2017年08月03日

Eテレオイコノミア「帰省シーズン到来!実家とうまくいく経済学」

Eテレオイコノミア「帰省シーズン到来!実家とうまくいく経済学」

 今回は親との関係を経済学で読みとく話です。
 今や子供の3/4が親世帯と別居しているそうで、
 子供世帯が独立して親と離れていることを前提にした話でした。

 講師は慶應義塾大学の中島先生。
 以前詐欺の経済学の話に出ておられて、
 身も蓋もない割りきりかた(笑)が見事、という印象。

 さて今回は久々の紙芝居からでした。
 又吉さんが実家に帰省するため電話していますが、架空の奥さんと子供も…
 なぜか奥さんは金髪(笑)

 ただいまー、と訪ねた実家らしき古めのおうちがトークの舞台ですが
 そこへ入ってきたのは今回のゲストでした

○今回のゲストの蛭子さん
 ゲストは漫画家の蛭子能収さん
 ローカル路線バスの旅でお馴染みですね。
 蛭子さんは23歳の時に上京、
 現在ご両親は他界されていますが、お子さんが3人おられるそうです

 蛭子さん、ご両親の写真を持ってきてくださいました
 「今はこの実家は無いんです」
 蛭子さんによれば、大阪万博があったときに、実家を離れたのだとか
 「いい機会だし、見に行ったついでにそのまま東京に出ようかなと」
 そして万博にいく前日に母親に
 「東京行くし、しばらく帰らないから」
 母親は驚いたかもしれないが
表情には出していなかった、とか

 「後ろめたさはなかったんですか」
 「兄がもう家を出ていて、姉も結婚して家を出ていたから、
  母親がかわいそうかなとは思ったんだけど、
  自分の将来が先だから…」
 蛭子さんらしいですね(笑)

 一方又吉さんは18歳で上京
 「僕は30歳でテレビに出させてもらったんですけど、
  それまでは実家に帰りにくかったですね」
 近所の同級生は普通に働いて結婚などもしているのに
 遊んでいると思われないか、と思ったりしたそうです
 「止めろと言われたことは無かったですけどね」

 さて先生によれば、親子関係を経済学で見ると
 「コミットメント」になるそうです
 コミットメントとは、自分に縛りをかけ、約束を果たすこと

 目標を達成したいときにみんなの前で宣言する、てのもコミットメントです。
 この場合は自分の意思によるコミットメントですが
 親子関係の場合、どちらかいうと
 「コミットメントさせられている」
 という表現がいいのかもしれません

 「血縁は逃れようのない縛りなんですね、
  生まれた時点で血縁で行動が縛られている」
 だから蛭子さんが家を出るのが申し訳ないと思ったのも
 血縁による感情なのだそうだ 他人なら何とも思わない、ということかな?

 さらにこれが強まると
 「ホールドアップ」になるそうです
 これはコミットメントが強すぎて
 強い方が弱い方に力を押し付けること

 出ていく子供に
 「私を置いていくの?親不孝ものね」
 という親はこれに当たる
 親としては寂しい気持ちをいっているだけかもしれないが、
 子供からしたら逃げ場がないそうです

 先生によれば、夫婦関係もコミットメントだそうです
 結婚するとき、指輪を買ったり結婚式をしたりして、お互いの縛りを増やしていく

 結婚は制度によるコミットメント、
 親子は血縁によるコミットメントだそう

 ただし決定的に違うのは
 結婚はうまくいかなければ自分の意思で止められるが、
 親子関係は止められないこと

 又吉さん
 「よっぽど気に食わんことがあって縁を切らない限り、
  関係は続いていきますね」
 先生
 「だからよい関係を築くためには、
  子供から働きかけないといけない」
 蛭子さん
 「結婚して独立してたとき、母親が訪ねてきたことがあったんですよね。
  嫁さんのこともあんまり知らないのに、なかなか帰ろうとしなかったんですよ。
  嫁さんに「いつ帰るの」て言われて、
  言いにくかったんだけど聞いたら帰った、
  悪いことしたなぁって…
  でも嫁の気持ちも分かる」

 先生は
 「興味深いですね」
 親子では後ろめたく感じてしまう
 これは経済学的には
 「交渉費用」というそうです
 交渉費用とは、取引相手と交渉するのにかかる時間や費用、労力など
 「血縁関係だと交渉費用がかかる」そうです

 昔は親子が同居し、ひとつ屋根の下、同じ仕事をする生活だったので以心伝心、交渉費用もかからない
 しかし今は親世帯、子世帯が別居する家が多く、環境が変わるので費用がかかる

 又吉さんの場合は?
 又吉さん
 「うちは仲がいいからよくしゃべってる方だけど、
  母親の言葉から考えを読んでしまうことがある」
 母からの「動物園でパンダが産まれたね」
 というメールにも
 「結婚しろってことかな」
 と思ってしまったりするそうです(笑)

 「蛭子さんはお子さんとはどうなんですか」
 「わざわざいったり来たりしないですねぇ…冷めてるんですよ」
 「話弾みますか」
 「弾まないですねぇ、照れ臭いのもあって、それで余計行き来しないのもある。
  子供が小さいうちは一方的に話していたけど、30過ぎたら入りづらい」
 又吉さん
 「話すことないですよね」

 さて先生によれば
 交渉費用が高くなるのは
 「情報の非対称性」のためだそうです
 離れているとお互い何を考えているか分からなくなる
 又吉さん
 「母親が訪ねてきたとき、奮発していいレストランに行こうとしてたんですけど、
  母親はファストフード店がいい、その方が落ち着くって…
  僕の方がいい店ならいいだろうと勝手に思ってたんですね、
  独りよがりになりがちなんだなぁと…」
 蛭子さん
 「僕はそもそも人と話すのが好きじゃないんですよね…」
 「お子さんは嫌いじゃないでしょ?」
  国民的な話題とか共通の話題があれば話しやすい…
 「昔は国民的な歌謡曲とかTVもあったんですけどね」

 (ここでは、離れたことで価値観が互いに変わり、
 それがお互い伝わっていない
ということが問題になっていたけど

 親子だからこその甘え
 がよりこの問題をややこしくしているのかな、とも思いました。
 親子同じだった頃の感覚で、
 親だから分かるだろう、
 子供だから分かるだろう、
 と思ってしまうけど、
 お互い実は違う方向に変化している、
 そこに気づいてないから「なんで分かってくれないんだ」となる。

 親は「子供は子供の人生があるんだ」と子離れし
 子供は「そう言えば昔はこうだったっけ」
 と親の気持ちを理解することが、お互いのためになるのかもしれません)

○実家の片付け問題
 さて次は最近話題の実家の片付け問題。

 子供の28%が、帰省したら実家を片付けたくなるそうです
 街頭インタビューでも
 「実家では段ボールを積み上げていた」
 「物が多い家なのに、退職したら職場のものももって帰ってきて…」

 久しぶりに実家に帰り、
 物が多いので捨てようとして揉める例があるが
 これも「情報の非対称性」によるものだそうです

 又吉さんが
 「実家に帰ってコーヒー飲むか?ってなって、
  出てきたのがJリーグのコーヒーカップだったんですね(笑)
  子供の時なんでもそれで飲んでたんですけど
  今はもう少しシンプルなのでのみたいなぁと…」
 先生
 「大事に思うものにズレがあるんですね」

 さて、このような実家片付け問題を解決してきたエキスパートがいるそうです
 松之原さんという方で、今まで3000件以上の問題を解決してきたとか

○実家片付けのケース1
 ケース1は、鍋問題。
 娘さんが実家に帰ると鍋だらけ…
 「なんでこんなに鍋があるの?」
 「最近はいいのが出てるからね」
 「古いの要らないじゃない、捨てるわよ」
 「勝手に捨てないで!」

 先生
 「どうすればいいと思いますか」
 蛭子さん
 「捨てちゃえば…」
 蛭子さん、割りきりすぎ(笑)
 先生
 「取っておきたいのは鍋じゃないんですね」

 松之原さんがしたのは
 「思い出を聞く」ことだそうです
 「お母様が、この鍋であの料理を作ってああしたわね、こうしたわね、と話して
 娘さんもそうね~、と話して
 お母様の思い出が外に出たんです
 そうしたらお母様は
 「もうこれは卒業ね、手放しましょう」と自然になりました」

 先生は
 「鍋の価値を「思い出」という別の価値に変換したんですね」

○ケース2衣類
 次のケースは、衣類をためてしまう。女性に多いそうです

 「衣類多いから少し捨てたら?リサイクルショップでも売れるわよ」
 しかし持っていくと
 「全部まとめて800円です」
 「800円?この服いくらかかったと思ってるの?
  そんな値段で売らないわよ!」
 結局捨てられず、というケースだそうです

 蛭子さん
 「俺ならもう1、2軒は探すかな…」
 蛭子さん、問題はそこじゃなくて(笑)
 又吉さん
 「僕も服を着ないからって売りにいくんですけど
  値段が付くと、安くなっちゃうのが嫌ですね」
 自分の大事なものがまとめて100円、とか言われると
 自分の思い出もそんな値段にされたような気になるんでしょうね。

 松之原さんのアドバイスは
 「捨てる、売る、以外の方法を提案しました」
 古着回収などしているところに寄付をしたそうです
 「自分の服が役立つなら、とむしろ積極的に処分してくださいました」

 先生
 「値段がつくのも良し悪しですよね。
  マーケットに出す方がいい場合もありますけど、
  出す側が納得しない場合もある」
 この場合は
 「寄付はお金じゃなくて善意ですよね、
  モノの価値から「心」の価値に変換したんですね」

 捨てるとなると価値を下げる、無くすことになるが
 別の価値に変換し、大切なものが生かされれば解決するのだそうです

 「蛭子さんどうですか」
 蛭子さん
 「俺の場合は女房が勝手に捨てたり寄付もしてる、了解も無いけど任せている」
 先生
 「ご夫婦の場合、それでいさかいが起きても困るとか、妥協がありますけどね。
  親子で離れていると余計に
  「たまにしか帰ってこないくせに…」となりますよね」
 又吉さん
 「蛭子さん、お子さんに捨てろって言われたら…」
 蛭子さん
 「ほっといてくれ、と思いますね」

○遺産相続の問題
 次は遺産相続の問題。
 阪大のホリオカ先生の研究によれば
 遺産を残す動機は
 ・利己的
 ・利他的
 ・王朝的
 の3つがあるそうです

 利己的、は、
 親が自分を世話して欲しいから子供に財産を残す、という考え方
 親に財産があればそれを当てに子供が優しくしてくれる、
 あるいは親の世話をした子供により多く財産を残す、など

 利他的、とは子供のために遺産を残す

 「蛭子さんどうですか」
 「俺は平等にしたい」
 「じゃあ利他的ですね」
 「3人いるなら平等にすればって思う」
 「シンプルですね」

 王朝的、というのは家のため
 「○○家」という家を残す、という考え方だそうです
 「今はあんまりないかもしれないですね」

 先ほどのホリオカ先生の研究では、日米で遺産を残す動機の調査をしたそうです
 又吉さん、蛭子さん二人とも予想は
 「アメリカの方が利己的な理由が多いのかな」
 でしたが
 実際は
 ・アメリカは利己的な理由が3割以上、利他的な理由が6割以上
 ・日本は利己的が7割以上、利他的が3割以下でした

 つまり日本の方が、親のために遺産を残すことが多いらしい
 「子供が老後の親の世話をする」
 というのが当たり前の価値観だからこそ、
 それをしない子供は財産を受けとる権利なんぞない、と思われるのかもしれない。

 「ホリオカ先生は、宗教的なものが原因と分析しています」

 又吉さん
 「ドラマとかでよくあるのは
  長男が面倒を見てくれたから長男に遺産を残すといって
  他の兄弟がいやいや、ともめる例ですね」

(この研究はウェブでも見られました
www.iser.osaka-u.ac.jp ? library
 チャールズ・ユウジ・ホリオカ氏の研究で、
 詳しくいうとアメリカ、中国の都市部と農村部、インド、日本へのアンケート調査をもとに分析したそうです。

 アンケート項目には
 「お子さんがいる場合は遺産をどうするか」という質問で
 「いかなる場合でも遺産を残す」
 「介護をしてくれた子供にのみ残す」
 ほか、経済援助してくれた子、
 家業をついでくれた子、…に残すなどの選択もあり
 「残したいと思わない」
 「自分で使いたいと思うから残さない」
 「残せるほど遺産はない」
 という選択肢もありました

 選んだ項目ごとに、利他的、利己的、王朝的、と分けていきますが
 結果は
 利他的な理由を取るのが
 アメリカ68%、インド64%、中国都市部41%、中国農村部34%、日本33%の順。
 いかなる場合も残す人が多いらしい

 利己的なのが
 日本64%、中国農村部57%、中国都市部53%、インド32%、アメリカ31%の順

 ほか、残す場合も分配の割合も聞いていて
 「平等に分ける」
 「同居してくれた子に多く配分」
 ほか介護してくれた子、
 経済的な援助をしてくれた子、
 家業をついでくれた子、
 近くにすむ子、
 家事手伝いをしてくれた子…に多く分配する、などの選択肢もありました

 その結果もほぼ順位は同じでした。

 ホリオカ氏は理由の分析は今後、としていますが
 暫定的な分析として

 アメリカとインドは文化が違うのに共に利他的、
 中国の日本は経済的な発展度合いが違うが共に利己的、
 インドと中国は社会保障が整ってないが違う、

 ので文化でも経済でも社会保障でもないだろう、とのこと
 宗教心がアメリカやインドでは強いので、そのせいではないかとしています

  (個人的には、家族制度や習慣的な問題ではないかと思うのですが…
  日本の場合、
  「親の面倒を見ないからもらえる財産が少ない」
  てのは親が利己的、と捉えられるよりかは
  「そりゃしょうがない」という反応が多いと思う。
  多分、子供が親を見るのは「義務」「当然のこと」で、
  親のワガママとは思われていない気がする。
  多分、中国の農村でもにたようなものではないかしら。

  インドは知らないけど、
  アメリカの場合、子供は独立したら親は親で自立、という考え方なので、
  面倒を見るのは社会か近くの人でいいでしょ、という考え方になるのではないかしら)

○親子の経済格差
 また最近では
 子供と親の経済力が昔と違う問題もあるそうです

 昔は子供が成人し、就職、出世するにつれ、
 子供の経済力が大きくなりやがて親を追い越し、
 親を世話するようになっていた

 しかし今は不況、就職難、非正規雇用の増加などにより
 子供の経済力がなかなか大きくならない

 さらに、親の平均寿命が長くなり
 先生によれば
 「なかなかバトンを渡せない」

 又吉さんは
 「親世代と比べて、子供が大人になっても親を養えるだけの稼ぎが無くなってきているのが気になりますね」
 と、若者世代視点の発言をしていました。
 「僕らは何となく、子供が大きくなったら子供を養うもんだと思っていたし、
  テレビでも本でもそう、。
  昔はそうだったんかもしれんけど、
  今はもうそれが崩れていますよね。

  でもそれを差し引いて若者が見られていない。
  お前らちゃんとしろよ、
  というけど、できないというのをわかってほしい」

 先生は、世の中の環境が変わってきている、
 経済状況もそうだし、親子の価値観も変わる。
 そこは交渉費用をかけて話し合った方がいい、という感じで締め括っていました

○感想など
・お盆で帰省の話、というので、
 帰りにくい対策の話かと思っていたのだが少し違いました。
 お盆に帰りにくいのって、
 配偶者の親とかきょうだいとの関係に悩んで…ていう人も少なくないのでは。
 その辺も突っ込んで欲しかったなぁ
 (経済学でなんとかなるのかは分からんけど)

・家族は強いコミットメント、ホールドアップ、という話でアドラー心理学を思い出しました。
 親子とか強い関係になっていくほど
 この、お互いを縛る関係が悩みの種になる。

 アドラーさんの場合は
 「親不孝もの」
 と言われても子供が罪悪感を感じる必要はない、としています。
 「親不孝者」と親が思うとしても、
 それは親の課題、
 と割りきることだと。

 親不幸者、と思ってしまうのは
 親の課題に自分が巻き込まれているだけの話、
 自分が親を悲しませたのではなく、
 親が自分で悲しむことを自分で選び、
 それを子供のせいにしているだけだと。

 だから、子供は、自分の気持ちはどうなのか?と問えばいい。
 自分は、離れても親を大事に思っている、と考えられればいい。
 それを示すにはどうすればいいか
 親に提案し、対等に話し合っていくことなんだろう、と思います。

・実家の片付け問題はなるほどと思いました。

 うちも母親は昔からモノを貯めたがり、捨てられない。
 ていうか捨てても、
 そこを埋めなきゃ、
 と新しい家具を買うなど、意味不明の行動…

 私は高校の頃、そんなモノだらけの家が嫌で、
 だいたい防災上怖いのもあり、
 それも言うのにちっとも改善しないので、
 早く出たいと思っていました
 (それ以外にも理由はあるが)

 なので今でも帰るのは嫌ですね…
 そもそも寝る場所がない。
 だんなの家族もモノが多いのは嫌いなので
 「許可さえあればなんぼでも始末するで」と言ってました(笑)

 思うに、母の場合モノがないと不安なのかなと思います。
 「要らないものだけ捨てれば」
 「どれが要らないか分からない」
 「今見てる雑誌あるの?」
 「いつか見るかもしれないし…」
 「今見てなきゃ一生見ないよ」
 「そうだよね、それが出来ないからダメだよね」
 て言うだけで何も動かず。

 同居しているきょうだいも同じくモノをためる方なので
 もはや私は諦めています…
 (冷たいようで申し訳ないが、
 私は困らないからと割りきってます)

・ホリオカ氏の研究の話では
 「利己的」という表現に違和感を抱いたのですが
 あとで調べて、ホリオカ氏がどうやら日本人の方では無さそうと分かり、
 なるほどと納得しました。
 しかしそれと同時に
 「親の面倒を見ない子供は遺産が少なくてもしょうがない」
 的な考え方が自分に染み付いていることに気づかされました。

 たぶんこれって
 日本は戦国時代などでは、
 長男が跡をついで家をもらい、その代わり家や親を守る義務があり、
 次男以下は自分で頑張れよみたいな感じ
 (女性は嫁いだ男性の家に従う)
 だったけど、
 そこから延々と続く感覚なんだろうな~と思います。

 でも最後にも出ていた、子供の経済力低下の問題もあるし
 老いた親が子供に頼って当然、
 という発想をそろそろ変えていかねばならない時代になってきたのかなと思います。

 逆に言えば、日本はそれだけ国や社会が家族に福祉を頼りすぎていたのかもしれない。
 だからその代わりの受け皿として
 残された高齢者を社会で支える、
 あるいはシェアハウスみたいにお互い支えあう、
 という風に変えていかねばならないのかなと思いました。

話し合え、ていってもなかなか難しいのが親子だよね…と思います。
私の場合、離れている方が、母との関係は良いですね。

でも子供の節目には電話やらしようかな。

というわけで今回はこの辺で
posted by Amago at 14:01| Comment(0) | テレビ(オイコノミア) | 更新情報をチェックする

2017年08月02日

NHKBS世界のドキュメンタリー「チョコレートで痩せる?~ドイツダイエット商法のからくり~」

NHKBS世界のドキュメンタリー「チョコレートで痩せる?~ドイツダイエット商法のからくり~」

 ドイツ2015年製作のドキュメンタリー。

 私は知らなかったのですが
 ドイツで数年前、チョコレートのダイエット効果が話題になり、
 しかし後に、それはジャーナリストの嘘だと明らかになった、
 という話があったそうです

 そのでっち上げをした人たちのドキュメンタリーです。

 世の中に、根拠のないダイエット記事がはびこっている実態や、
 そのからくりを暴くのが目的みたいでした。

 個人的には、そもそも健康情報ってあんまり当てにしないのですが(笑)
 データを操作していく過程、
 キャンペーンをどんどんしていく過程が面白かったです。

というわけで内容から。
○健康に関する色んな情報
 世の中には2万8千もの健康情報が出回っているそうです
 色んな学会から、時には相反する説が出されている
 例えば
 ・炭水化物はパワーの源
 ・炭水化物は肥満、病気のもと

 ・加工肉の取りすぎはガンになる
 ・肉の飽和脂肪酸は心配ない

 ・クルミは前立腺ガン、アルツハイマーに効果あり

 ・ベーコンよりフルーツがいい
 ・フルーツの果糖は肥満の原因、中性脂肪を増やす

 ・魚は痩せる

 …などなど。どれがホントなの?

○科学的ではない「科学」
 しかし、これらに批判的な栄養学者ウーヴェ・クノップ氏は、
 「今の栄養学は科学的ではない」
 というような話をしていました

 彼によれば、今の栄養学のやり方は、データを集めて観察するだけで、
 仮説や推測に過ぎない。
 そこに裏付けはないそうです。

 「例えば
  「ネットテレビよりケーブルテレビを見る人が長生きする」
  という結果から
  「ケーブルテレビを見る人は長生きする」
  という結果を導いても
  それを信じる人はいないが、
  それが食物繊維になるとみんな信じてしまう、
  でも原理的には同じ」

 相関関係はあるかもしれないが
 因果関係を証明するものではない、とのことです

○科学を利用したがる人たち
 ではなぜこんな科学が出回るのか?
 研究者で科学ジャーナリストのジョン・ボハノン氏は
 「ダイエット産業に関わる企業などは、
  科学のお墨付きをキャンペーンに利用したがる」
 という感じの話をしていました

 彼によれば
 突拍子もないダイエット法でもほんの少しの科学の裏付け、真実の操作があれば、
 それは「科学的な結果」とされる
 企業は「科学」のスタンプがあれば、キャンペーンを行ってしまう。

 そして彼は、
 「このようなたくさんのいい加減な研究の結果によって、
  真面目な研究者への信頼を損ねるのが問題」
 と話していました

 我々は科学というものに敬意を払うが、
 その科学が正しいかどうかを判断するのは難しい、とのこと

○論文のからくり
 では、そこを利用してウソの科学論文をでっち上げ、
 学術雑誌に載せることはできるのか?

 ここで健康食品に関する著書を書いている医師グンター・フランク氏に
 論文の掲載について聞いています

 彼は、
 「ジャンクサイエンスも掲載の候補になる」とのこと
 論文の掲載は学者にとってキャリアがかかっているし、
 大学にとっては権威やランク付けになる。
 学者にとっては掲載されるのが大事なので、
 お金を払って掲載してもらうことだってある、と話していました

 論文だって金次第、なんですね。

○肥満学会に行ってみる
 これらの話を聞き、
 ライプチヒの肥満学会に潜り込んでいました

 そこには医師、製薬会社、ダイエット企業、食品関係の会社などのブースが…

 この学会は、肥満を「病気」として認識させ
 「肥満が治療できる」
 という意見を出すのが目的なのだそうです

 そうなれば、会員団体たちは
 「肥満という病気」を治すための薬品や食品を売り付けることができる
 学会は、これらの販路を拡大させるビジネスチャンス
 この売り込みに必要なのが「科学」というお墨付き、のようです

 どのブースでも
 「これは9000人を対象にした研究の結果です」
 「2型糖尿病、インシュリン療法の研究をしています」
 「クルミを全く食べない人と比較して、血管の弾力を与えることを証明した」
 など、「科学的な根拠」を話しています

 しかし先の栄養学者ウーヴェ・クノップ氏は
 この「科学的な研究」に疑問符がある、とのこと

 例えば被験者にアンケートをとって何を食べたか聞くとしても、
 それは事実なのかごまかしているか分からない
 しかし研究者たちは、
 その人たちが10年後長生きしているかなどを調べ、
 アンケートを根拠に
 「バナナを食べる人は長寿だ」とかいうような結果を導くそうです

○肥満症ガイドラインはスポンサーの意向も入っている
 ドイツには肥満症ガイドライン、というのがある
 この団体は、
 体の脂肪を減らすためのいいダイエットとは何か、
 の指針を示しているそうです

 この団体について、色々なダイエット療法に批判的な科学者イングリット・ムールハウザー氏(ハンブルク大学)は
 「肥満症ガイドライン作成委員が中立ではない」
 と指摘している

 彼女によれば
 作成委員にはダイエット企業と関わっている人もいて、
 それらの企業に有利な内容をガイドラインに反映させることはありうる、としている

 作成委員は6人からなるが
 うち4人は企業の役員になっていたり、研究費をもらっていたりするのだそうです

 栄養学者も
 「ガイドラインにスポンサーの意向が反映されることはありうる」
 と話していました

 そのうちの一人ハンス・ハウナー氏
 (ミュンヘン工科大学教授、ドイツの栄養学の権威らしい)に話を聞くと
 彼は
 「肥満症ガイドラインには長所も短所もある、それは他のガイドラインも同じ」
 「肥満療法の85%は、厳密な意味では科学的な確たる証拠はない」
 「肥満学会は本来は検証せねばならないが、
  多くは経験に基づく結論なので検証するのは難しい」
 と認めていました

 彼によれば、
 どの療法も、全ての人に有効とは限らない、それは仕方ない、とのこと。
 また、ほとんどのプログラムは、一年で参加者の3、4割が脱落し、
 対象者が減ってしまうので結果に疑いが出てくる
 研究そのものに限界がある、
 というような話をしていました

 また、彼がスポンサー企業からお金をもらっていることについても
 「仕方がない」

 科学者にとって研究費用を出してくれるのは、
 これらスポンサー企業しかないのだそうです

○実験にも意図が入れられる
 さて、このドキュメンタリーのディレクターたちは、
 先のフランク医師やムールハウザー氏に協力をお願いし
 にせのダイエット療法をでっち上げようと考えます

 先のムールハウザー氏は
 「実験の際は、被験者をグループ分けするが
  ここで意図的に分けることができる」と指摘

 被験者には、真面目で指示にちゃんと従う人もいれば怠けたがる人もいる
 しっかり協力してくれる人を介入群(効果を出したい方)に入れれば、効果は出やすいとのこと
 そこで導入期間を設け、被験者候補を見極めるのだそう

 彼女によれば、
 「ダイエット法を挫折する理由は
  お金がかかる、効果がでない、嫌になる…などです。
  やめた人たちは戻ってこないため、その分データは減ってしまう
  そこで研究者たちは、彼らが止める直前のデータを、
  最終データとして使っている」
 つまり脱落者、真面目に参加しない人がいても、研究は成立するそうです

 この方法は、肥満学会の推奨する療法の根拠となる研究でも使われているのだそう

○ダークチョコを使ったにせ実験
 さてディレクターたちは、先のフランク医師の協力のもと、
 にせのダイエット療法を作る実験を行います

 目をつけたのはダークチョコ
 被験者は16人、期間は3週間
 (被験者にはでっち上げだとは知らせない)

 参加した人のなかには、
 本気で痩せたい人もいれば、
 小遣い稼ぎのつもりの軽い気持ちの人もいたそうです

 彼らは被験者を3つのグループに分ける
 A 低炭水化物+チョコ(朝晩カカオ83%の板チョコレート半分ずつ食べてもらう)
 B 低炭水化物のみ
 C なにもしない
 グループ分けは番組ディレクターたちは参加せず、フランク医師が行ったそうです

 被験者には最初に
 健康や精神状態、睡眠の質などについて、
 質問事項に答えてもらう
 体重やお腹回りなどを測定
 毎日尿検査し、
 採血検査も行う

 論文に載せるため、なるべくたくさんのデータを取るそうです

○なぜ痩せたいのか
 ここでコラム的に、人はなぜ痩せたいのか?
 という話をしていました

 フランスにはデュカン・ダイエットなるものがあるそうですが
 その提唱者のデュカンさんに話を聞くと
 「女性はスリムな方が成功しやすい」
 とか言っていました

 スリムな女性は魅力的、
 彼の主観では女らしい方が自然なんだそう

 デュカン・ダイエットというのは厳格だそうで、
 最初の数日間はタンパク質、その後は野菜
 あとは週1でタンパク質をとる
 これを長期間続けるのだそうです。
 体重が少しでも増えたら責められる
 (かなりきつそう…)
 「太りすぎは内臓に良くないから継続せねばならない」とか。

 しかしこの方法で、健康状態を悪化させた上、精神的に追い込まれた人も少なくないらしい
 他の医師は
 「世の中のダイエット至上主義をやめるべき」
 とまで言っていました
 彼によれは、
 ダイエットで痩せたとしても1年くらいしかもたない
 痩せるべきという考え方は、
 人々の心理的な不安を増やし、混乱させるだけ
 とのことです

 たしかに痩せようと悩むより
 人生楽しんだ方がよっぽど幸せかも…

○被験者へのインタビュー
 さて、ディレクターのにせ実験にどんな人が参加しているか話を聞いていました

 ・Bグループに入れられた女性
  彼女はチョコが好きで、
  「チョコが食べられなくて残念」と話していました
  もともと低炭水化物食なので、
  食生活も体重もあんまり変わらないそうです

 ・Aグループに入れられた女性
  彼女は色んなダイエット方法を試したやや年配の方でした
  彼女によれば、何をしてもリバウンドしてしまうのだそう
  同い年の有名人がスリムなのを見て、羨ましく思うそうです

 ・Aグループに入れられた女性
  彼女はそんなに太っているようにも見えませんが
  いつも痩せなきゃと思っているそうです
  今回も、1㎏は痩せたけど満足しないそうです
  朝はチョコだけ、真面目に取り組んでいました

○結果を操作する
 実験開始後、3週間
 脱落した人はいないが、2人脱落したことにしたそうです
 (それらしく見せかけるため)

 またB、Cグループには、体重測定前に水を飲んでもらう
 (体重を文字通り水増しするため)

 また協力した医師の提案で
 2番目の数値を採用する、
 3日ごとの記録にする、
 など統計上の細工をすることにした

 そこで、統計学のエキスパートに嘘にならない程度に細工を頼んだそうです
 (依頼した学者は、本業は金融アナリストだそうですが…)
 「チョコレートに効果があると示せるようにしたい」
 と頼んだら
 「分かった」と言っていました

 1グループ4、5人しかいないのでバラバラなデータになるそうですが、
 しかしこれを統計のマジックで
 「Aは体重が減っている」
 「Cは増えている」
 などと都合のいい結果になるようにして
 (ただし、実際の結果から都合のいいものを選んだだけで、捏造はしていないらしい)

 これを英語の論文にしてプリントアウトしていました

○科学雑誌に掲載する
 これをどう公表したら効果的なのか?

 栄養学者のクノップ氏に聞くと
 「科学雑誌への論文掲載は絶対条件」とのこと

 一度掲載してしまえば、
 プレスリリースに、
 「どこそこの雑誌に論文が掲載された」
 と堂々と言え、何でも書けるそうです
 元論文までいちいち確認する人はいないから
 メディアはプレスリリースをそのまま転載し
 「ダークチョコでダイエット」
 の記事を大々的に書いていくだろう、とのこと

 また、先に出てきたジョン・ボハノン氏
 (ハーバード大学の方だそうです)
 に「ピア・レビュー」の雑誌に載せるにはどうすればいいか相談したそうです

 これは、正式発表前に研究がいいかどうか、
 第三者の専門家に精査してもらうための雑誌

 彼はオープンアクセスジャーナル
 という、ウェブ上で無料でも掲載できる雑誌を提案していました
 無料でも見られるので、色んな科学者の目に留まる確率が高くなる

 そしてお金さえ積めば、いい雑誌にも掲載できるそうです
 また、お金を払えばいい雑誌の共同執筆者にもなれるそうで
 中国では盛んなのだそう

 数年おきに、このような不正は発覚し問題になるが、
 それは氷山の一角だろう、と話していました

 …これらのアドバイスを受け、
 ディレクターたちは
 「ダイエット&ヘルス協会」
 という団体を立ち上げ、シンプルな英語のウェブサイトを作る
 (自称「健康科学シンクタンク」だそうです)
 論文を30のオープンアクセスサイトに送ったそうです

 すると、いくつかの雑誌から掲載の依頼が来たそうです
 なかには100ドル払えば掲載する、という雑誌もあり
 責任者はパキスタンの教授
 どう見ても関係なさそうな分野の方なので
 金儲け目的だろう、と話していました

 結局、
 「International Archives of Medicine」
 という有名なジャーナルに載せたそうです
 ここまで半年かかったらしい
 (大がかりなでっち上げですね…)

○公告作戦
 ボハノン氏に、さらに目立つ方法を聞くと
 「プレスリリースが重要」
 とのこと

 魅力的なタイトルを載せ、
 話題性を持たせること、
 資金があると尚良い。
 見映えのするイベントに参加し、派手な公告を打ち出せば話題になる、
 内容はともかく、いわゆる「科学的なもの」として人々の頭に浸透していく、とのこと

 アドバイスを受け、彼らはblogも立ち上げる
 「チョコレート・トランスフォーメーション」というキャッチコピーを使用
 Facebookやファンのページも立ち上げたそうです

 「科学者が異論を挟まないことを祈るばかり」とは話していましたが…

 彼らは悪ノリ?して
 ビキニ姿の女の子を使った宣伝用の動画も作る
 「健康でスリムって最高!
  それが「チョコレートトランスフォーメーション」」
 みたいな感じのキャッチコピーを言ってました
 (ちなみにこの子は他にも色んな怪しいダイエット商品の宣伝に出ているそうで
  出演料は15ドルだそうです)

 他にも
 「リバウンドにさようなら」と話す女の子たちの動画、
 Facebookにさくらを混ぜる、
 飛行機の機体に宣伝の公告をつけているかのような動画、
 テレビのスポットCM、
 …などなど、あらゆることをやりまくる
 (ディレクター仲間は「彼が予算を使いきらないうちに止めなければ」とボヤいてましたが)

 テーマソングも作る
 バラード調で女性が歌うもの ラッパーの男性が歌うもの
 フランスにも公告を出す

 さすがにメディアのプロだけあって、宣伝作戦は多種多様ですね。

○世間の反応
 …しかし、しばらくは反応なしだったそうです
 一部のblogが取り上げる程度
 ドイツのジャーナリストたちに
 「リバウンドの代わりにチョコを」
 というプレスリリースを送ったが、なにもなかったそうです

 しかし。

 ドイツの一番売れているビルト紙が、
 なんと一面で取り上げたそうです
 タイトルは
 「何という美味しい研究、
  チョコレートで痩せるなんて」
 その後、他の新聞やテレビ、女性誌などでも取り上げられるようになる

 さらに、イギリスやアメリカにも送ったところ
 イギリスの新聞が
 「世界はカカオに夢中」
 と取り上げる

 他、インドでも有力新聞が取り上げ、他のメディアも追随
 オーストラリアでも女性誌で取り上げられる
 ロシアなども取り上げたとか

 アメリカはさすがにしばらく反応が無かったが
 イースターに乗じ、
 ネットテレビ局が取り上げていたそうです

 しかしこれだけでっち上げ記事が広まっても
 協力した医師は
 「害はない、おやつになった程度」と話しています

 画鋲を腕に刺す、とか、危険な話を推奨するなら問題だろうが、
 それでも同じように広まるだろう、と話していました

○被験者に真実を告げる
 これだけ広まって作戦成功、となったところで
 被験者に医師が一人一人に種明かししたそうです

 リバウンドに悩んでいた女性は
 「意地悪ね」とコメント。
 彼女は実はチョコはあまり好きではなかったらしい。
 「カカオ83%のチョコなんか不味いわよ」(笑)

○まとめ
 ディレクターたちは
 「我々の記事は美味しいダイエット、として何百万人が信じてしまった、罪悪感を感じる」

 「そうかな?僕はジャーナリストが一人として真実を調べなかったのが問題だと思う」

 「そんな必要ある?メディアは売れればいいのよ、
  それにそういうことは今までにもあった」

 「ダイエットビジネスは胡散臭い、
  ジャーナリストは売れるからとそれに手を貸している、
  科学者と企業もみんな、それを利用してもうけている」
 と話して終わっていました

○感想など
・このドキュメンタリーで、
 日本はスルーされていたのが納得いかないが(笑)

 それはさておき、
 この番組は最後チョコレートダイエットは嘘でした、
 となっていましたが
 実際はダイエット効果がある、という話は最近出ていますね。

 ただしそれはやり方があって、
 高カカオ(含有率70%以上)、
 砂糖が少ないものを
 食前か食後に少しずつ食べる、
 というもの…

 チョコダイエットのメカニズムは色んなサイトにありますが
 例えばhttp://rakuyase-diet.jp/archives/10266
などでは
 ・血糖値を上げる
 ・食物繊維でお腹が張る
 というものがあるようです。

 チョコに含まれる糖分で、食前にちょっと食べて血糖値を上げて、
 他のものを食べるのを抑えられる。
 あるいは食後にちょっとだけ食べれば、
 食べたりない感を満足させられるのだそうだ。

 また、高カカオ含有率のチョコ50gには、1日に必要な食物繊維の1/3が取れる、
 というほど繊維が多いのだそうだ。

 まぁ、いずれにしろ食べ過ぎは駄目ってことですね。
 しかもカカオ含有率の高いやつって、値段も結構するのよね…

 その他、チョコレートは健康にもいいという話があります。
 というか最近はそっちがメインかな?
 例えばさっきのサイトでは
 ・免疫力アップ
 ・肌を綺麗にする
 ・シミを防ぐ
 (これらはいずれも、
 カカオのポリフェノールの抗酸化作用、炎症を抑える働きによる)
 ・腸内細菌を整える
 ・善玉コレステロールを増やす
 ・血液の酸化を防ぎ、サラサラにする
 ・セロトニンというホルモン(幸福感に関係する)を高める
 …などの作用がある、と書かれていました。

 そのほか、チョコレートが健康にいいことを示す研究が日本で行われた、
 というサイトもありました

 http://www.meiji.co.jp/chocohealthlife/news/research_final.html

 では愛知学院大学と明治の共同研究で、
 蒲郡市の45~69歳の350人くらいに
 カカオ75%のチョコレートを
 1日5g×5枚、4週間食べてもらい
 食べる前と後で血圧や血液検査をして比較した、という研究があります

 (これも企業がらみなので、
 結果がいじられている可能性はありますが)

 それによると
 ・血圧低下、
 ・HDLコレステロール値上昇
 ・「BDNF」(脳由来の神経栄養因子、脳の神経などの再生や新生に関わるらしい)
 が増えた、
 ・動脈硬化の指標となる炎症、酸化の指数が、元々高い人に関しては減少した

 などの結果があるそうです

 他の研究にも、カカオのポリフェノールは
 脳の血流を増やし、認知症を防ぐ、
 などの働きもあるそうです

 最近はダイエットっていうより
 健康効果で大公告を打っている感じですね。
 まぁ、古代ではチョコレートは医薬品だったんだから
 体にはいいんだろうけど。

・しかしそれよりも興味を持ったのは結果の操作の過程です。
 私は雑誌に論文を投稿したことはないが
 論文を書いたことはありまして
 データの中でストーリーに一番合いそうな写真を選ぶ、
とかいうことはたしかにするなぁと思いました。

 薬品会社の治験とかも、データを変えていたという事件もあるし、
 スポンサー、あるいは望む結果に合うように操作する
 というのは珍しくないんだろうなと思いました。

 それにたしかに科学者は研究費を確保するのが大変で
 大学でも先生方が奔走しているのをよく目にしました。

 それにしても、広告の打ち方はやりたい放題?
 信じてしまった人には申し訳ないが、
 見ていてこうして事実は作られるのかー、すごいなーと思ってしまった。

・番組の最後に、ディレクターさんたちが
 「科学を利用して、科学者も企業もジャーナリストも金儲けしている」
 と批判的な言葉を言っていましたが
 私は個人的にはそれで経済が潤うならそれもありなんじゃ、
 と思ったりします…

 消費者もこういう健康に関する研究は絶対なものとして受け止めるのではなく、
 1つの参考、エンターテイメントとして受け止めればいいのでは、と思うのですが。

 その上で、リンゴダイエットだの納豆ダイエットだの出て、
 また面白いの出てるな~とか楽しんで、
 その商品が買いたければ買えばいい、でも買う必要もない。
 それで儲かる人がいればそれはそれでいいんじゃないですかね。

 番組の途中で、
 ガイドライン作成の方が
 「みんなに効く健康法、ダイエット法はない、それは仕方ない」
 と言っていましたが、
 それはそうだと思います。

 なのでそもそも万人に効くダイエット法、健康法、
 あるいは楽して痩せる方法
 なんてのを求める方が間違っているんじゃないかなぁと思うのです。

 自分の体を観察して、
 こういう状態なら何を食べたらコンディションが上向くか
 自分の責任で管理するしかない。
 その上で、新しいダイエット法が合いそうなら試せばいい。
 消費者が冷静になることが
 これらの捏造?が減る1つの手立てにもなるし
 自分の体も健康に保てるようになる近道だと思います。

・まぁとはいえ、楽して痩せたいな~って気持ちもよくわかる。

 こういうダイエット法にすぐ飛び付いてしまう心理は何なんだろう、
 という角度からアプローチしていくのがいいのかもしれない。

 そうしていたら、実はストレスが溜まっていたと気づいたり、
 この前オイコノミアでやってたみたいな、
 行動心理学的な対策(高カロリーのものを近いところに置かない、とか)
 ができるのかも。


 科学は無条件に信頼したくなりますけど、
 情報の受け手も疑うこと、一歩引いて冷静になること、が大事ですね。

 私もネットで調べるとき
 一応元ネタも探しますが
 最後に自分に取り入れるか決めるとき、信じるのは自分の感覚です。
 そんな風に、これからも賢く情報と向き合っていきたいなと思いました。

というわけで今回はこの辺で。



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2017年08月01日

BS世界のドキュメンタリー「”肉“は健康の敵?~meat~の真実」

BS世界のドキュメンタリー「”肉“は健康の敵?~meat~の真実」

 イギリス2016年製作のドキュメンタリー。
 少し前に菜食主義者の本を読んで以来、肉食が気になっていたので見てみました。

 まぁ、内容としてはやや薄いかなぁと…
 情報よりエンターテイメント性が強いかな~と思いました

 番組は、八百屋さんをしている男性(でも肉が好き)が進行役。
 最近、肉食が健康によくないと言われているが本当はどうなのよ?と思い、
 科学者に取材して回ったそうです。

○肉を食べるメリット
 最初は栄養士さんに、肉の栄養価について聞いてました。

 肉は栄養が豊富で、他の食品で代替しようとすると大変
 230gのステーキ肉に含まれる栄養素を取ろうとすると
 ・亜鉛(エネルギーの生成に必要)は、海老1kg分
 ・セレン(免疫機能に大事)はブラジルナッツ1杯
 ・ビタミンDは卵1個分
 ・カリウムはバナナ2~3本分
 …など、たくさんの種類を食べねばならないらしい

 一番難しいのは鉄分で、
 植物性のものは吸収が良くない。
 肉は栄養を摂るのに効率がいいのだそうだ。

○肉のデメリット
 次は肉のデメリット。
 ここでは
 ・ガンの発症を高める
 ・心疾患のリスクを高める
 という2つの話を取り上げていました

○加工肉の発ガン性物質
 イギリスで一番消費が多いのはハム、ベーコンなどの加工肉ですが
 WHOによればこれらは大腸がんの原因となるそうです

 原因物質は防腐剤の亜硝酸ナトリウム
 これはボツリヌス菌の繁殖を防ぐ効果があるが
 体の胃酸と反応し、発ガン性物質を作ってしまうのだそう

 しかし、レディング大学の研究者は
 この亜硝酸ナトリウムを減らす物質を開発しているそうです

 これは緑茶などの植物から抽出したエキスだそうで、
 亜硝酸ナトリウムを半分におさえ、
 発ガン性物質の生成も劇的に減少させるのだそうです

 この研究者の話によれば
 全ての加工肉に使えるらしい

 味に影響があるか、番組進行役の男性が学生に食べてもらっていましたが
 4人中3人は市販品よりこちらの方が美味しいと言ってました
 (サンプル少なすぎ…(笑))

 まぁまだ開発段階で、市販はされていないそうです

 (ちなみに亜硝酸ナトリウムは、日本では赤みを出すためのもの、という意味合いが強いように思います。
 なので最近は、亜硝酸ナトリウムを使わず、敢えて色が悪い加工肉なんかも出てますね。

 また、大学が開発しているというこの物質については、調べたけど分かりませんでした。
 結果が大きければ出ているはずだし、まだ研究段階なのかな?)

 また、WHOによれば
 800の論文を調査した結果、
 加工肉は大腸ガンのリスクを上げるそうです
 リスク分析の専門家によれば、
 ベーコンの2切れはタバコ4本吸うのに相当するとか

 (WHO(というかその傘下のIARC)のだしたこの結論は
  10カ国22人の専門家が約800本の論文を調べて導き出されたものだそうです。

 https://style.nikkei.com/article/DGXKZO94530680Y5A121C1TZQ001
 この団体は、色んな食品の人への発ガン性を調べ、5段階に分類しているそうで
 加工肉は最も発ガン性が高いグルー プ1、
 赤肉はその次のグループ2Aと判定されたそうです

 グループ1には喫煙やアスベストもあり、
 加工肉がこれらに匹敵する発ガン性がある、ということで
 反響は大きかった、とのこと

 しかし理由はよくわかりません。
 発ガン性物質のせいか、動物性脂肪のせいなのか?
 このときはリスクが高まる仕組みについては示されず、批判もあったので
 WHOはあとで
 「加工肉を食べないよう求めるものではない」
 という追加コメントを出したそうですが…

 また、これは外国の論文が主で、
 肉を多めに食べている国の調査が中心だそうです

 日本は肉の摂取量はドイツの1/4、
 世界でも低い方の国なのだそうです
 確かに食生活の欧米化で大腸がんは増えているので、気を付けねばならないが、
 今のところガツガツ肉を食べ始めない限りは
 敢えて控える必要は無さそうです。

 むしろ肉は良質なタンパク質やミネラル、ビタミンもあり
 高齢者の筋力維持には肉が必要、とも言われるし
 (沖縄の長寿の秘訣は豚肉の摂取…という話もあるし)
 極端に減らす方が問題かもしれません。)

○赤身肉の発ガン性物質
 WHOによれば、赤身も発ガン性物質を作るそうです
 その原因はPAH(多環芳香族炭化水素)
 コゲとかススに多く含まれているそうです

 なのでバーベキューなどの肉はリスクが高くなる
 焼けた所のこげ、滴った油のこげ、それらの出すススなどが危険らしい
 (日本でもサンマの焦げがガンになる、と一時期言っていたので
  それと同じなのかな?)

 しかし番組の実験によれば
 スモークチップで温度を下げればある程度効果があり
 マリネ液に浸してから焼き、膜を作るようにすれば
 発ガン性物質の量は半分以下にできるそうです

 (マリネ液はビールで作ってある僕の特製、とか言ってたんですが
 レシピも教えて欲しかったなぁ…
と思い調べたら、レシピを載せてくれている所がありました。

 http://youpouch.com/2014/04/27/191078/

 「Agricultural and Food Chemistry」という雑誌で公表されたそうですが、
 ビールの中でも「黒ビール」「ピルスナー」「ノンアルコールピルスナー」が最も効果があるそうです

 豚肉を4時間マリネして焼いた結果、
 PAHはマリネなしの肉と比べ
 ピルスナーは13%低下、
 ノンアルコールピルスナーは25%、
 黒ビールは53%低下したそうです

 研究チームはこれはビールの抗酸化作用によるものではないか、と分析しているそうです。

 ちなみにマリネ液のレシピは
 ・オリーブオイル1/2カップ
 ・黒ビール1カップ
 ・レモンジュース 1/4カップ
 ・つぶしたニンニク4片
 あとは塩、こしょう、ローリエ、マスタード、バシル、オレガノなど
 ピルスナーはあんまり日本では見ないけど
 黒ビールなら良さそう。でも黒ビールって高いのよね…)

○心臓疾患のリスク
 次はノッティンガム大学の実験。
 普段から肉をよく食べる人が3ヶ月肉を減らしたらどうなるか?を実験したらしい

 被験者は40人、週5回は肉を食べる人
 肉を減らして食べてもらい
 食べたものを記録してもらう
 減らし方は本人に任せる

 途中経過を取材してましたが
 開始前には4日間で1.3kg食べる人(多いのかよくわからんが、推奨される量の5倍らしい)
 など肉好きが多かったようでした

 研究者によれば
 赤身肉は3種類の脂肪を含む
 ・飽和脂肪酸…悪玉コレステロール(LDL)を増やす
 ・一価不飽和脂肪酸…オリーブオイルなどに含まれ、まぁまぁ健康にいい
 ・多価不飽和脂肪酸…善玉コレステロール(HDL)を増やす、健康にいい

 赤身肉は、飽和脂肪酸が多く、多価不飽和脂肪酸が非常に少ない
 しかも飽和脂肪酸が悪玉コレステロールを上げる力は
 多価不飽和脂肪酸が下げる力の2倍あるらしい

 研究者の予想では、肉を減らせばコレステロールも減る、というもの

 結果は、善玉コレステロールはあんまり変わらないが
 悪玉コレステロールは平均10%減ったそうです
 しかももともと悪玉コレステロールが多い人ほどその減り幅は大きかったそうです

 結果を聞いて、被験者は
 「これからは肉を控えようと思います」
 と話していました

○健康な鶏肉はどれか
 イギリスでは、40年前と比べ
 羊肉や牛肉の消費量が減り
 鶏肉の消費量が増えているらしい(335%アップ、とか、つまり4倍?)

 これは1970年代に効率的な養鶏法が確立され、値段が下がったためだそう

 今ではオーガニックチキンなどいろんな値段のものが出ているが
 実際栄養はそんなに変わるのか?を調べていました

 スターリング大学の栄養学者によれば
 ・1㎏370円の肉
 ・1㎏640円のトウモロコシ飼料の肉
 ・1㎏820円の放し飼いの肉
 ・1㎏950円のオーガニックチキン
 ・1㎏670円の特別飼料の肉
 を比較したところ

 脂肪量に関してはあまり変わりがない
 強いて言えば、飽和脂肪酸は、トウモロコシ飼料の肉が一番多く
 放し飼いが一番少ないそうです
 ω3、ω6脂肪酸の割合で言えば
 一番安いのが一番バランスがいいらしい

 つまり育てた環境にこだわるなら高いのを買えばいいが
 脂肪の量に関しては値段が何でもさして変わらないらしい

 これはモモ肉の比較で
 よりヘルシーなものを求める人は、むね肉で皮を取り除けばいいそうです

○肉の解体現場
 次に進行役の男性はと殺場を訪れています
 ちなみにこの方の妻は菜食主義者だそうで
 この取材で菜食になるのを望んでいるとか…

 と殺する前には、動物たちを落ち着かせる場所がありました
 ストレスがあると分泌されるコルチゾールというホルモンは、
 肉を固くさせ、色も悪くなるそうです

 解体現場は割りとさらっと紹介されていました
 男性によれば
 解体されるのを見て、肉を食べるのが申し訳ないというより
 さらに感謝の気持ちが強まったそうです
 なるべく無駄にせずに食べることが、
 動物への感謝の意を示すことになるのでは、と話していました

○臓物も食べよう
 動物の臓器はあんまり消費されないらしい
 しかしシェフによれば
 臓器は栄養価が高いらしい
 心臓、腎臓もいいが、一番栄養価が高いのは肝臓

 脂肪はほぼゼロだが、タンパク質も豊富、
 ビタミンA、B、D、Eや
 鉄分、セレン、マグネシウムなどのミネラルも豊富だそうです

 シェフが作った臓物料理を、目隠しをしていろんな人に食べてもらってましたが
 知らなければ美味しい、という人が多かったです
 でも物を見て「知っていたら食べなかった」ていう人もけっこういました

 臓物は、値段は赤身の1/10だそうで
 余すところなく食べましょうという話をしていました
 (そこまで言うならレシピ書けばいいのに…と思ってしまった。
  また、この時はバター焼きとかしていて、
  バターも油たっぷりなんじゃ…と若干突っ込みたくなりましたが(笑)

 外国の人って内臓食べないのかな?
 日本人は焼肉屋でホルモンを食べたり、
 焼き鳥でもホルモンがあるし
 モツ煮込みなんかもあるので
 あんまり抵抗はなさそう。

 一応レバーの臭み消しについて調べました

 https://cucanshozai.com/gourmet/2009/09/liver-pretreatment.html
 http://kurashino-hitoshizuku.com/582
 など。他にもありましたけど、
 ・まず新鮮なものを選ぶ
 ・買ったらすぐに脂や血の塊などを取り除き、
 ・流水で濁りがなくなるまで洗う
 ・熱湯にさっとくぐらせ、氷水に漬ける
 てのが基本
 ビタミンがなくなるので長い時間水にさらさない方がいいらしい

 あとは臭みを消すために色々やり方があり
 ・牛乳に漬け込む
 ・ヨーグルトに漬け込む(乳脂肪が臭みを取ってくれる)
 ・出がらしの緑茶(緑茶成分は牛乳より効果があるらしい)
 ・すりおろし玉ねぎ
 ・酒と生姜
 ・お酢につける、という方も…
 鶏レバーの場合は臭みが少ないので塩水(ただし何回か取り替える)
 のもいいらしい。
 漬け込み時間は20分という人もいれば、1~2時間とかいう人もいて様々ですね。

 そのあとの調理法としては
 ・ニンニクや生姜、ハーブを臭み消しに使う
 ・ウスターソースをかける
 など、臭みを消すやり方が多い。
 あと
 ・パイナップルの缶詰を使う
 という人もいました。

 ちなみに私が好きなのは
 豚のレバーを素揚げしたもの。
 これは臭みがなくなっていいです。
 昔父親のつまみになっていたものをよく横取りしてました(笑)

 でも内臓って、買おうと思うとそんなに安くはないかなぁとは思うのだが、 
 牛肉買うよりは安いのかな)


 番組では最後に、
 肉は栄養が豊富といういいところがある
 発ガン性や心疾患のリスクを高めるデメリットもあるが
 食べ方や食習慣次第で防げますよ
 という感じでしめくくっていました。

○感想など
・ドキュメンタリーというし、
 菜食主義者の話が出てきたし、と殺の話もあったので
 もう少し動物愛護的な観点でも突っ込んでくれているのかな~と期待?していたのだが、
 基本的に肉食は悪くないよ、みたいなソフトな内容になっていて、
 そういう意味では少々物足りなかったかなぁと思います。

 ただ、と殺場を見た男性が
 「感謝の気持ち、無駄にしてはいけないという気持ちが高くなった」
 と話していたのは大きいと思いました。
 動物愛護の観点から肉食をしない人もいるけど
 いただく命に対して感謝、尊敬の念を抱くのも
 また動物愛護なのではないかとも思います。

・栄養価や発ガン性物質については、
 昔から話題になっているので
さほど目新しくはないかなーと思いますが、

 亜硝酸ナトリウムを除去(吸着?)させる試薬を開発、というのは初耳でした。
 (使うのを止めるのではなく、薬品で取り除けばいい、という発想が欧米らしい…
 と個人的には思うが)

 ちなみに普段食べる分には、
 亜硝酸ナトリウムはゆでてゆで汁を棄てたらある程度は減らせるそうです。
 食パンなどの防腐剤も、トーストしたら減るのだそうだ。

・赤身肉は脂身を取ればタンパク質だらけなのかと思っていましたが
 赤身肉自体にも脂肪酸が多いというのは知らなかった。
 (霜降りなどは多いのだろうけど)

 鶏肉は脂身がまだ少なく、
 魚は不飽和脂肪酸が多い。
 でも魚や鶏肉に少なくて牛肉、豚肉に多い栄養もあるから
バランスが大事なのでしょうね。

 最近は糖質制限とかいって
 肉ばかり食べる人もいるのでしょうけど
 そのために血液ドロドロになった…という例もあります。
 どの栄養も食べ物も、ほどほどに美味しく食べたいなと思いました。

気楽に見られる番組でした。
というわけで今回はこの辺で。
posted by Amago at 14:13| Comment(0) | テレビ(科学) | 更新情報をチェックする