ、間違った情報、悪意のある情報を
 自動的に見つけて削除してくれるAI開発してくれんかな)

 そういえば最近、上の子が
 「隣の席の子が、「2年後に地球が滅びる、ってグーグル検索で出た」って言ってた」
 と本気で心配そうに言ってきたので
 「ほっとけそんなの」って言った記憶があります(笑)
 「2000年になる前にそんな話いっぱいあったわ」と。
 正しいか分からん情報に、子供も振り回されないことが大事ですね。


…ネットは便利だから、たぶん廃止されることはないだろう。
私自身もネット社会はどうあるべきか、答えが出ていませんが
いろいろ今後の世の中について考えさせられました。

というわけで、今回はこの辺で。
posted by Amago at 15:03| Comment(0) | テレビ(科学) | 更新情報をチェックする

2017年11月20日

NHKBS「シリーズ医療革命 新アレルギー治療~カギを握る免疫細胞~」

NHKBS「シリーズ医療革命 新アレルギー治療~カギを握る免疫細胞~」

先週放送されていた医療革命シリーズ。
その中で一番びっくらぽんだったのがこのアレルギーの話だったので
メモとして書いておきたいと思います
(ちなみにこのシリーズ自体は放送が2015年のもの、
 ほかは腸内細菌の話と、糖尿病スパイク、腰痛の話でした)

何が驚いたって、
アレルギーを防ぐには幼少期の環境が大事、という話が多く
しかもそれは、子供の健診の時、保健所とかで習ってきた「常識」とは真逆のもの。
まあまだ研究段階で、国の指針はそれに追いついていないんだろうけど、
養育者、親などが見ておくべき内容ではないかと思いました。

番組全体の主役となるのは「Tレグ」という免疫細胞。
20年前、阪大の坂口志文さんが発見されたもので、
制御性T細胞、といって、
免疫反応が過剰に働くのを防ぐ機能を持つのだそうです。
しかしこれがアレルギーに関係する、というのは最近分かってきたそうです

内容としては
〇家畜との触れ合いがTレグを増やす
〇幼少期の食事が食物アレルギーを防ぐ
〇幼少期の皮膚炎クリームが食物アレルギーの原因?
〇新しいアレルギー治療法

〇家畜との触れ合いがアレルギーを防ぐ
 ・アーミッシュの人たちの生活
  このTレグがアレルギーを防ぐ役割がある、と分かったのは
  アメリカのアーミッシュと呼ばれる人たちの研究でした。

  アーミッシュの方々はヨーロッパからアメリカに移住してきた人たちで
  宗教上の理由により、原始的な生活をしているそうです
  (文明を嫌う、というので、
   一瞬以前何かの番組でみた、黒ずくめのユダヤ教超厳格派の人たちかと思ったのですが
   アーミッシュはそれとは別で、キリスト教の一派みたいです。
   http://dte-amish.com/19
   ではアーミッシュの方と暮らされた経験が書かれていて、
   あえて文明と交わらない彼らの考え方にも一理あるな、と思わされました)

  彼らは文明のものを好まないので、カメラに映されるのも嫌がるそうですが
  オハイオ州のアーミッシュさんたちは地元の医師たちとは交流があり、
  彼らのつてで取材が許可されたのだとか
  
  アーミッシュの人たちはアレルギーが少ない、
  というのは知られていて、
  その原因を調べるため、ミュンヘン大のムティウス博士が調査したそうです

  彼女は最初、アレルギーを防ぐ特別な遺伝子があると考えたそうですが
  (アーミッシュの人たちは地域内での結婚が多いため)
  
  原因はそうではなく、生活環境にあったそうです。
  彼らは馬車に乗り、食料は無農薬のものを自給自足、
  毎日家畜の世話をする生活。
  この家畜小屋の埃に含まれる雑多な菌が、
  彼らの血液中の「Tレグ」という免疫細胞を増やしていた、とのこと

  アーミッシュの人たちの血液中のTレグは、
  都会に暮らす人より35%も多いという結果が分かったらしい

 ・Tレグの機能
  Tレグを発見した阪大の坂口氏によると
  このTレグは、免疫細胞が活発になった時、
  敵ではないものを間違って敵として無駄に攻撃していたら、
  それを鎮める働きをするのだそうです
  
  彼によると、都会の人にアレルギーが多いのは
  このTレグが鍛えられていないので、十分に働かないためと考えられるそうです

 ミュンヘン大のムティウス氏によると、
 免疫細胞は3歳くらいまでに作られるので、
 この時期に家畜と触れ合うとTレグがたくさん作られるらしい

 じゃあ大人になってからじゃダメなの?と思っちゃいますが、
 デンマークの研究では、
 大人になってからも、長い間家畜の世話をする生活をすればTレグが増える、
 という結果もあるそうです
 ただし、10年20年単位で長い間家畜と触れ合わないといけないのだそうで、普通の人には難しい…

〇幼少期の食事が食物アレルギーを防ぐ?
 次は食物アレルギーについてです

 子供の食物アレルギーに悩むオハイオ州の女性が紹介されていました
 彼女は、夫がピーナツアレルギーだったので
 子供はそうならないようにと、
 妊娠、授乳、離乳食の段階ですべてアレルゲン食品を避けていたそうです

 しかし、2人の子供は夫よりひどいアレルギーになってしまった
 「できるだけのことはしたのに、何を食べさせたらいいのか」
 と話していました
 (私も離乳食の時悩んだので、よくわかります)

 アメリカの指針では
 「母親は妊娠中、アレルギー食品を避けること
  子供には乳製品を1歳まで、卵は2歳まで、魚は3歳まで与えてはいけない」
 とあるんだそうです
 
 しかしハーバード大で、それと真逆の研究結果が発表され話題になった
 妊婦さんについて、アレルギー食品を食べた回数と
 子供のアレルギーの発症の関係を調べたところ、
 食べた回数が多いほど、アレルギーの発症が少ない、という結果だったらしい

 また、2015年、アメリカアレルギー学会で発表された
 ロンドン大のラック博士の研究では
  600人余りの生後6~11か月の赤ちゃんについて
  ・半数は医師の指導のもと週3回、少しずつピーナツを食べさせ
  ・もう半数は徹底的にピーナツを避け、
  両方のグループの5歳時のピーナツアレルギーの発症率を調べたそうです

  すると、徹底的に避けたグループは17.3%
  しかし、少しずつ食べさせた方はわずか3.2%だったらしい

 ラック博士によると
 動物実験では、生後間もないネズミにピーナツを食べさせると
 Tレグの発現が大幅に増えた、という結果があるそうで
 幼少期にあえてピーナツを食べさせることで
 ピーナツ専門のTレグの発現が誘導されるのではないか、
 同様に、卵専門のTレグ、小麦専門のTレグがあるのでは、とのことです

 これはちょっとびっくりしました。
 だって指導されてきたことと真逆じゃないか。
 私も肉とか魚はいつ食べさせようか迷ったし
 ピーナツなんて子供はいまだ食べてないんじゃないかと思われる。
 しかしさらにびっくりな内容が、次にありました

〇幼少期の皮膚炎用クリームが食物アレルギーの原因?
 イギリス、ロンドンの大学生が紹介されていました
 彼は重度のピーナツアレルギーで
 症状が出た時に刺す注射を常に携帯しているそうです

 彼の母親によると、
 ピーナツアレルギーが出たのは3歳ごろだったそうですが
 生後8か月くらいから湿疹があり、クリームを塗って治していた
 それが治ったと思ったらピーナツアレルギーが出たのだそう

 実はこのクリームが曲者だそうで
 先ほど登場していたラック博士によると
 スキンケアクリームに使われるピーナツオイルが、
 アレルギーの原因となっている可能性があるそうです
 ピーナツアレルギーの方45人への聞き取り調査によると
 9割あまりがピーナツオイルをスキンケアに使っていたのだそう

 普通、皮膚はバリアとなって異物を抑えるが
 皮膚炎などでバリアが弱くなっているところにクリームがすりこまれると
 皮膚のすぐ下にある細胞が「これは異物だ」と認識してしまい、
 免疫細胞の所に持って行っていくのだそうです
 そうなると免疫細胞が活発化し、
 Tレグの抑制作用より大きくなってしまう

 先ほどは、腸から取り込めばTレグが増える、といったが
 皮膚から入ると、逆に免疫細胞が活性化してしまうらしい
 
 ラック氏の研究によれば
 これは動物実験でも確かめられているそうです
  ネズミの皮膚の傷の所にアレルギー性物質を刷り込み
  そのあとたんぱく質を食べさせると、アレルギー様の反応を示す
  (体温が下がり、動きも鈍くなる)
 
  しかし、先にこのたんぱく質を食べさせた後、
  皮膚の傷の所に刷り込み、またたんぱく質を食べさせても
  アレルギー様の反応は弱くなるのだそうです
  (元気なままで、体温も低下しない)

 つまり、アレルギー性物質は、
 先に腸で取り込ませ、皮膚から入るのは後からにすれば、
 食物アレルギーを防げる可能性があるのだそう

 今までの親への指導は
 「食物アレルギー性の食品はなるべく後から食べさせましょう」
 「赤ちゃんの肌は弱いので、クリームを塗ってスキンケアしましょう」
 でしたけど、これがかえってアレルギーを助長させていたのかもしれない、
 ということらしい。
 近年アレルギーが急増しているのもそのためなんだろうか…

〇新しいアレルギー治療法
 Tレグの働きが分かってきたところで
 最近新しい治療法が出てきているそうです
 ・舌下免疫治療法
  一つは、舌の裏に少しずつアレルギーの原因物質を垂らしていく治療法
  これは割と前から行われているようですが
  治療に長期間の通院が必要なのと、
  3割は効果が出ないなど、体質により差が出る
  (最近では、この治療で重篤なアレルギー症状を起こす人もいる、
   という話ニュースになっていました)

 ・お米を食べてアレルギーを防ぐ
  そこで考えられたのが、特別なお米を食べる治療法
  これはつくばの農業生物資源機構(もとは農水省の研究機関、今は独立行政法人)
  で開発されたお米だそうです。

  このお米はスギ花粉の成分を含むが、
  花粉の中でもアレルギー反応を起こす危険なたんぱく質は除去し
  免疫と関わる部分だけ残しているので
  アレルギー反応を起こさないまま、免疫力をアップさせる効果が期待できる

  50人に、毎日1食、2か月このお米を食べてもらったところ
  花粉の攻撃細胞は50%低下した、という結果が見られたそうです
  
  この実験に参加した女性がいましたが
  食べる分には普通のお米と変わらない、
  2か月食べたら攻撃細胞は1/3になり、
  毎年ひどい花粉症だったが、今年は何の症状もなかった、と話していました

  (このお米は
  http://biosciencedbc.jp/dbsearch/Literature/get_pne_cgpdf.php?year=2006&number=5115&file=FQYHYz6OIo5/UQqFWnIDKA==
  (「蛋白質 核酸 酵素 という雑誌の記事)
  によると、アレルギーというのは、
  スギ花粉のアレルギー物質に対し、体のT細胞が過剰反応して起きるものだが、
  その際T細胞がスギ花粉を認識するとき、目印となるペプチドがあるそうです
  そのT細胞抗原決定基、と言われるペプチド断片だけを入れ
  アレルギーの原因となる物質は要れないので大丈夫なのだそうだ。
  また、なぜお米かというと、稲の胚乳組織はもともと貯蔵組織なので
  たくさんのタンパク質を貯蔵できるから、なんだそうです

  また、http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nias/077693.html
  によると、今年は東京慈恵医科大学と大阪はびきの医療センターに
  臨床治療用として提供されるのだそうです

  まあ、このお米自体は遺伝子組み換え作物なので
  作り方自体に賛否が分かれるところはあるようで、そんな論調のサイトも散見されますが
  アレルギー対策ならいいのかなあと個人的には思います)

 ・Tレグをリンパ節に直接注射する治療
  これはデンマークのオークス大学で行われている研究で
  Tレグが作られるのはリンパ節なので
  ここに直接Tレグを注射して増やす、という治療法だそうです
  3回刺すだけなので負担は少ないそうですが、
  リンパ節は小さいので、注射を刺すのには高い技術がいるらしい
 
  ただ、実験を受けていた男性は「今のところは症状が出ていない」とのことでした
 
〇感想など
・赤ちゃんのスキンケアクリームが食物アレルギーの原因かも、
 という話は一番印象的でした。
 というのは、下の子は生後8か月かそこらから首や額などに湿疹ができていて
 健診などに行くたびに「治療しているか」と聞かれた記憶があるのです。

 私は個人的には、皮膚に薬を塗る、という治療法はよくないと思っています
 (あくまでも個人の見解で、他人に勧めはしませんが)
 というのは、私自身が若いころ、おしりから太ももにかけてひどい湿疹になったことがあったんです。
 汁も出て、パッドがないとズボンがダメになるくらいでした。
 (お恥ずかしいですが生理用パッドをひそかに張り付けていました)

 そのときは、何を塗ってもダメでした。
 色んなサイトを見たり本を読んだりしたんですけど
 結論に至ったのは「何もしない、できるだけかかない」
 ってのが一番ではないか、ということでした
 
 どうしてもかゆい時はかけばいいと思う。
 ただ、ひっかいて傷をつけないようにだけは気を付けねばならないけど、
 かゆいものは体がかゆいって言ってるんだからしょうがないと思う。
 そうしてそのうち汁が出てかゆくて、乾いて、皮膚ができて…
 それでまだ破れて汁がでてかゆい…
 てのを繰り返していたんですけど
 そのうちほっといたらだんだん良くなってきたんです。
 (っていっても半年くらいはかかったけど)

 ほかにも数年後、左の耳の中がやたらかゆくなって、
 汁も出て…というときもあって、
 こいつも頑固で、数か月治るまでかかったんですけど、
 パッドとかつけて何とかかかない(かくとしても、なるべく引っかかないようにして)
 ってのをしてほっといたらだんだん良くなりました。

 この耳の湿疹、指の湿疹なんかは時々なるんですが
 薬をつけてもあんまり役に立たないし、
 自然に任せた方がいいなあと思うようになりました。
 体が健康なら、自分で皮膚を再生できる治癒力はちゃんと体に備わっている、と感じました。

 …話が脱線しましたが、
 下の子が湿疹出た時も、どうしようかな~と思ったのですが
 どうしてもかゆくて寝られない、って感じでもないし
 そんなにガシガシかいている雰囲気も見られないし、
 単に周りの大人が状態を見て「かゆそう」って言ってるだけのように見えたので 
 あえて何も塗らずに放置していました。
 (義父母さん、医者など周りからの圧力もあったがスルー(笑))

 なんかのサイトでは「2,3歳までにステロイドを使うと後々大変」
 とかいう情報もあったこともあり
 (科学的根拠はないので真偽は何とも言えませんが)
 薬を塗ることで後悔するようなことにはなりたくないな、と思ったし
 自分自身も放置して治っている、っていう実績があったので…

 そうしたら、2歳かそこらには勝手に治っていたと思います。
 もちろん今は顔などには湿疹はないです
 (たまに手首とかかゆそうな時はあるが、それもほっといたら治る)

 ステロイドの影響については賛否両論いろんな意見があるし
 私も何とも分からないなと思っていますが
 ステロイドが無くても、クリームの成分が
 食物のアレルギーの原因になってしまう恐れがある、
 というのはちょっと怖いな…と思います。

 もしかしてそのとき子供にクリームを使っていたら
 何かのアレルギーになっていたのかも…とか思うとぞっとしました。

・子供の時にあえてアレルギー的なものを食べさせる、
 という話もちょっと驚きました。
 私はあんまりアレルギーには神経質ではなく、
 飲酒はしなかったけど、卵も牛乳も食べてたな。
 下の子のときなんかは、なぜかがっつり肉を食べたくなって食べていました…
  
 ただ子供に食べさせるときは
 卵などは1歳前くらいまでは黄身だけにするとか、気は使っていたかもです。
 でもアメリカの3歳まで魚なし、というのは初めて知りました。
 じゃことか白身魚とかは普通に食べさせていたような…

 もちろん生ものとかハチミツとか、細菌感染の恐れがあるものはダメだろうけど
 あんまり神経質にならない方が逆にいいのかなと思ってしまいました。

・スギ花粉のお米は興味深いなと思いました。
 ただ遺伝子組み換え作物なので、栽培は限定的かもしれないですね…
 もし実用化したら、医薬品扱いになるんだろうか?
 それとも特別保健食品、みたいな扱いになるのかな?
 あんまり知られてないですけど、
 遺伝子組み換え作物の問題とか
 法整備などの問題とか、議論は呼びそう…

アレルギーにならないように、と気を付けた結果が
逆にアレルギーを増やしていたかもしれない…
という事実が何よりも驚きでした。
(指導する国の方も大変そうだけど)
人間の体って複雑ですね~

へえ~が多くて面白かったです。
というわけで今回はこの辺で。
posted by Amago at 12:29| Comment(0) | テレビ(科学) | 更新情報をチェックする

2017年11月11日

Eテレドキュランドへようこそ「ロボットがもたらす“仕事”の未来」

Eテレドキュランドへようこそ「ロボットがもたらす“仕事”の未来」

 2016年スウェーデン制作のドキュメンタリー、
 以前BSで放送されていて、私もその記事書いたんですが
 ざざっとメモした感じで、自分で読んでも分からん(笑)
 復習がてらまた書いてみました。

 以前見た時はふーん、って感じだったんですが
 今回までの間
 人工知能の進歩のすさまじさを実感したり
 経済格差の拡大がべき関数的だということを知ったり
 ドキュメンタリーで言われていることがホントに実現されるんじゃないか…
 とも思えてきました

 しかしながらこのドキュメンタリー、もう一回見たけどやっぱり見にくい…
 出てくる人多すぎ(笑)
 色んな人が織り交ぜられすぎて混乱します。
 というわけで、私なりにまとめつつ書いてみます
 (BSのを編集してあるので、一部内容は省略されていました)

〇機械化は仕事を奪うのか
 最初に、機械化は仕事を効率化するメリットがあるが、
 人から仕事を奪うデメリットがある、という話をしていました
 効率化のメリットを示す例としては
 ・アメリカのニューバーグという街では
  グローバル化でアジアに敗れ、寂れた工場が多い
  これに対抗し、ロボットを導入して効率化を目指す企業がありました
  「この機械で2人必要だった仕事が1人になった」
  「ベストを尽くさないと、中国などとの競争に敗れてしまう」
  と経営者は話していました

  また、ただの効率化ではなく
  「この機会をもう一台導入すれば、
   箱詰めしている従業員は今の仕事をしなくていい。
   そうしたら彼にもっと責任ある仕事を任せられる」
  とも話していました
   
 ・大企業の倉庫で、ロボットを導入して効率化した例がありました
  ここはかなり大きい倉庫ですが
  自動フォークリフトみたいな機械が走り回っている
  この機械は床に書かれたバーコード情報を読み取り、倉庫から品物を持ってくるそうです
  この機械200台の導入で1000人分の仕事をこなし、
  仕事の効率は5倍になったそうです

 一方ロボット化、機械化が仕事を奪う、という意見もある
 ・「ロボットの脅威」という本を書いたジャーナリストは
  「経営者は、機械は人の仕事を奪う、とは言わないが
   今すぐでなくても、いずれ雇用を生み出す場所は減るはず」
  「ロボットで力をつければ、海外に行った工場を取り戻せる、というが
   工場が戻っても働き口はないだろう」

 ・経済学者は
  「経営者は仕事がなくなることについては言わない。
   代わりに再教育すればいい、という。
   しかし、昔は誰でもできる機械だったが
   今の機械を扱うには高等教育が必要で、簡単に切り替えできない」

 ・また、MITの研究者は
  「技術革新は昔から人々にとって脅威だ、
   例えば自動織機ができたときは労働者はそれを壊す運動をおこした」
 ・カリフォルニア大の方は
  「自動織機の場合、影響を受ける人は少なかったが、
   今の機械化は、ほとんどの人が仕事を奪われてしまうので
   危機感のレベルが違う」
 
 …などと不安な意見を言う人たちが多い。

 ・一方、ボストン大の方は
  「自動織機の発明で、布の生産時間が1/50に短縮された、
   しかしこの100年で織物の需要はむしろ高まり、
   雇用も増えている」
 ・経済学者は
  「例えばマクドナルドは成功している、
   主婦の仕事が新たな仕事にとってかわった」

 仕事は時代により変わるので、ある仕事が機械化で失われても
 また新しい仕事ができる、という楽観的な見方も何人かいました
 
〇ロボット、人工知能の発達は目覚ましい
 次にITスペシャリストの方が
 「失った仕事は新しい仕事で相殺される、という人もいるが、
  違う、という人もいる
  技術の進歩はあまりにも飛躍的
  コンピューターの科学者は、進歩には限界がない、止められない、という」
 
 コンピューターの進歩の目覚ましさについての話題でした

 例えば
 ・自動運転の科学者(スタンフォード大学の方)
  「昔は自動運転車を作るのには苦労したが、
   今では公道を走らせるまでになった、
   高速道路も車線変更がないなら可能」
 
 ・文章の自動化(ロサンゼルスタイムスの記者)
  「ここでは記者とプログラマーがタッグを組み、
   構造化データを記事に変換している。
   地震の記事なら、日にちや場所を変えるだけで後は同じ文章で配信できる
   文章ができるのは早いし、内容も人に引けをとらない」
 
 ・サービス業でも自動化が進んでいる
  経理の仕事など、知的労働と言われる仕事でも自動化が進んでいるそうです
  「ロボットの脅威」を書いたジャーナリストは
  「我々は教育を受けてパソコンの知識を学び、知的労働者になるべき、という通念があったが
   それも崩れつつある」
  とのことです  
  このジャーナリストによれば「機械学習」がそれに拍車をかけている、とのこと

 人工知能の発達はめざましい。
 ・未来学者(そういう科学があるんですね)の方は
  「今の機械は、エックス線写真やMRIの診断もするようになった、
   自動化はますます進むはず」

 ・スウェーデン王立大学の方は
  「機械学習は、株価の予測、天候予測にも使われている」

 ・「ロボットの脅威」を書いたジャーナリストは
  「機械学習は世界を征服しかねない、
   さらに多くの仕事を奪うだろう」

 つまり、自動運転、新聞記事、医療、金融などいろんな世界で
 人間の仕事が人工知能にとって代わられている

 さらに心配なのは、この変化が加速度的だということ。
 「テクノロジーの進化は指数関数的で、ムーアの法則にしたがう
  (ムーアの法則とは、1年半ごとに人工知能の性能が2倍になる、という法則)
  指数関数は短期的にはゆっくりなので大したことが無いように見えるが、
  ある時点から急に上昇する」

 ・未来学者の方は
  「2025年にはコンピューターは一人の人間と同じレベルになり
   2050年には、人類すべてを足したのと同じくらいの知能になる」
 
 この早さ故、機械が人間にとって代わる、という危機感を持つ人は多い
 ・カリフォルニア大の方は
  「失業が起きると危惧する人は1950年代以来最も多いだろう」

 ・ルンド大学の方は
  「デジタル化、ロボット化は加速している、
   これは中間層にも影響を及ぼしかねない」

 ・地球規模巨大リスク研究所の方(そんな研究所があるのね)は
  「自動化が仕事を奪う脅威は今に始まったことではない、という意見もあるが
   今の変化は、人間が再教育して再出発できるほどゆるやかなのか?」
  また、彼は
  「今成功している企業は、従業員が比較的少ない。
   コンピューターをうまく使えば、人を使わなくても多くの仕事ができる」
 
 ・MITの方は
  「新しい仕事ができても、賃金の中央値や失業者の人口比率は低下している、
   つまり新しい仕事の増加が追いついていない」

 コンピューター、人工知能の進歩が速すぎて、
 人が無くても仕事は進む、という時代になってきているようです

 いい例がグーグルで
 ウェブでの検索エンジンを作ることで
 少人数で多くのサービスを提供するシステムを作り上げ、従業員を減らした

〇機械化されない仕事、今覚えると有利な仕事
 ではどんな仕事が自動化され、どんな仕事は人間有利のままか?
 ・未来学者によれば
  「教育、科学、芸術分野。その他はすべて機械化する」
 ・ほかの方は
  「医療、看護婦など、コミュニケーション力が求められるもの
   指導力、創造性、起業家精神も重要」
 
〇機械化は雇用の在り方も変える
 次に、機械化が雇用を変える例が紹介されていました
 ・フリーランスでシェアライドの仕事をする男性
  この男性は仕事を解雇された。
  しかし彼は
  「ほっとした、上司とうまくいっていなかった」
  今はサイドカー、という会社?の配車サービスの仕事をしているそうです

  これはシェアライドのウーバーと似たようなシステムで、
  乗り物の利用者がアプリを使って、運転手の呼び出しをする
  呼び出された運転手が利用者を運び、お金をもらう
  運転手は自分の車を使い、空いた時間に仕事ができるメリットがある

  彼は
  「仕事がうまくいかなかったら
   「お前は理不尽な上司に収入や未来を左右されないんだぞ」
   と自分に言い聞かせています
   自由に働けるのが性に合うんです」
  というようなことを言っていました

 ・玩具デザイナーの女性
  彼女は事務員だったが、会社を解雇された。
  しかし彼女はもの作りが好きだったので、自分を売り込み
  今の仕事をしている
 「好きなことは趣味でするものかと思っていました。
  それが仕事になるなんて。アシスタントも雇えるくらい順調で、今はとても幸せです」

 このようにフリーランスで働く人が増えている
 今やアメリカの1/3はフリーランス、
 2020年までにこれが4割になる、という試算もあるとか

  しかし、これはいいことばかりではない

 ・「サンフランシスコクロニクル」紙の記者は
  「フリーランスで働くパートタイマーは増えたが
   多くの人はセーフティーネットから外れてしまった」
 
 ・ITスペシャリストの方は
  「能力があり、好きなことができるならフリーランスがいいが、
   生計を立てるのがやっと、ならストレスになる
   それはその人による」

 フリーランスは自由な点はよく、自分の能力が売れるならいいが
 失敗したときのセーフティネットが無さすぎる問題があるようです

〇ワーキングプア
 次は、仕事があったとしても機械化で賃金低下が起きる、という話でした
 ・ニュージャージー州の失業者のための食堂
  ここは1980年代はじめにオープンした
  当初は利用者には失業者の人が多かったが、今は仕事のある人も利用する
  食堂の方によると
  「最近は2つ3つ仕事を掛け持ちしても生計が建てられない人が多い」
  いわゆる「ワーキングプア」の人が増えている

 ・カリフォルニア大の方は
  「賃金が低いのは不完全雇用と同じだ
   アメリカのような豊かな社会でも、
   2つ3つ仕事を掛け持ちしなくてはいけないなんてひどい話だ」

 ・経済学者の方は
  「アメリカは、社会の成長のために低賃金を黙認してきた」
   これはヨーロッパでも広がっているそうで
  「フランスもイタリアも同じ動き、
   ドイツですら雇用を生み出すために、最低賃金制度を設けた」

 ・ルンド大学の方は
  「最低賃金の雇用は正しいのか?」と話していました 
  「機械化は膨大な失業者を産み、格差の拡大も生む
   ロボットの脅威は経済の障害にもなり、暴動も起きている
   我々は、機械化が経済にとってどんな影響があるかを知り、議論せねばならない」

 つまり、機械化で仕事が効率化され、仕事は減る
 また、賃金も低下する
 これは人にとって大きな脅威となる、とのこと

○ベーシックインカム、仕事をしない社会
 ではこれに対する対策はあるのか?
 一つは「国による規制」
 地球規模巨大リスク研究所の方は
 「機械化を制限するのも1つの手です。
  そうすれば、我々は成長のペースを決めることができる」

 しかし経済学者によればそれはうまくいかない、とのこと
 「国はそんなことをしない、
  機械化を制限すれば、
  国は競争力を失い、むしろ仕事は無くなる」
 成長を意図的に止めるのは、もはや現実的ではないらしい

 そこで出てきたのがベーシックインカム
  カリフォルニア大のかたは
 「国によっては、最低限の生活費(ベーシックインカム)を検討している」

 しかし、ベーシックインカムについては否定的な意見も多いそうです
 ・先の玩具デザイナーの女性は
  「ベーシックインカムがあれば人は働かなくなる」
 
 ・経済学者は
  「国民には、最低賃金は支持されるが
   ベーシックインカムはあまり支持されない
   これは、人には全員働くべき、生産すべきという概念があるため」
 しかし彼は
 「でも実際は、少ない労働時間で生産は可能なのです」とも言っていました

 かつて、ケインズは
 「100年後の世界は、
  機械化が進んだ結果、人々は週15時間の労働になり、
  創造的なことに費やす時間が増えるだろう」
 と予測したらしい
 しかし実際は労働時間も賃金も変わっていない

 ルンド大の方は
 「機械化によりたしかに社会の富は増えたのに、
  その恩恵を国民生活に回してこなかったのが原因」と指摘している

 しかしケインズの言うように、
 仕事をしない社会も現実になるかもしれないそうです
 ・環境保護団体の女性
  この団体はロンドンのヒースロー空港近くのごみ処理場を改装し、環境問題のための活動拠点にしている

  ここで働く女性は
  「昔は空港の受付でフルタイムで働いていた、
   しかし、こんな生活はイヤだ、もっと環境保護にかかわることをしたいと辞めた」
  「今は週一、それも午前しか働いていないけど、それでも生活していけます」

  彼女は賃金をもらわなくても仕事はしている、と話していました
  「私はここで丸太運びなどしているから労働はしている。
  ここにいると自然にふれ合えるし、免疫力もアップする」
  一方ITデジタルスペシャリストの方は、ベーシックインカムには前向きでした
 「ベーシックインカムは
  「みんな働かなくなる」
  「創造的になる」
  両方の意見がある、
  でも憶測でものを言うのはやめて、試してみたらどうか」

 もしかして、機械化が極端に進めば
 必要なことは機械に任せ、
 人にはベーシックインカムを配って創造的なことをさせる、
 という時代も訪れるのかも…

○税金制度も変わるかもしれない
 ここからは色んな人たちの意見が次々と示されていました

 「今後はナノテクをはじめ、少なくとも20の技術が爆発的に発展すると言われている」
 「その影響はあらゆる産業に及ぶ」
 「我々は今こそ議論すべき、
  科学者は技術の進歩が社会に与える影響を知らせるべき」
  
 テクノロジーは税制も変えるかもしれない。
 「自動化により仕事が失われたら、社会のあり方も変えねばならない、
  働いて給料を得る仕組みも変わるかもしれない」
 「ロボットが仕事をこなすようになれば、どこから税を徴収するのか」
 「1つの機械で100人の雇用を奪ったら、所得税100人分を失うことになる。
  そうなると、政府は課税のためだけに雇用を産み出すことになるかもしれない」

 そして、貧富の格差などの問題を解決するには、
 我々がこれからどんな社会でどんな人生を送りたいのかにかかっている、とのことです
 「自動化で仕事は機械に代わり、社会の富は確実に増えていくだろう。
  給付金を支給するなどして、仕事からあぶれた労働者にもその恩恵を分けねばならない。
  自動化で増えた富を1%の富裕層に集中させるのか、
  みんなで分かち合って、みんなで自由な時間を楽しみ、より良い社会にしていくか、だ」

 最後にはこの言葉で締め括られていました。
 「テクノロジーは道具、我々はかつてない強力な道具を手にした。
  その力をどう使うかは我々次第だ」
 「私たちは機械化に適応していくしかない、前に進むしかない」

○感想など
・ベーシックインカムについてもう少し調べました

 ベーシックインカムって実際採用されてるの?と思ったんですが

 実は2017年の1月から、フィンランドで試験的に導入されているそうです。
 国家レベルでは世界初らしい。

 http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6733_1.php
 「ベーシックインカム、フィンランドが試験導入。国家レベルで初」
 (Newsweek Japanの2017年1月17日の記事)

 フィンランドのこの試験では、
 2000人の失業者に対して、月に560ユーロ(日本円にして約6万8000円)を支払い、
 2年間の実験で、失業率の低下にどう影響するかを調べるのだそう

 それからそもそもベーシックインカムとはどういう制度かというと、
 https://fincle.jp/tax/basic-income-1
 などによりますと

 ベーシックインカムは、
 衣食住を満たすための最低生活費を国から支給するもので、
 それ以上稼いでもその収入は自分のものになる、
 という制度みたいです

 ヨーロッパの場合、社会保障制度が複雑で
 失業者は、低所得でも仕事を始めると
 社会保障が打ち切られるシステムなのだそうで
 失業者の労働意欲がわきにくいらしい。

 ベーシックインカムならば、収入があっても支給されるので
 失業者が積極的に就業できる、ということが期待されているようです。

 ただ、否定的な意見もあり
 ・財源確保が難しいのでは
 (代わりにほかの社会保障が削減されれば、福祉水準が低下する)
 ・労働意欲が減るのでは
 などの懸念があるようです

 しかし過去には、カナダで5年試験的に導入されていた歴史もあるらしい。
 それは1974年から1979年の間に導入された「Mincome」というもの。
 そんな昔に既にされていたんですね。

 さらにはその結果を分析した研究もあり、
 それによると
 「ベーシックインカムは労働意欲の低下にはならないのでは」という結果なのだそうです

 「Mincome」は国民の最低限度の生活を保証するための給付金で
 (ただし正式に導入する前に政権交代し、実現はしなかったらしい)
 その研究は2011年、
 マニトバ大学の経済学者エヴェリン・フォゲット氏により発表され
 それによると、
 ・ベーシックインカムにより、ワーキングプア層の生活が安定した
 ・ベーシックインカムがあっても、働く時間に大きな変化はなかった
 などの結果があり、
 懸念されている労働意欲の低下はない、とのことです

 このほか、実は世界にはベーシックインカムみたいな制度を既に導入している国や自治体は
 いくつかあるんだそうです

 例えば
 ・アメリカのアラスカ州
  ここでは、住民への税もなく、1 年につき1000~2000ドル支給される

  アラスカの場合、石油資源が豊かなので実現できるようで
  州営のパイプラインがあり、
  そこが運営するファンドを通じて支給されるらしい。

 ・カタール
  ベーシックインカムという名前ではないが、
  ここは消費税や所得税がなく、
  病院の診察、大学までの教育費、電気代と水光熱費が無料らしい
  (そう言えば昔「行ってみたらこんなトコだった」という番組でやってた)

  カタールは石油輸出により、
国の財政が豊かだからできる政策だそう。

 ・ブラジル
  限定的ではありますが、
  ベーシックインカムのような制度が国家レベルで導入されているそうです

  これは「ボウサ・ ファミリア」という所得制限つきの児童手当で、
  ベーシックインカムの最初の段階として導入されているそうです
  全面的な導入は国家レベルで認められているものの、
  実際行うには財政問題がネックなのだそう。

  しかしながら限定的ではあるものの、
  この手当のおかげで、夢をかなえる意欲を持った子供が増えているのだそう

 その他、ベーシックインカム検討中の所もいくつかあるらしい
 ・オランダのユトレヒト
  2016年1月から、300人を対象に試験的に導入
  (一人900~1300ユーロ支給)

  2017年からは実験対象が拡大、
  最大25の自治体の2万人あまりが実験対象になっている

 ・スイス
  2016年6月にベーシックインカム導入についての国民投票が行われ、否決されている

  やはり、財源確保、労働意欲低下の恐れなどが理由だそう

  スイスの場合、
  成人は2500フラン(約27万円)未成年は625フラン(6万8000円)
  に足りない人には足りないぶんだけ配る、という制度が提案されていたそうです。

  なので月収2500フラン以上の人は恩恵を受けられず、
  2500スイスフラン未満の人でもそんなにたいしたお金を貰えないので
  労働意欲が低下する問題があったとのこと

 意外にベーシックインカムっていいのかも?という結果ですね。

 ただ、国民性など配慮した制度設計が必要そうだな、とは思います。

・前にこの番組をみたときは、
 ロボット出てきても新しい仕事ができるんじゃないの…と思っていたが、
 最近の人工知能やネットの進歩はほんとに半端ないです。
 仕事が無くなる可能性、貧富の差の拡大はあながち嘘ではないのでは、
 ベーシックインカムはもしかしてありなんじゃないか、
 将来的に実現するかも、と個人的には思うようになっています。。

 富裕層にならなくても
 ベーシックインカムをもらってそこそこの趣味でくらす…
 てのも悪くないかな~、とも思ったりもするんですが
 ただ、ベーシックインカムを配る側ともらう側の間、
 あるいは人工知能を操る側と人工知能に任せる側の間で
 差別とか、支配、被支配の関係ができなければいいなと思います。

個人的には、人工知能や機械に任せきり、とかいうのも気持ち悪いので(笑)
利用するにしても、その原理とかメカニズムは分かっていたい。
そのために、新しいテクノロジーには敏感でいよう、
と思った次第です。

勉強になりました。
というわけで今回はこの辺で。
posted by Amago at 14:08| Comment(0) | テレビ(科学) | 更新情報をチェックする